うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

観光

2008年08月31日 10時20分50秒 | Diary(~2010)
 昨日、大学の友達が姫路城を見たいということで、何年かぶりに登ってきました!私は、文学館でやってる篤姫展を見たくて、一緒に観光した。

 宮尾登美子と小説天璋院篤姫展は…、期待してたよりあんまりよくなかった…(汗)篤姫が好きだからせっかくだし行ってみようと思ったんだけどねー。展示スペースが狭かった。


 姫路城は、やっぱりきれいで登るのはちょっときつかったけど楽しかった。天守閣からの見晴らしが最高!!バイトしてても目に入るからあんまり登るのに積極的じゃなかったけど、間近で観ると細かい部分がよく見えて立派でした。友達は、カメラでお城の写真をいっぱい撮ってた。

 天気が雨が降ったりやんだりでよろしくなかったけど、緑がきれいでした。


 体力的にちょっと疲れたけど楽しい一日でした!

楽しみな授業最終日

2008年08月29日 21時16分04秒 | student(university)
 昨日は家に着くとさすがに疲れが出て、今朝もしんどいなぁと思ったけど今日が一番楽しみな日だったので頑張って早起きして行った。


 最高!!すごく楽しい~。笑顔になる。今日も午前中は講義で、午後から人形遣いさんによる解説、「道行初音旅」の実演、昨日受講生が質問を書いたのでその質問の回答という流れでした。


 午前中は、やっぱり眠くなったけど持ち堪えた。中国演劇における道行と、近世大阪の芝居町についてでした。昨日まではすべて国文の先生の講義でしたが、今日は、中文と日本史の先生の講義でした。中国の演劇や詩は全然詳しくないから面白かった!「うずまき」が象徴的なものとして使われてた。
近世大阪の芝居町は、歌舞伎のことについていろいろ学んだ。芝居主、座本、名代、などなんとなくしか分かってなかった芝居を興行するために必要な役割についてきちんと理解できた。


 午後からは、ほんと楽しくて心ときめいた☆技芸員さんの話術も面白かったし、見るもの聴くことがすべて私の知らない初めてのものだから関心するし楽しいのーっ。


 種明かしも観せてもらって、そういう風になってるのかとまたまた関心。狐が物陰に入ってすぐに人間に変わるというのを裏側から観せてもらった☆客席からは狐の尻尾だけが動いてるのが見えてて、まだ人形遣いさんが遣ってるように見えるけど、実は他の人にバトンタッチして人間の人形を遣う準備をしてるというものでした。その場面では人形遣いさん自身も衣裳が変わる。一ヶ所で袴も留めてるだけでその結びをほどくと下の着物に早変わり!それも着るところから見せてもらった。


 普段観られないところを観せてもらって解説してもらってほんといい授業(6時過ぎに家を出ないとだめだけど)。
 他には、宙のりについてもどういう仕掛けでやってるかというお話を聞いて、すごく大変だとおっしゃってた。うーん、私、宙のりしてるのは観たことないからぜひ観たいっ。今回とりあげてる『義経千本桜』でも、狐が山へ帰っていく場面でも宙のりするらしいけど、人形遣いさんをワイヤーで吊る設備のない劇場だと狐だけワイヤーで吊るらしい。それでラジコンで顔が動く狐を見せてもらった。手作りされたと伺ってスゴいなと思った。軽くするのに苦労されたらしい。


 お待ちかねの実演では、静御前に注目して観ました。大夫さん2人、三味線弾きさん3人で人形が静御前と忠信、そして狐と去年より技芸員さんの数が多かった。
 静御前は、袴じゃなかった(汗)私の記憶間違いかな…。着物が美しくて、エメラルドグリーンの羽織(?)に赤の着物、途中で赤いの脱いで白地の着物になった。ほんとの舞台よりかなり狭いスペースだけど、静御前は、静御前に見えたし、忠信はすごく勇ましく見えた。

 昨日教えて頂いた狐の仕草を忠信がしてて、「昨日習った分かる分かる」と思った。狐からすぐ人間になる所も客席から観るとこんな風かと分かった。
 人形の方ばかり観てたので大夫さんの語りや三味線の音色についてはあまりコメントできない…(汗)ええ声してはるなぁとは思ったけど…。



 実演のあとの受講生からの質問に答える時、私は昨日家に帰ってからしくじった!て思ったことがある。私は、昨日二つ質問を書いて他にも同じ質問した人が多かったみたいで二つとも答が聞けた。それはうれしいけど、質問書いとけばよかったということがあった。

