うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

『ブルーマーダー』誉田哲也

2013年02月18日 23時51分08秒 | book
姫川玲子最新作!!

映画観に行く日の朝刊に大きめに『ブルーマーダー』の広告が出てて即買い。

まずは、映画の感想を語りまーす。




大沢たかおさんの牧田、かっこ良い。かっこ良すぎでしょー。小説のイメージだともっと恰幅いいイメージだったんだけどスマートでクレバーな感じがした。
全編、雨が降ってるって聞いてたけど、最後姫川班が解散して、菊田と別々の所へ異動になるっていうシーンだけ晴れで余計に切なかった。


竹内結子さんも強くて美しくて、竹内さんしか姫川玲子は考えられないっていうくらい素敵でした。恋愛的な要素も絡んでくる話だったんだけど、女性的な面とか弱い部分よりも、強がりかもしれないけど真剣に事件と向き合う姿がやっぱりいいなーと思いました。



映画、最高にかっこ良かった。


映像化最後って残念です。



小説最新刊『ブルーマーダー』



こちらもグロテスクさは、『ストロベリーナイト』に負けないくらいでした。

姫川班は解散してしまった後の話で、玲子が配属されてる警察署で扱う事件なんだけど、全然犯人が見えてこない。
犯人が犯行に及ぶシーンは書かれてるんだけど、読者にも犯人が被害者とどういう関係なのか分からない。
なんとなく犯人らしき人が読者に分かってくるんだけど、警察の闇が関わってて一筋縄ではいかない。


姫川班解散後だけど、菊田が絡んできます。菊田に関しては驚きの展開があって、なんか玲子主任と菊田の恋愛模様を読んできたファンとしてはなんか裏切られた感が多少あります。いつまでも同じ関係ではいられないものだけど…。


最後は、玲子の行動によって菊田が助かるんだけどはらはらしました。絶体絶命のピンチでの潔い行動ってすごい。


犯人の側にもいろんな事情があって真相が分かる頃には複雑な気持ちになりました。
最後は、犯人も報われた感じがしてそれは良かったかな?と思います。


面白かったです。

お財布

2013年02月17日 21時39分17秒 | 2012 (25)
先月、誕生日に妹から財布をもらいました。


すごく嬉しかったです。

もらえると思ってなかった!

さっそく使ってます。革のお財布なので使えば使うほどなじんでくるはず。普通より一回り小さいタイプで、小銭入れだけ外して持って行くことも可能。


お財布、欲しかったんです。自分で誕生日祝いに買おうと思ってたんだよねー。

兄弟で誕生日にプレゼントを贈り合う習慣ってある?
女同士だからってのはあるのかもしれないなぁと思ったり。

ハッピー(^ー^)

大豆

2013年02月14日 22時28分52秒 | 2012 (25)
最近、我が家では豆がブームです。

妹がプロテインダイエットを始めました。大豆の粉を水で溶かして飲む。炭水化物を摂らない(控える)というダイエット。


母も、若さを保つには「こんな物を摂ろう」という、いわゆる若々しさをキープしている人達が摂ってる食事のテレビで紹介されていた豆乳を飲み始めました。ちょっと飲んだけど、豆でした。
母は豆乳に飲むお酢をまぜて飲んでます。


継続が大事なんだろうけどね。


私が食事で気を付けてる事は塩分を摂りすぎない事。必ず何かを摂る習慣はない。コーヒーを毎日飲んだりもしないしね。


健康の為に積極的に摂ってるものって何かありますか?

『この年齢( とし)だった!』酒井順子

2013年02月14日 01時09分47秒 | book
酒井さんの著書は初めて読みます。

働くという事や転機について興味があってタイミング的にぴったりの本。

女性偉人の転機に着目した本。
その女性の偉業はもちろん人生について短くまとめてあり、かつ転機となった年齢を酒井さんなりの視点でこの年齢ではないかと推察し、書いてあります。


1人1人の話はとても短いから伝記のショートショートとしても読める。興味がわいた偉人がいればさらに詳しく書いてある本にあたるという読み方もできる。

またタイトル通りたくさんの女性たちの転機となった年齢やその時に起こった出来事などに着目していろんな女性の転機を知るという読み方も可能。



正直、名前すら知らない女性偉人もいたし、名前は知ってるけど何した人?っていう方もいました。
あるいは作品は知ってるけど、どんな一生を送った人なのかについてはほとんど知らなくて、びっくりした偉人もいました。
幼い頃を含めて伝記はほとんど読んだことない。



けっこう不幸な一生を送った人もいて伝記のショートショートとしても情報量ばっちりでした。時代も違うけど、いろんな女性の転機を読んで楽しかった。もう少し突っ込んで知りたい人については伝記読もうかなー。


女性オンリーっていうのも良かった。
転機なんて後から振り返って分かるものなんだろうけど、自分で決断して行動しているたくさんの女性がいたって分かって勇気が湧きました!


