うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

2011年抱負

2010年12月31日 17時00分19秒 | 2011(うさぎ年)
先ほど2010年について振り返ったので、2011年の抱負について認めておきたい。


だいぶ落ち着いてきたのでちゃんと自分の方向性を定められる年にしたい。

「行動を起こす」をテーマにする


待ってるだけじゃダメだよな。


具体的にやりたいことを思いつく限り記しておく

パーマをかける
2011年こそ髪の毛伸ばして初パーマ

料理の上達
得意料理を作ることと実際に料理する機会を増やす

マラソン
興味があるので、フルマラソンと言わずとも何か大会に出たい

旅行
一人旅は成し遂げたので、海外に再び行きたい。今はタイに行きたい。ゾウに乗りたい。鎌倉。

舞台を観に行く、できればミュージカルやライブも
文楽は行くけど他の演劇を生で体感したい

読書
私にとって読書は娯楽であり趣味の位置づけだけど、何か新しいことを本を読んで学びたい。そしてジャンルが偏りがちなので何でも読んでみる

野菜を作る
ピーマンは作ったから他の野菜に挑戦。いちご。

ダイエット
本気でやらねばまずい。歳を重ねると引き返せないらしい。

体力作り
やっぱり健康に近づきたいし、少々のことで筋肉痛にならないように

ギター
ほったらかしになってるから何曲かマスター

乗馬
絶対乗ってやる

漢方・栄養学について学ぶ
興味あるけど、2010年ちゃんと学んでないから

ペット飼いたい
あくまで望みは薄いけど、家族が許してくれたらね。うさちゃんとかカメとかリスとか。魚系はイヤ。

アルパカさんに会う
ふわふわに触りたいのです

お化粧上達
もっと見た目に気を遣う。かなり前からのテーマ

とりあえずこんなところです。9割くらい成し遂げられるように努める。

2010年を振り返って

2010年12月31日 16時42分36秒 | Diary(~2010)
今年も今日で終わりということで、さっくりと振り返ってみましょう。


今年の抱負が「たくさん人に会う」だったんだけど、あんまり会ってないような・・・。外に出て行くようにってことだったと思う。精神的に参ってたから。

具体的にやりたいことも列挙していた訳ですが、3分の1くらいはできたかな。達成度低いですが


達成できたことは、旅行、読書、音楽くらいで、パーマも料理も彼氏も乗馬も出来ていないという


まあ、そんなもんです。パーマはとりあえず髪の毛伸ばしてるから来年には実現するはず



今年は、会社辞めて転職したという大きな出来事があました。なんだか今年のことに思えない。2月下旬に転職したから1年近くは経ってるけどね。
会社で働いてた時のことを時々思い出すけど正直良くない思い出で、会社のある最寄り駅にすら近寄りたくない。学んだこともあったし一概に悪かったと片付けられないけど、ぱっと思い出す時って良くない印象のものばかりです。


新しく病院で働き始めて、職場の人にも大方恵まれて、落ち着いてからはだらだらと過ごしてしまったように思う。

健康面では無事にステロイドを卒業できてほっとした。


大きく環境が変わった年ではあったけど、それなりに順応してうまく回りだしたのではないかと思う。






『図書館危機』有川浩

2010年12月30日 14時36分31秒 | book
図書館が年末休みに入るすれすれで順番が回ってきてかりられました!



