うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

炊き込みご飯失敗

2010年06月27日 15時02分30秒 | cooking
材料は、ほぼ切ってあったのでゴボウとしいたけを切ってお米を洗って炊き込みご飯をしました…が、失敗しました。



お米、具、調味料、水の順番で入れたため水をどれくらい入れたらいいのか分からなくてえいっと気持ちばかりの水を入れたら案の定足りなかったらしく、お米の芯が残ってる部分があった(汗)




お米の次に水を入れるのが正解。

『金色の野辺に唄う』あさのあつこ

2010年06月20日 17時09分33秒 | book
買ったけど途中で放り出したり、未読のままになっている本が10冊くらいあります……(汗)そんな本のひとつ。発売されてから時間が経ってます。


大好きなあさのあつこさんの小説。あさのさんといえば、青春小説のイメージが未だに強いのですが、本書は違います。死にゆく人とその周りの人たちの数日間が描かれてます。



まず特筆すべきはこの物語全体を一貫して貫く秋の風景の素晴らしさ。田舎の秋の風景が描かれてるんだけど、その見事なこと。赤蜻蛉に、稲穂の煌めき、鳥の声、柿の色、どれをとっても惚れ惚れするほど美しい。田舎であるということも大きくプラスに働いてるんだろうけど、秋という季節の描かれ方に感動した。残念ながら今は梅雨…。秋に読むべき小説です!



曾祖母の死から葬儀が行われる日まで、彼女の娘であったり、曾孫であったり周りの人間について連作短篇の形で書かれてます。いろんな業のようなものを抱えながらも生きるということについてそれぞれが思いを巡らせる。死から物語は始まるけれど、生きるということについて描かれてる小説でした。



また曾祖母の松恵さんが素敵な人で、もちろん彼女も完璧ではないんだけど、この小説の登場人物の中では一番好き!!年齢を飛び越えて友達になりたいって感じ(笑)



心が落ち着く小説でした。

さんぽ

2010年06月20日 08時56分53秒 | Diary(~2010)
さんぽというかウォーキングに行ってきました。日曜日の朝だというのにわりと人がいました。川辺で釣りをする親子あり、わんこの散歩してる人あり、私のように歩く人あり。チャリンコに乗った高校生男子も見かけました。日曜なのに部活かしら?
6時半に出発して7時に帰宅。日も照ってないし涼しくて歩きやすかったです。



あじさいがいっぱい咲いてたので撮ってみました。真っ白が珍しくて。



体重がじわじわと増え続けてるので痩せられればという目的で歩いてみた。友達が歩いてるのを知って、よし私も歩くぜって感じ。歩くのは嫌いじゃないので30分意外にさっくり歩けました。

『世界クッキー』川上未映子

2010年06月19日 16時50分04秒 | book
先ほど読みおわりました。



川上さんの小説は読んだことがありません。本書はいろんなところに発表したエッセイを一冊の本にまとめたものです。
私のあくまでイメージだけど、川上さんの小説は、私の理解できる範囲の外に存在しているような感じがして読んでない。そこでエッセイならば分かる部分もあるのではないかというわけでチャレンジ。装丁のかわいらしさも一役買ってね。小説読むのに理解できないところがあったってかまいやしないのだけど、こわいなと思う気持ちもあって。




ふふふ、『世界クッキー』面白いわ。何やよく分からんところもあったんやけど、川上さんの世界が広がっていて。文章の独特の雰囲気からなぜか大学の時の友達の1人を想起した。似てる空気を感じてね。そんなことを思いつつも楽しく読みました。買ったのは確か今年の正月あたりで、ちょびちょび読んでストップしてた。いろんな媒体に発表したものが一応カテゴライズされて収められてます。帯に、「読んだあとは、どこか世界が変わって見える」と謳ってあるんだけどそんな感じがしてくる。こんな風に世界を捉えてるんだっていうのも面白いけど、文章の雰囲気、言い回しが少しレトロで魅惑的に感じました。なんだかよく分かんないと思った部分でもこの雰囲気が良い感じで気になりません。



川上さんって面白い人だなぁって思った。小説にも近いうちにチャレンジしたいです。

思い立ったが吉日メール【結果】

2010年06月19日 10時26分42秒 | Diary(~2010)
以下、私と高校の部活が同じだった皆に近況など。



高校の部活が同じだった同級生にさしたる用もなく先日メールしてみました。



元気?久しぶりっ!ってな感じで。今週頭に6人に送って今のところ1人を除き返信がありました。皆、ありがとー!



その日のうちに4人が返信してくれたー。



皆、元気らしい。大体いつも元気だけど(笑)


皆の近況を書き留めたいと思います。



私は、かなり元気ではなかった会社を辞めて実家から病院にチャリ通で働き出して4ヶ月くらい。すっかり仕事に慣れて、楽しく働いてます!外来の診察室はなかなか楽しい(・ω・)元気になりました。



副部長は、ピカピカの一年生の担任で教師生活2年目に突入。今日は土曜日にも関わらずオープンスクールに(公開授業みたいなやつ)奮闘中。


院生組
岡山にいる彼女は、地元食品会社に就職が決まり「まったり」研究中。実験の毎日らしい。来年からは近くなるから遊んでね!



京都の彼(メガネかけてる)は、就職が決まり、こちらも「まったり」研究に勤しんでるらしい。あっ、何の仕事か聞くの忘れたっ!関東勤務らしい。
もう1人の京都にいる彼は返信がないので多忙と察します。



2人ともが「まったり」という言葉を返信に使っててちょっと笑えた。まったり研究って…すごくゆるーい感じが面白く感じてしまって。



一年遅れで院生になった彼は、楽しい院生ライフを送ってる模様。夏にはインターンシップに行くらしい。



そして我らが部長!!