 家帰って、夕刊見たら講師で来てくれてはる人形遣いさんが写真で出てて、パリ公演について書いてあった。それが目に入った瞬間、パリ公演はどんな感じでしたか?って聞きたいって気持ちがむくむくわいた。誰か質問してくれてるかなと思ったけど、なかった…。パリ公演があった直後にそれも新聞で読んで、すごいなぁと思った記憶はあるけどすっかり忘れてた。話聞きたかったなぁ。質問もちゃんと考えとけばよかったよー。

 ちなみに、私の質問は初心者にお薦めの演目は?と若い人への文楽の普及活動についてでした。初心者にお薦めの演目は?について、私は11月公演の演目の中でどれかって聞きたかったけど、他の人は、全部の中でっていうのが多かったみたい(友達を誰か一緒に観にいこうって誘いたいから参考に…)。回答は、義太夫節に慣れる(何回も通う→幕見席や2等席の活用)、自分でも義太夫節を声に出してみる、イヤホンガイドを使うなどでした。人によって初めてでこの話は難しいんじゃないかと思っても面白かったりするからなんとも言えないらしい。それに言ったとしてもそれが舞台にかかるか分からないしということでした。

 若い人への文楽の普及についても私はもっと同世代の人に文楽を知って楽しんでもらいたいというのがあったから書いた。答は、学生世代というよりもっと幼い子供に向けて、幼稚園や小学校に行って体験してもらったり見せたり、授業として児童が大夫、三味線、人形の3つのグループに分かれて発表会を目指して取り組むなどの活動をなさってるとのことでした。

 他には、歌舞伎を観に行って参考にしますか?や思い出の舞台は?や毎日同じ演目を演じるにあたり新鮮な気持ちにするには?や、新作は必要と思われるか?などの質問があった。

 まだまだ書ききれないくらいたくさん文楽の知らない部分について学び、感じました。心ときめき、笑顔の素敵な時間を過ごせました!

 この勢いで卒論&レポートをやるっっ!

 そして10月には、この集中講義で学んだことを心に留めて、『義経千本桜』を観に行きます!

楽しみな授業2日目

2008年08月28日 17時09分22秒 | student(university)
 今日は、午前中が購読と浄瑠璃の言葉についての講義で、午後からは先生が技芸員さんにこの作品についてや最近どんな作品をされたかなどを聞いて、実演がありました(o^o^o)


 購読は、内容の解釈で掛詞や和歌を踏まえた表現であることや言葉の意味などを教えて頂いた。

 浄瑠璃の言葉は、文法の先生が作中の自称詞(一人称)と対称詞(二人称)についてお話して下さいました。当時は身分が大きく影響してて、中には武士しか使わないものもありました。「拙者」は武士しか使わなかったらしいし、話す相手が目上か目下かでも使う言葉が変わってました。若干眠かったけど、篤姫から例をひいての説明に一気に覚醒!!篤姫を欠かさず観てる私には興味深く、登場人物の上下関係も頭に入ってるから分かりやすかった。江戸時代末期だからやや変化してるみたいで、篤姫は、ドラマの中で自分を一貫して私(わたくし)と呼んでるらしくそれには根拠があるというのを示して下さり、考証をちゃんとして作ってるんですねという先生のコメントに関心しきりでした。


 午後からは、素浄瑠璃(人形なしで語りと三味線だけ)を聴いた。先生と狐忠信(狐が化けてる)について話してる時と顔が全然違ってて、大夫さんの鬼気迫る語りに見入ってしまった。三味線弾きさんも口を一文字に結んで弾いてはって気迫に圧された。距離が近いから余計に目に見えへん何かがぶつかってくるような感じがした。
 この場面の語りや三味線の工夫についてもお話を聞きました。「狐」っぽくする工夫がいろいろしてあるということでした。三味線の弾き方も語りも狐が出てくる話はこんな風にするていうのがあって、ふむふむって感じでした。知らないことばかりだから大夫さんや三味線弾きさんの口から直接解説を聴けて楽しい苦労する所や、聴き所なんかも聴けたし


