うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

「バッテリーⅤ」あさのあつこ

2006年06月29日 11時37分39秒 | book
 待ってました。待ってました。待ってましたっっっ!ということで、いつもは年に1回のペースで文庫化してたのが、突如として発売されて、一人で狂喜した
 内容も主人公の巧が変わってきてて、豪も今までとはやっぱり違ってきてて、弟のかわいらしい青波もかわいいだけじゃなくって成長してて、野球どうこうよりも、少年たちの変容していってるところが面白かった。うまく言葉にできんけど、少年ってこんなに力強くて、荒々しくて、すごい生き物なんやって思わせられる。自己チューな巧が他人を気にかけだしたりして、おっと思った。個性あふれる面々のいろんな気持ちがあって、面白い。
 季節のうつろう様子の描写もいいなぁと思ったし、おじいちゃんの一言が奥が深くて、そんなに登場してないけど、存在感があった。
 満足の1冊。

28度

2006年06月29日 11時25分09秒 | student(university)
 大学では、冷房の温度は28度に設定しましょう。って言われてる。火曜のフランス語の授業の時、10分前に教室に着いたけど、一番やった。まあ、たいてい一番に着く。全部で7人やし。で、暑かったから、冷房の電源を入れた。25度やったから、28度に上げて、風力も弱くした。「ずっとつけてたら、寒くなるやろ。前の授業で先生寒がってたし。」と思ってしたことやったけど、先生は、暑かったみたいで、冷房の温度を下げようと設定温度見たら、28度やったもんやから、「皆さん温度守ってるんですね。」っていう感じのコメントしはった。
 先生が前の授業で体調悪くて寒がってたからと思ってしたけど、裏目に出た


 冷房とは関係ないけど、先生が、「皆さん受け身で授業受けてるけど、それが身になってるかどうか分からない」っていうこともちょこっとおしゃって、「先生ゴメン」って思った。でも、予習はしなくてよし。テストもなし。な授業やからホントに受け身。

アトム

2006年06月24日 23時00分45秒 | Diary(~2010)
 角川文庫の夏の100冊キャンペーンが今日から始まりまして、私はあさのあつこさんの「バッテリーⅤ」が読みたくてたまらなかったので、バイトが終わってソッコーで本屋さんへ行きました。そんで、2冊読んだらブックカバーがもらえるっていうキャンペーンでどんなデザインかなぁと思って、見ると、なんとアトムのデザインがあった私は、森絵都さんの「DIVE!上・下」も買うつもりでいたので、3冊買って、応募しました。楽しみ早くきてほしい私は、アトムが大好きです。あのかわいらしい目にあの髪型に飛べるしロボットやのに、優しい心を持ってて、すんごい理想でしかないかもしれへんけど、そういう心を持ってる所が好き。絶対、アトムが存在したら友だちになりたい

「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎

2006年06月24日 22時28分20秒 | book
 面白かった「陽気なギャングが地球を回す」の続編で、発売されてからすぐは、品切れ状態やって本屋さんに行っては「ない」って状態にすごい腹を立ててた。今読みたいのにっってね。ある日行くと、平積みされてて、やっときたんやぁ。出版社ももっと刷っとけよと思いつつ、しばらくしてから買った。
 今回は、強盗はそれほど中心になってなくて、4人それぞれの日常が、後のストーリーに関わってくるあたりもさっき出てきた人がこんな所でお役に立ってると思いながら楽しめた。それぞれの話の最初に書いてある辞書っぽい定義もクスッと笑えて、ことわざのようなタイトルがそれぞれの日常を書いてる話についてて、それもうなずけて、本編はもちろん面白さ満載。一気に読みましょう。

学歴差別

2006年06月22日 22時26分29秒 | Diary(~2010)
 ごく最近バイトに新人さんが二人入ってきた。一人はまだ会ったことなくて、もう一人のフリーターで掛け持ちしてる子と2回一緒に店に入った。
 で、今日も9時から一緒のはずやのに来ない。遅刻かな?と思って一人で開店準備して、店開けた直後に電話してみた。「今日入ってなかった?」って。そしたら、「いろいろ事情があって、辞めることになりました。詳しくは店長に聞いて下さい。」って言われて、私は面くらってしまった。そんなの初耳っていう驚きとなんで辞めるん?っていう疑問。彼女には、バイトが辛そうな素振りもなかったし、真面目に仕事してたから。やっぱりキツイと思って辞めたんかなと思いつつ、店長に尋ねた。
 その答えが、学歴。店長は採用して、課長さんまでは通ったらしいけど、専務が「NO」と言ったから、辞めさせられたかっこうになったらしい。今までは、店長が採用の判断してそれで上の人は何も言ってこんかったらしいけど、専務が変わって、店で彼女が働き出しとうのに、あかんってなったらしい。店長もだいぶかけあったらしいけど、専務に直訴したら課長の顔に泥塗るからそれは出来なくて、昨日、彼女にその経緯を話したらしい。
バイトやのに、学歴どうこう言うなんて頭かたいんちゃう?と思ってめっちゃ腹立った。正社員と違うんやから、学歴どうこう言うなんてはなはだくだらん。アイスをスクープするのに何が関係あるわけ?って思う。しかも、軽い感じで学歴が理由で雇えへんってそいつが言ったってことまで伝わってきてて、すごいもやもやした気分になった。 店長も話しながら泣きそうになってて、力不足でって言ってて、そのストレスで体調崩してて、考え込んでしまった。
学歴のことなんて深く考えたことないけど、現実にそういうことが起こってて鉛を飲んだような気持ちになった。
 前からこんな会社には就職したくないと思っとったけど、こんな会社最低やーっっ。