すぐ読めるのでおすすめ。

『聞く力』阿川佐和子

2013年02月10日 23時19分35秒 | book
新書。久しぶりに新書読みました。

昨年のベストセラー。
人の話を聞くことは、仕事の上でも正確に情報を引き出したりするのに大事だし、コミュニケーションの基本でもある。
インタビュアーとして長く活躍されている著者自身のエピソードを具体的に挙げて「聞く力」について書いてあります。


読み応えは分厚いし十分。新書なので何かを学ぼうという構えで読んだけど、どちらかというと私は読み物として楽しみました。


阿川さんのインタビュー経験の中からたくさんのエピソードが書かれているので、インタビューの裏側を覗いてるみたいで楽しく読めました。


聞く力のレベルアップに直接役立てることは出来てないけど、面白い本です。


傾聴に興味があるので、また良い本があれば「聞く力」系の本を読みたいな。

『自分の強みをつくる』伊藤春香

2013年02月06日 21時26分50秒 | book
同じジャンルの本を連続で読まないのが今年の私の読書のマイルール。今のところ出来てます。


安藤美冬さんの本と同じシリーズで出てる本。
著者はブログの世界では有名な人らしく、学生の時にはスポンサーを募ってタダで世界一周の卒業旅行をしたらしい!
すごいよね。

そんな伊藤春香さんがレクチャーするなりたい自分になる為の具体的な方法が書かれた本。

「キャラを作る」というと語弊があるけど、理想の自分ならどう振る舞うか、行動するかという事を考えて、なりきって生活するというもの。
最初から行動力に溢れ社交的な性格だった訳ではない伊藤春香さんが「はあちゅう」というもう1人の理想の自分を生み出し、強みを作っていった方法が詳しくかつ具体的に書いてあります。


なりたい自分に近づく為の助けに必ずなる本。実践してみます。

『空飛ぶ広報室』有川浩

2013年02月03日 22時00分29秒 | book
大学の友達がオススメしてた本。
小説読みたいなと思って、図書館では借りられないと思って購入。



有川作品、何作か読んでるけど、面白かった!分厚いけど全然苦じゃない。


全体を通して相手の気持ちをよく考えてるなっていうのが印象に残った。

こんな言葉をぶつけて相手はどんな風に思っただろうか、ひどい傷つけ方をしてしまったなであったり、こういう立場から見るとこうだけど、今の自分なら違う考え方が出来るとか、登場人物が自分以外の人間の気持ちを考えてることが多かった気がする。
それも特定の登場人物に限らず全体的にそれぞれが互いの心中を理解しようと一生懸命で、私なんかじゃ思い至らない所まで察しててすごいと思った所もありました。


航空自衛隊の広報室が舞台って聞くとどんな話?って感じだけど、他の基地との調整だったり、企画作ったり普通の会社っぽい所もあったし、逆に航空自衛隊カラー全開の独特な所も楽しかったです。
自衛隊に関する知識ほぼゼロのテレビ局のプロデューサーのリカと一緒に自衛隊についてや航空機について知ることが出来るので独特な所はあるけど、理解しにくい所は全くない。



挫折を乗り越えて新しい仕事に向き合う姿っていうのもけっこうポイントだったと思う。

事故でパイロットを辞さなければなかった空井さんと、記者から不本意な異動でプロデューサーなってしまったリカ。
新しい仕事に向き合って一生懸命になる姿には励まされました。



登場人物が皆魅力的で、上司や同僚それぞれが抱えてる思いや考え方があるんだけど、いいチームだなと感じました。


震災後の松島についても書かれてて、、、有事に助ける側の人間である自衛隊の人達も被災者なのに傷付いてるのに、その事を見落としていたというような事が書いてあってはっとした。


震災からずいぶんと時間が経ったような気がしていたけど、再度東北に思いを寄せるきっかけになりました。


また再読したい一冊。

辞めます

2013年02月01日 12時01分22秒 | 2012 (25)
今朝、上司に言いました。


進学するって決まった時点で言ってほしかった。こちらも採用など段取りがあるし、進学するなら説得のしようもない。と言われました。


私が悪いんだけど、へこむー。でも進学決まった時点で言うなんて出来なかったよなと思う。
1年目でやりたいことあるので辞めますってじゃあなんでこの会社入ったの?ってなる。

私の中ではこの会社に入ったのは矛盾してなくても、会社からしたらせっかく育てたのに無駄になったって話…。




あー。とにかく頑張って仕事するしかない。