 人形は今日は観られないと思ってたら、観られました☆いろんな型を説明しながら実演で観せてもらった。他には狐ならではの(狐が化けてるからその片鱗みたいなもの)仕草や、耳が動くかしらの耳が動くところや、着物を一瞬にして脱いで髪もばさっとほどける所とかいっぱい観せてもらった。3人遣いの息ピッタリなところはすごいなぁと思った。いつ観ても3人で一体の人形を遣うってすごいなぁと思う。耳が動くのは、たぶん普通に舞台で観てたら分からないと思いますっておしゃってて、しかも舞台中に耳を動かすのは1回だけ!!というレアな場面をみせてもらっちゃった狐忠信は、手と足がキツネっぽく作られてるのがあってそれも初めて見たから面白いなって思った
狐の遣い方も観せてもらって、犬じゃなくて狐に見せるためのポイントなどを聞かせてもらった。狐は、ぬいぐるみみたいな感じだけど、一度人形遣いさんの手にかかると妖しい雰囲気の狐に見える。
 舞台下駄(主遣いの人が背を高くするために厚底の下駄をはく)をはいてはる所ってほとんど見たことないから新鮮やった。舞台の時は、足元はまったく見えないからね。


 2日目も楽しかった

 いよいよ明日は三業(大夫・三味線・人形)一体となった実演が観られますっっ!!静御前に会えるっ!

やる気チャージ

2008年08月27日 23時34分27秒 | student(university)
 今日は、集中講義が終わった後またまた友達とおしゃべりしてた。お昼も別の友達とご飯食べたし。

 現時点で文学部のなかではぶっちぎりで夏休み中に大学の友達と顔合わしてる。

 話す中で、友達が夢というか自分のしたいことに向かって一生懸命頑張ってる話を聞いて私も頑張らんとなって思った。目的意識というかそういうものを持ってちゃんと何事も取りくまなあかんなって刺激をもらった。


 挫けそうな時は、彼女も頑張ってるっていうのを思い出して頑張る。

楽しみな授業1日目

2008年08月27日 23時19分05秒 | student(university)
 集中講義初日。楽しみというのは、人形浄瑠璃の授業だから。レポートがあるのがちょびっと残念だけど。人形浄瑠璃の『義経千本桜』をとりあげる授業。この作品は、先生に勧められて一度読んでるけど、面白くないって先生に言ってしまった作品。読んで初めて義経に正室がいたってことを知った。浄瑠璃を読み慣れてなかったから、面白くないって感じたのかもだけど、ちょっと心にひっかかる。朝の6:15に家を出て、9時5分前に着くと図書館が開いてなかった!!市民公開講座で、図書館10階で授業します。


 今日は、私の大好きな先生の講義があったので初日で早起きだったけど乗り切れた!!その先生が古典芸能への接し方というか舞台を鑑賞する心構えみたいなものをお話して下さってとても勉強になった。先生の話し方や言葉の選び方が好き!って思った。


 一番興味深かったのは、人形浄瑠璃の時間についてのお話。これは、私の卒論指導をして頂いてる先生がお話して下さいました。もしかしたら去年も聞いたのかもしれないけど、二つの時間が人形浄瑠璃の舞台には流れてるらしい。今まさに目の前で展開してる時間(演劇的時間)と、過去のことを語る時間(語り物的時間)。


 他には、狐が人間に化けるというシーンがあるのでそれに関連した講義と、吉野という場所についての講義がありました☆


 私は、狐が人間に化けてたっていう趣向より静御前に興味がある(狐の話も感じるところはありますが)。この授業でとりあげる「道行初音旅」を私は直接観たことがあるけど、静御前の衣裳と桜の対比がきれいだったっていう印象が強い。ストーリーが頭に残ってない(汗)可愛い女の子の人形が好きというのも影響してるかも。私の記憶では、普通の着物じゃなくて袴をはいてたような…。

 卒論は、敵討ちの話なので狐が化けるとかあんまり関係ないよねって風に先生はおっしゃってたけど、卒論を考える上では間違いなくプラスになった。


 明日は、技芸員さんが登場するっっ!!テンション上げて行きますっ。

鶏肉のポン酢しょうゆ焼き

2008年08月26日 21時34分16秒 | cooking
 オクラのおひたしと鶏肉のポン酢しょうゆ焼きを作った。両方はなまるマーケットのレシピ。母親がテレビでしてるのを見ておいしそうだったらしく、PCからレシピひっぱってきて作った。

 鶏肉おいしかったー☆作るのは、鶏肉を焼くっていうのが油がとんできて戦いやった。だらだらとまではいかないけど、じっとり汗かいた。まず、肉に切れ込みを入れて塩コショウして、ポン酢とねぎとしょうがを漬けて一時間。それから焼く。漬けてたポン酢と肉汁を合わせて片栗粉でとろみをつけてお肉にかけて出来上がり!