「蒼いみち」小澤征良

2006年06月20日 22時02分27秒 | book
 夜の冷たい空気を胸いっぱいに吸ったような爽快感がした。そんな場面がたくさん出てくる。読みおわると何かが自分の目の前に開けたような気分になった。それはこのお話の主人公と近い感覚かなあと思う。最初は恋愛の話に展開していくのかと思ったけど、そうじゃなくて、私より年上の人が主人公の話ってすごい久しぶりやと思うけど、すんなり入り込めた。
 小澤さんの「おわらない夏」というエッセーが読みたいなぁと思いつつ月日が経ち、初の長編小説だっていうから読んでみたけど、私にはアタリでした!装丁もいい感じでさぁ。爽健美茶を思い出させるような若葉に光が溢れてる装丁。
 新たなお気に入り作家さんを発見できて嬉しい。

これだっ!と思った言葉

2006年06月17日 21時17分57秒 | Diary(~2010)
「青葉雨」
 書いて字のごとく青葉に滴る雨のこと。5月に大学のたくさんの木の青葉に雨が降ってて、こういう潤んだ葉っぱの色と湿気があるんやけど、こういう空気の感じって好きやなぁと思いながら通ったことがあった。まさしくあの時のは、青葉雨と思ってすごいことを発見したような幸せな気分になった。どんな雨の名前があるかを紹介してる雑誌のページで発見。日本語の豊かさを同時に再確認した

「スローモーション」佐藤多佳子

2006年06月17日 21時06分21秒 | book
 私は、佐藤さんの「黄色い目の魚」が家が火事になったら絶対持って逃げたい本なので、文庫で最近発売されたこの本を読んでみた。やっぱり「黄色い目の魚」の方が好きやけど、スローモーションの意味が読んでるうちに分かってきて、そんな風に考えてからなんやってことの謎が解けて、でもちょっぴり悲しくて、なんだか感想が述べにくい。面白くなかったってことじゃないんやけど、うーん、うまい言葉が出てこない。

クールビズ

2006年06月17日 20時40分45秒 | student(university)
 大学の先生がクールビズになり始めた。私は、かなり先生の服装などを観察してる。特に好きな先生はかなり見てる。いつもは、ネクタイにスーツの堅い感じの先生がチェック柄のシャツ着て、ノーネクタイで白っぽいジャケットで教室に入ってきた瞬間、かなりカジュアルな印象を受けてこの先生こんなカジュアルな服装しはるんやと思うと新たな一面を見た気がしてすごい面白かった
 他の先生でいいなと思ったのが薄いグリーンというか薄いブルーというかそんな色のシャツ着てはった先生がいて、それがすごく似合ってて素敵やなぁと思った。でも、ネクタイはしてはった。とにかくあの色に一目ぼれ
 フランス語の先生は、いつも白いシャツで、夏になる前からノーネクタイで、グレーのスーツやからクールビズになってるんか分からん。けど、今週の授業の時には、前の授業の時よりも髪の毛の幅がふくらんでたように感じた。いつもよりフワッとなってる感じ。お茶の水博士みたいな髪型で横の髪の毛。私はこの先生が大好きなんやけど、最近指輪をしてはらへんってことに気付いて、今まで考えたことなかったけど、結婚してはらへんのやろか?と思った。
 他には特に印象に残ったクールビズの先生はおらへんけど、多分散髪しはったんちゃうかな?と思う先生がいたり、夏に近づいてることを感じた。

タフ

2006年06月17日 20時25分26秒 | Diary(~2010)
 今週は、なんと月曜からずっとバイトに行くか、病院に行ったり、免許の試験受けに行ったりしてて、朝の7時過ぎに起きて、大学にも行って、23時過ぎに家に着くって生活をした。たとえバイトでしんどいと言っても、バイト疲れを理由に授業をサボるのだけはしたくなかったので。今日も朝の9時半~18時までバイトで、規則正しいんやけど、体力的にはハードな一週間を送った。
 それでも、体力的にはもちこたえられてるから、私って少しはタフな人間になったかなと思った(体力面で)。風邪ひく回数が多くなってた大学生活やけど、私も意外とまだまだ体力あるじゃんと思った。
 明日も朝からバイトで、月曜にやっと朝ゆっくり寝られる
 精神的にももう少し成長できたらいいんやけどなぁとふと思った。冷静に現実を見てる自分もちゃんとあるんやけど、まだまだ他の同い年の子に比べて幼いような気がする