直木賞受賞作。
二段組で、ページ数も500超とかなりの大作で読みごたえ抜群!
恩田作品は数える程しか読んだことないけど、圧巻でした!!!
長いけど、長さが苦にならない面白くてずっと読んでいたい、読み終わりたくないと思う小説でした。
ピアノコンクールの話で、かなり門外漢だけど、そこは知らないからといって壁は感じません。
読ませます!
魅力的なコンクール出場者たちや、その奏でられる音楽にぐいぐい惹きつけられます。
クラシックの曲、全然分からなくても問題なし(笑)
音楽を言葉で表現するその多彩な表現や世界に、こんな音楽なのかしら?と想像しながら読めます。
その曲や演奏者の世界にトリップ出来ました!
音楽を言葉で表現することって普通に考えて難しいことだと思うんだけど、聴いてみたいと思わせる素晴らしい描写の数々に驚きます。
コンクールだから、順位がつくんだけど、順位の行方よりも、出場者それぞれの成長や変化の方が心に響きました。
人と人との関わりの中で自分も知らなかった自分に出会ったり、背中を押されたり、一人では出来なかったことをどんどん成し遂げる亜夜に特に心を掴まれました。
どの登場人物もそれぞれの個性があって、それぞれの音楽があってファン心理というか皆応援したくなって、順位つけないで、皆優勝させてあげてという気持ちになりました。
コンクールが終わるところで話が終わるんだけど、その後の彼らの物語を読みたくなりました。
特に亜夜と明石がどんな音楽家になったのか、風間塵はどんなピアノを手に入れたのか。
コンクールという競う場、音楽という題材を通して素敵な人に出会い、実際には活字だけどそれを超えて素敵な音楽に触れる経験をさせてくれた物語でした。
二段組で、ページ数も500超とかなりの大作で読みごたえ抜群!
恩田作品は数える程しか読んだことないけど、圧巻でした!!!
長いけど、長さが苦にならない面白くてずっと読んでいたい、読み終わりたくないと思う小説でした。
ピアノコンクールの話で、かなり門外漢だけど、そこは知らないからといって壁は感じません。
読ませます!
魅力的なコンクール出場者たちや、その奏でられる音楽にぐいぐい惹きつけられます。
クラシックの曲、全然分からなくても問題なし(笑)
音楽を言葉で表現するその多彩な表現や世界に、こんな音楽なのかしら?と想像しながら読めます。
その曲や演奏者の世界にトリップ出来ました!
音楽を言葉で表現することって普通に考えて難しいことだと思うんだけど、聴いてみたいと思わせる素晴らしい描写の数々に驚きます。
コンクールだから、順位がつくんだけど、順位の行方よりも、出場者それぞれの成長や変化の方が心に響きました。
人と人との関わりの中で自分も知らなかった自分に出会ったり、背中を押されたり、一人では出来なかったことをどんどん成し遂げる亜夜に特に心を掴まれました。
どの登場人物もそれぞれの個性があって、それぞれの音楽があってファン心理というか皆応援したくなって、順位つけないで、皆優勝させてあげてという気持ちになりました。
コンクールが終わるところで話が終わるんだけど、その後の彼らの物語を読みたくなりました。
特に亜夜と明石がどんな音楽家になったのか、風間塵はどんなピアノを手に入れたのか。
コンクールという競う場、音楽という題材を通して素敵な人に出会い、実際には活字だけどそれを超えて素敵な音楽に触れる経験をさせてくれた物語でした。