 オクラは、洗うときに塩ですりすりするのが楽しかった。さっと茹でてめんつゆとしょうがのしぼり汁につけるだけだったので易しかった。


 明日から集中講義なので料理はしばらくお休みします。

カレー

2008年08月25日 19時03分52秒 | cooking
 昨日は、お昼に炒飯を作って、今日はカレーを作った。

 玉ねぎビームで目が痛くて涙が出た。だいぶ野菜を切ることに慣れてきた。カレー食べたい気分だったので頑張って作った。ぐつぐつ煮てる間も早く出来上がれーと思ってた(笑)

 一人で食べたのがちょっと残念。

「夏から夏へ」佐藤多佳子

2008年08月23日 22時17分48秒 | book
 「一瞬の風になれ」の筆者、佐藤多佳子さんのノンフィクション。昨日、銅メダルをとった男子400メートルリレーのメンバーに取材したものです。昨年の世界陸上大阪大会から北京へ向けて―。


 ほんとにメダルとれて、おめでとうって言いたいです!途中まで読んでる時に、予選があって三位通過にテンション上がった!!家では、予選通過を喜ぶ私のテンションに誰もついてこなかった…。普段あまりスポーツに関心がない私のような人間は、選手の背景などをこの本で知ったことでと思い入れが強くなって競技がぐっと身近になった。


 今日、ゆっくり残りを読んだ。一人一人の選手のインタビューや、練習を見学したり、彼らを指導した恩師の話などから成ってます。

 小説とはまた違い、生身の人間―それもトップアスリートの自分との向き合い方、走ることについての考え方、より高みを目指していく姿など心を動かされるものがありました。


 選手は、四人四様でそれぞれのキャラクターが分かったのもより選手を身近に感じさせた。


 精神力というかメンタルの強さというか試合への持っていき方や、壁を乗り越える力がすごいなぁと特に感じた。試合に向けて練習を積むのも大変なことだけど、周囲の期待やら何やらの中で集中したりポジティブに考える姿勢には学ぶところがありました。


 四人だけでなく誰かが故障した時のための控えの選手にもインタビューをしてありました。走りたいのに試合に出られないことやそれでも準備はみんなと同じようにしててタイムという数字で結果がはっきり出るシビアな世界の中で戦い続けることの厳しさのようなものを垣間見た。


 何かを究めようとしている人には人をひきつける魅力がある。生まれ持ったものだけでなく努力があって活躍してるんだなというのを改めて感じさせられた。

胃のあたりが・・・

2008年08月22日 13時19分40秒 | Diary(~2010)
 なんだか気持ち悪い。

 でも、ずっと気持ち悪いっていうのではなくて、すぐ収まって、また気持ち悪くなる。体の具合が良くないとかではなく、多分卒論やってないのに先生に会いに行くっていう気まずさのせい。加えて、先生への苦手意識がまだあったり。吐き気があるとかじゃないからなんでかなーと思ってて、「卒論やってない。どうしよー」と家の中で言ってたら、それが原因で胃が痛いんちゃう。と指摘されてそうかも、と納得。今までに感じたことのない気持ちの悪さ・・・。

 いつもできてないから、先生に会いに行く足が重くなる。

 いつからこんなに繊細になったんだ?という感じ。精神的にきついから体にくるっていうのはあんまりなかったのに、大学生になってからちょいちょいある。

 作品の比べ方が先生に、構成とか、人物関係とかを比べるようにって言われたけどよく分かんないあらすじ分かんない作品とかあったり・・・。
 
 自業自得だけど気が重いです。はー・・・。今さらジタバタしても仕方ないので、勇気を振り絞って行ってきます。
 

とんかつ

2008年08月21日 17時52分42秒 | cooking
 今日の晩ご飯は、一口とんかつと、もずく。

 夏の暑い台所で揚げ物です。汗をかかないで料理するのは不可能です。
 お肉に塩コショウして、小麦粉→たまご→パン粉をつけて、油で揚げる。たまに油がとんできて熱かったり…。キャベツを千切りにする時に、丸めると切りやすくなることを学びました。あとは、きゅうりを輪切りにしてもずくと混ぜて完了!

 今日は、久しぶりに妹が家で晩ご飯を食べます。バイトがあるとまかない出るし、同窓会や何やらで私が夏休みに料理しだしてから私の作ったものを食べるのは3回目くらい。

 妹は、ほんと家にいません。家庭教師のバイトや遊びに出かけてることが多い。私は、家にいるので妹のスニーカーを洗ったりしてます。入院中、妹にお世話になったからねー。