シリーズ3作目ですが、一番中身が濃い気がしました。なんか泣けてきた。



王子様が自分の上司だって分かって多少というかかなりギクシャク対応だったけれども、今回はそれよりもいろんな大きな事件が起きて急速に物語が動き出した感じが読後感として大きい。



憧れの王子様が実は散々悪態ついてる自分の上司と分かってどうなるのかに期待があったんだけど、それを吹っ飛ばす勢いで、昇任試験あり、図書館内で痴漢発生、週刊誌への言論統制とそれに対する裏技的逆襲、銃撃戦が勃発するし、大切なトップの人が退くことになるしで、読んでるうちにぐいぐい引き込まれた。ほんとに内容てんこ盛りですごい。




恋の行方はほんの少し前へ動いて、よかった~。郁が自分の気持ちにちゃんと気付けてやっとスタートラインに立った感じ。もどかしい感じにキュンキュンする。好き同士なのに気付いてない感じにね(笑)
昇任試験で同期の手塚がじたばたしてるのもかわいいというか面白いし、銃撃戦のインパクトがすごかったけど、改めて振り返ると他にも楽しめる要素いっぱいでした。


激しい戦いの中で、震えが止まらないけどそれでも逃げない郁や、1人体を張って立ちはだかった玄田隊長、とにかく本を守ろうとしている人たちは皆熱くてかっこいい。
年明けには、次の巻の順番が回ってくるはずっ!!早く読みたいよー。早く読みたいっ!

『短歌の作り方、教えてください』俵万智×一青窈

2010年12月29日 19時49分41秒 | book
短歌、前から少し興味があって図書館で目にしたのでかりました。この本のことは、穂村弘さんがおすすめされていたので覚えていました。




かなりぜいたくな本だと思うのですが、いかがでしょうか?歌人の俵さんと独特の言葉の世界をお持ちの一青さんが出会い、さらに短歌を作る。これだけで何か素晴らしいものができる予感がしますよねっっ!!



内容は、一青窈さんが俵さんの指南を受けながら短歌の作り方を学んでいくというもの。実作レッスンと題され、往復書簡のやりとりで進んでいきます。一青さんが作った短歌を俵さんに送る→アドバイス→推敲した歌をさらに送るの繰り返しです。一青さんの豊かな発想から生まれる短歌、それに対するアドバイスを読むことで短歌の作り方が学べるのはもちろん、一青窈さんの短歌が読めて読者としては楽しみ方が2倍で嬉しい。



ゲストを呼んで、歌を作る回も二回あって、散歩して歌を作るのと、題を設けて歌を作るのがありました。こちらもなかなか楽しかったです。



想像するに、かなりレベルの高いレッスンだと思います。もともと作詞をなさってるから言葉が豊かだしやっぱり一青ワールドが短歌でも発揮されてると思いました。それにアドバイスなさる俵さんの言葉も分かりやすくて、短歌のこと分からない私でもするりと入っていけました。



推敲したら、けっこうがらっと変わってるのが多くて潔いというか私が仮に短歌作ったらこんな思い切った改作はできないなーと思ったりしました。また、短歌の三十一音の中にぎゅっと詰まっているので意味がとりにくいこともありましたが、改作でエッセンスを2つに分けたら意味が通るようになったりして、面白かった。




回を重ねるにつれて徐々に巧くなっていって、俵さんがアドバイスすることもハイレベルになってきてすごいなという感じでした。



普段、詩集すら読まないけど短歌の方が馴染みやすい気がしました。言葉で表現すること、短歌という形、素敵な歌に出会えて良かったです。

『無菌室ふたりぽっち』今田俊

2010年12月26日 18時14分40秒 | book
何度かこの本の紹介記事に出くわし、1回目でひっかかりを覚えていたので読むことにしました。

読む前に私が得ていた情報は、白血病にかかった同じ会社の二人の話で、一人は亡くなられているということ。著者が新聞記者だということ。


タイトルも人をひきつけるし、闘病記の部類に入るけど、書き手が新聞記者さんなので読みやすいのではないかと考えました。



読む前に私は、闘病中に二人は交流があったのだとばかり思っていましたが、読み進めていくとそうではなかったことが分かりました。二人はメールのやりとりを1回しただけで、対面したのはこの本のもう一人の白血病と闘っていた方・遠藤さんのお葬式でした。そして、もう一つはっとしたことが目次を見ると著者自身が再発したということが読む前に分かって動揺した。


