うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

出発します!

2006年09月27日 10時16分41秒 | Diary(~2010)
 英国へいよいよ出発します!チェックインして、荷物の検査終わってあとは飛行機に乗るだけ。でも乗るの11:20。時間めっちゃ余っとるし。家出たの6時前だよっ!
 手荷物が重い…。一人で手続きして、一人で飛行機に乗るから(ツアーだから皆で行動するかと思ってた)初めての私はとりあえずかなり動揺しつつ早めに移動して、乗る場所まで来た(汗)
 飛行機が近くに見えて楽しい♪とりあえず一息ついてます。
 準備がぎりぎりで一昨日スーツケースに荷物つめて、昨日、ガイドブック買った。機内で読めると思って…。文庫も一冊持ってきたしね。


 10月2日に帰国します。この日から大学は始まるけど休む。家に帰ったら間に合わないからさ…。休むけど、ごめん。成績が気になるっちゃあ気になる。
 いってきまーす。

「ウーマンアローン」廣川まさき

2006年09月11日 15時28分04秒 | book
 ノンフィクションです。私がこの本を知ったのは、第二回開高健ノンフィクション賞受賞で話題になっていた時で、「銃のかわりにギターを持って川を下った」っていう部分がかなり強調されてた。野生の熊が出る所を女一人で下るだけでもびっくりするのに、銃を持たないでってどんな風にしたんかなぁと好奇心がわくでしょ?
 二度目にこの本のことを思い出したのは、村山由佳さんのエッセーに廣川まさきさんが登場した時。
 そんな先入観というか評判を聞きながら読んだ。アラスカとカナダにまたがるユーコン川をボートで一人下る。まさにそこには想像を越える自然の厳しさがあり、孤独があり、いろんな現地の人との出会いがあった。銃のかわりにギターをっていうのだけ聞くと無謀に聞こえるけど、読むとちゃんと準備も、自然との距離のとりかたも分かってそうしたっていうのが分かった。川を下る中で大変なことも書いてあるけど、そんなに思ってたほどの大変やとかつらそうっていう感じは受けへんかった。いろんな人との出会いが温かかったからかも。無事に目的地までこいでいって成し遂げたのは、改めてすごいと思った。わりと読みやすかった本です。

海と母

2006年09月11日 12時20分34秒 | student(university)
 集中講義四日目!さっきの時間、三好達治の詩をしたんやけど、そこで再会した詩があった!前期の「日本の詩歌」で先生が紹介したうちの一つで、印象に残ってたからすぐ分かった。
 「海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がゐる。そして母よ、佛蘭西人の言葉では、あなたの中に海がある。」(『測量船』の「郷愁」という詩より引用)私が、第二外国語でフランス語してるから親しみがぐっと湧いたし、先生が紹介した時、この発見すごいって思ったから覚えてた。井原西鶴よりも近松門左衛門(前回の授業でした)よりもがぜん興味がわいた。

「一瞬の風になれ 第1部 イチニツイテ」佐藤多佳子

2006年09月08日 19時17分00秒 | book
 「ヘヴンリー・ブルー」を買いに行った時に平積みされてたのを発見!全然本出えへんかったから佐藤多佳子の文字を表紙に見つけて興奮。「黄色い目の魚」を読んで以来大好き。その本は、前に言ったことあるけど、火事になったら持って逃げたい本やしね。し・か・も、3ケ月連続刊行!やったー。うれしーいっっ!陸上青春小説。
 主人公二人もなかなかいいキャラしてるんやけど、周りの陸上部員もええキャラしてる。私も陸上してえっとは思わんかったけど、試合やら合宿やらリアリティがあって、陸上小説読んだことあるけど、かなり詳しく書かれてるんちゃうかなぁと思う。だからといって読みにくさはない。早く続きが読みたい。爽やか青春小説っていうのとは一線をかくしてると思う。きれいごとだけじゃなくて、人間くさい悩みがあり、腹立てたり。もっと速くなった二人を見たい。

集中講義初日

2006年09月08日 10時23分52秒 | student(university)
 昨日、人生初の集中講義を受けた。正直に言いますと想像してたより体力的にきつい。90分の授業を3コマ受けたけど、途中寝そうになった。一番前の席にいながら…(汗)朝の10:30から17時まで座りっぱなしやった。弁当持参したし。
 受けてる人は十数人で半分より少し多めにお年寄りがいて、私が着いた時に、若者がおらんかったから「えーっ。」って思ったけど、パラパラ来た。会話がほとんど皆無で、ちょっとはしゃべれるような人ができるかと期待してたけど、ダメやった。弁当食べる時も私のキュウリをかむ音が聞こえてるんちゃう?っていうくらい静かやった。こういう空気にも疲れた。
 教室は市民センターの講堂で、一段高くなった壇上に校長先生が話す時の台にマイク、横にホワイトボードがあった。冷房がきいてて右半身に風が当たって寒かった。お年寄りが多かったのは趣味で学ぶ人と私らの集中講義が一緒やからみたい。90分の昼の休憩、午後の授業間の30分の休憩中、私は本を読んでた。することねーよ。おかげで読み終えられた。電車でも読んでたし。
 朝の7:30に家を出て、今講堂に着いてこれを書いてる。まだ家のパソコンがインターネットにつながらんから、ケータイから更新。
 肝心の授業は、昨日だけで与謝蕪村にかなり詳しくなれる内容やった。受けてるのは、大阪文芸論。興味があるから受けたけど、先生の発する言葉の意味が分からんかったりした。そして、3コマ蕪村はきつい!前期で習ったことが出てきた時はちょっとテンション上がった。まもなく授業が始まる。

ゲド観てきた

2006年09月08日 09時42分18秒 | Diary(~2010)
 一昨日、映画『ゲド戦記』を友達と観てきた。話がいまいち分からん所がちょいちょいあった。少し展開早すぎかなぁとも思った。絵はきれいやし、ストーリーに考えさせられるようなものもあったけど、期待してた程じゃなかった。小説を読んでたらもう少し理解できたかも。小説めっちゃ読みたいけど、高いっっ!図書館の予約もすごい数やし。岡田くんの声がなかなか巧くアレンを演じてるなぁと思った。友達は、ちょっと合ってないって思ったみたい。ハウルの方がハウルと声がめっちゃぴったりでかっこいいって思ったらしい。私は、ハウル観てないからどれほどハウルがかっこよかったのか分からん。
 すごい久しぶりに観た映画。前観たのは、ハリー・ポッター。平日だからかお客さんはすごい少なくて、パラパラおる程度やった。レディースデーやったのに!数えるほどのお客さん。ぎゅうぎゅうよりはええか。