やはり仕事は忙しいらしく、毎日12時間以上働いてるらしい。でもすこぶる元気って書いてあったから良かった!メールの文面もカラッとした感じで元気そうやなと思った。






毎日、高校生に混ざってチャリ通してるけど高校卒業してから6年?もうそんなに経つかぁとふと高校生に埋もれながら踏切待ちの時に思いました。気持ち的には高校生とそんなに変わらないけど(成長してない?)、けっこう歳の差あるじゃんって思った。
私の感覚より卒業してから時間が経ってるなと思った。それでも集まったり、凹んだ時に相談できる皆がいて幸せだなと思った。





高校の部活が私と同じだった皆さん、コメント頂けると幸いです(・∀・)ノ

ボールペン

2010年06月17日 21時09分52秒 | Diary(~2010)
三色ボールペンを職場で愛用してる。黒を圧倒的に使うので、かなりインクが少なくなってて、なくなりそうだなぁと思ってたら今日なくなった。



よりによって電話を受けてメモってる最中に!焦りつつ青に変えてメモりました。あまりかわいくないけど気に入ってるボールペンだったので黒がなくなってちょっと悲しい。替えのインク(?)を買おうっと。

アルパカさんに会いたいっ

2010年06月14日 21時43分22秒 | catch
アルパカ、皆さんご存知でしょうか?フワフワのモフモフの動物です。首がちょっと長くて白くてペルーあたり出身の…。馬みたいな感じ?説明が難しい。




クラレのミラバケッソのCMに出てました。アルパカのかわいらしさに心打たれたので、クラレのアルパカさんのキーホルダーか何かのプレゼントにも応募したこともあります。
一番の魅力はフワフワのモフモフの毛に包まれてるところだよねー。



GWに家族で出かけようという話が持ち上がった際にアルパカに会いたいって言ったら、動物園系はアレルギーあるから嫌だと断られた(泣)妹は、ホコリとか花粉とかすこーし敏感です。



動物では、うさぎ、ぞう、クジラ、くま、馬、カタツムリ…なんかが好きだけど、私の中で今アルパカさんが熱いっっ!!!



アルパカ牧場なんかもあるらしいし…。アルパカさんに会いたい。そんなことを思う今日でした。

思い立ったが吉日メール

2010年06月14日 19時36分38秒 | Diary(~2010)
今日は思い立ったが吉日ということで、高校の部活が一緒だった旧友に「元気ー?」とメールしてみました。



お誕生日メールを送ると、意外にも(失礼!)早く返事がきたから、この勢いでと思って、メール出しちゃった。




用もないのにメールするのもどうかと思ったけど(みんな忙しいはずだし)、そんなことを言ってたらいつまでも連絡とれないしね!開き直り。



たまに「特に用はないんだけど」というメールを出します。私だけでしょうか?元気してるー?という感じなのですが(汗)普段はあまりメールしません。学校行ってる時の方がメールしてたなぁ。やっぱり卒業して疎遠になるし、仕事忙しいし、自然なことなのかな?



返事くるといいなー。

『バターサンドの夜』河合二湖

2010年06月13日 00時20分24秒 | book
雑誌かなんかでこの小説の存在を知って読みたいって即買いしたんだけど今日まで読まずにいました。




1日で読めた。すんなり入ってくる文章でした。私の好きな感じの小説でした。いわゆるヤングアダルトというジャンルの小説。青春小説とは違うかもだけど、中学生の女の子の物語。



とがってるのとはちょっと違うんだけど、周りの同級生と自分に一線を引いてて、冷めてるというか大人びてるというか…。ぴたりと形容できる言葉がないんだけど…。そんな感じだけど、やっぱり中学生で…。心の揺れ動きが描かれててそれが良いです。どこか一歩ひいて周りを見てる感じが伝わってくる。



この小説全体が明度が高くてスーッとしみ込んでくるような印象でした。
最後の章が特に好きです。うまく言えないけど、主人公の心の持ちようが変化する。成長と言えなくもないけど、ぎゅっと縮こまってた心が伸び伸びとさせることができるようになったみたいな感じ。



河合さん、この小説がデビューらしいんだけど他に作品もう出てるかな?次回作に期待!!




この小説好きだわ~。

『オー!ファーザー』伊坂幸太郎

2010年06月12日 18時52分34秒 | book
やっとこさ読み終えました。最終的にはスカッとしたけど、なかなか読みすすめられず…。かなり久しぶりの伊坂作品です。




父親が4人いるっていうのからして面白いんだけど、こうもまあ性格違うかっていうくらい全く違うキャラクターの父親たちでした。そして母親がほぼ登場しないという。


主人公の由紀夫は、父親を煙たがってるけどピンチの時には助けに来てくれるし、4人ともそれぞれに由紀夫のことを思ってるし、いい父親だと思った(笑)




4人の中で父親にするなら誰がいいかなと考えちゃう。大学教授の悟さんか、中学教師の勲さんか、女好き葵か、ギャンブル好きの鷹か。鷹さんはまず選択肢から除外するとして、なかなか悩ましい。いつも冷静で真面目な悟さんだとちょっとつまらない感じするし、勲さんは息子の父親には良いかもだけど娘の父親にはちょっとねー。葵さんは、女好きはどうかと思うけど軽い感じがあんまりしない。かっこいいお父さんとして自慢にはなるかも。4人それぞれで重なる部分があまりないから父親が4人いてもオッケーだなと感じた。



最後に由紀夫のピンチを4人の父親たちが見事に救うのは痛快でした。
4人の父親をドラマとか映画で実際に見たいなぁと思った。