遠藤さんはブログで闘病について綴られていて、その記事が引用されていました。時系列に沿って二人が白血病と診断されてからどのような治療を受けたのか、その時の辛さ、心の動きなどについて書かれています。日記のように日付ごとに書かれていて、それが今田さんと遠藤さんのどちらのものであるかはっきり分かるように今田さんのものは上の3分の2くらいのスペースで、遠藤さんのものは逆に下に寄せて書いてあり、読み手に配慮されていて読みやすかったです。



白血病について私はおそらく世間一般レベルの知識しか持ち合わせていなかったけど、読みにくいということはちっともありませんでした。治療で髪の毛がなくなったり、無菌室で治療、骨髄移植、臍帯血移植、ドナー・・・死ぬかもしれないそんなイメージしか持ち合わせていませんでした。


今生きてるってことと、白血病の治療の過酷さを感じさせられました。断片的な知識とイメージでしかなかった白血病についていろんな種類があることや、治療が過酷で長期に渡ることなど初めて知ることも多かった。その中で、生きたいっていう強い意志や今生きてることについて考えさせられた。
著者は、あまり生に必死にしがみついている、生きたいってことを前面には出していない。もっと生きたいって思いが書いてあると思っていたけど、そういう印象は受けなかった。本当はそのような思いで一杯だったのかもしれないが抑えてあるのかもしれない。でも、生きることや生きたいってことに関して全然書いてないわけではないので、全体を通して見れば、やはり生きることや生きたいってことに関しての記述もある。量としては少ないかもしれないが、印象にはすごく残った。
退院に向けての医師とのやりとりを描いたところが一番印象的でした。「自分の命は自分で選択しているんだ」という言葉が心に残りました。




今も再発するかもしれないという思いを抱えながら生活されている。そういう人がいるってことを知ることができたこともこの本を読んだ価値があったと思う。知識として知っていても実感として理解できていることはまだまだ少ない。「病気になって人生観が変わったか。」と聞かれて、変わったと思ったこともあったけど、そんなものは日常に吹き飛ばされたというところに親しみを覚えました。


遠藤さんは亡くなったけど、決してそれを過剰に悲劇的に書いていなくて、それも良い印象を受けました。



闘病記としても読めるけど客観的に白血病というものの一面を知ることができる良書だと思う。
また、日々の生きてる時間を振り返って大切にしなくてはと気づかされた本でした。

『田村はまだか』朝倉かすみ

2010年12月23日 19時46分38秒 | book
タイトルからしてなかなかインパクトある小説。文庫になってたので購入。ふだん私が読まないようなジャンルの小説。主人公たちの年齢が40歳で、その時点であんまり読まない小説になる。
クラス会の三次会で遠方から出席するはずの田村を待つ男女5人の連作短編集。それぞれの物語があって、最初はおじさんとおばさんがスナックで飲んでてこの小説面白いの?って感じだったけど、面白いね!読ませる小説という感じがした。事件は起きないけど、長く生きてるだけあって多少いろいろあるわけで、その辺りのことが書いてある。なかなか到着しない田村に対して、「田村はまだか」というセリフが時々挟まれながら、話は進行していく。クラス会の三次会っていうラフな雰囲気の中それぞれの話が展開されるのもほどよいゆるさ。



田村が来るのか来ないのかについても予想外な事態になってびっくり!読者としては、田村がどうなるかも一つ注目したいところ。




年齢を重ねてから読むともっと共感するのかなと思う小説。作者の腕に脱帽。

『図書館内乱』有川浩

2010年12月22日 19時51分12秒 | book
だいぶ間が空いたけど、『図書館戦争』シリーズ2冊目にやっと着手。




面白い~。憧れの王子様の正体が誰か分かった所で続くだっので、早く続きが読みたい!憧れの王子様が自分の上司だったなんていいよねー(笑)



新キャラの手塚兄が敵キャラでどうなるのか展開が楽しみ。今回は、郁の同室の友達、柴崎の内面が深く掘り下げられたエピソードがあって、綺麗で抜け目なくて弱みがない感じだったけど、過去あり悩みありで人間味が出てて良かったです。




今回も郁の真っすぐ過ぎるくらいの純粋な気持ちが伝わってきて、後先考えずに突っ走る感じがかっこいいし、頑張れーって言いたくなります。

図書館

2010年12月19日 12時52分43秒 | Diary(~2010)
予約図書が到着したということで、さっそく図書館に行ってきました。



便利な世の中でネットで予約できちゃうんですよねー。かりれますっていうお知らせもメール。



最近、本ばっかり読んでる気がする。仕事の休憩の時も読んでる。まあ、面白いからいいんだけどね(笑)本買い過ぎかな…。でも、この季節は本特集の雑誌多いでしょ?
すでに読書がらみの雑誌を三冊買ってます。




今年の私のイチオシ本は、『天地明察』冲方丁著と『風に舞い上がるビニールシート』森絵都著。どちらも有名な賞を受賞してる小説。熱い気持ちでおすすめしたい。受賞作だけあって、素晴らしい作品です。そしてすごく心を揺さぶられた作品です。働くとか生きるということに対して考えさせられました。




期日を守って返却するのが目下の目標。図書館でかりた本を平気で長いことかりていたりします。すみません。

うさぎの置物

2010年12月11日 14時51分07秒 | Diary(~2010)
かわいくないうさぎの置物をもらいました。来年の干支だからです。…かわいくない!



誰からもらったかというと患者さんから。ずっと同じ診察室にいるので患者さんも何回も顔を合わすようになります。で、先生と私にうさぎの置物。白一色のリアルうさぎを模してあります。陶器のようなツルツルのうさぎ。頂いたものなので大事にしなくちゃいけないのですが、かわいくないのです。




カレンダーも別の患者さんから頂きました。正しくは先生がいらないから私にくれた。それもかわいくないです。なぜなら水墨画のカレンダーだから。渋い、渋すぎるっっ!大きさも掛軸のような縦長で床の間にぴったりな雰囲気です。おもいっきり社名も入ってます。




診察室にもカレンダーは必須なので、もう来年のカレンダーが貼ってあります。次の診察日を決めるのに必要だから常に3ヶ月分は貼ってます。
そのカレンダーは製薬会社のカレンダー。社名の部分を切り落として使用。公立病院だから特定の製薬会社の名前が出ちゃうといけないらしい。




うさぎさんをどうするか考え中です。家族にも飾るなら自分の部屋にしてって言われてしまいました。

女子会?忘年会

2010年12月11日 14時25分39秒 | Diary(~2010)
昨日、職場の忘年会に行ってきました!



職場は病院なので、全員女性。外来スタッフの看護師さんと私たちクラークの忘年会でした。24名参加で女性ばかり、しゃべりにしゃべりました(笑)






久しぶりにお酒飲んで楽しかったです。仕事の愚痴はもちろん、噂話、先生の面白エピソードなど、しゃべり倒しました。私は職場では若い方なのですが、微妙に(3歳)年上に見られてガーンっと思いました。年齢の話をしていると、私の生まれた年から働きはじめたって言ってる看護師さんもいました。30越えたら代謝が落ちてお腹周りがやばくなるとか…女性の先輩方の話は面白いものばかりでした!化粧の仕方から旦那さんの話、子どもの話、若い時のお酒の失敗……など。





話すことでストレス発散。普段思ってることをお互いに言って、交流を深められました。





二次会にもちゃっかり参加し、師長さんに対する愚痴はもちろん(汗)、楽しくしゃべりました。とにかくしゃべりました。




帰りも同僚のおばちゃんに送ってもらいました。甘えてますね。診察室が隣(基本的に配置される診察室は固定で仕事してます。各診察室に1人)なこともあっていつも良くしてもらってます。感謝。




はじけた夜でした。