うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

ふかふかホットケーキ

2011年12月25日 10時34分51秒 | 2011(うさぎ年)
昨日は、カルピスを入れてふかふかホットケーキを作りました。
カルピスを入れるとなぜかふかふかになるらしい。


おいしかったよ~!!
何もつけなくても食べれました。
ふかふかになったしね☆



ホットケーキ好きとしては念願のふかふかホットケーキを作れて幸せでした。


他の味付きカルピスでも機会があったら作りたいなぁ。



私の中でちょっとしたカルピスブームきてます(笑)

『発光地帯』川上未映子

2011年12月18日 23時27分40秒 | 2011(うさぎ年)
川上さんのエッセイ。何冊か川上さんのエッセイ出てると思うんだけど、『世界クッキー』を読んだことあります。


今回2冊目。


震災後に出たエッセイもあったと記憶しているんだけど、タイトルが頭に残っていて、読みたかったので最新エッセイではないけど、読みました。



やっぱり何だか理解できないこともたくさんあったけど、独自の視点から紡がれる言葉の波間をたゆたって、頭の中が川上ワールドに浸されるのが良かった。



理解するよりも感覚的なこととか、言葉の選び方や文章自体を楽しむ感じ。


とても短いエッセイばかりが収められているんだけど、読んでいるうちに言葉の海に溺れてしかも内容もあまり理解できないものだからひとつ読み終わると、はて今読んだエッセイのタイトルは何だったっけ?と何回もなりました(笑)

「きらきらしい」という表現が度々出てきて気に入りました。
知らない言葉や使わない言葉が出てくるのもまた一つの醍醐味。

新聞に連載されていたものをまとめたらしい。



川上ワールド、理解できないこともたくさんあるけど面白いのです。


ずっと読むのはかえってストレスになるかもだけど(理解できないことが多くて)、時々読むのは良い感じです。

『僕らの事情。』デイヴィット・ヒル

2011年12月17日 10時36分10秒 | book
最初、ノンフィクションだと思ってたら、本をいざ手にして小説ということが分かりました。

雑誌で紹介されていて、それがきっかけで読もうかなと思いました。あまり翻訳された本って読まないんだけど、珍しく読みました。表紙がスカッとしてて良い感じです。

筋ジストロフィーの少年(サイモン)とその親友(ネイサン)の話。

だからといって病気が中心じゃなくて、親友が主人公。親友の少年から見たサイモンの姿が描かれてます。
すでに電動車いす生活を送ってるサイモンだけど、そこに悲観的なものって全く表出されてなくて、ほんとは心に抱えてるものがあるのかもしれないけど、小説全体を通して明るい。

明るいのが一番意外かもしれない。カラッとしてる。ごく普通の男の子の話。女の子のことも気になるし、ジョークも言うし、そばにいるネイサンもサイモンのことを特別扱いしたりしない。

だんだんと筋肉動かなくなって弱っていく場面もあるんだけど、それよりも前の日常の方が分量的には多くて、その中で時々垣間見える死や自分の病気からくる考え方にはっとさせられる。

たとえば、テレビで大々的に呼びかけて寄付を募る番組に関して、サイモンは自分たちをまるで「よそ者」だって気にさせるということ、金さえあげればそれで良しみたいな風にしてることはおかしいって言ってる。
自分が皆と同じ教室で学んでいるのに、どうして?って、健康な子と同じように暮らしたいって願っているのに。

テレビはたくさんの寄付が集まるメリットを考えれば有効な手段だけど、ひとつ間違えるとかえって相手を傷つける。日本でもその類のテレビはあるし、考えさせられました。差別はいけないとかなんとか言いながら、自分たちとは違うって暗に言ってるような所、あるかもしれない。

他には、何気ない日常がかけがえなく素晴らしいものだってこともこの小説のメッセージだと思う。ネイサンの母親がそのようなことを言う場面がありました。


外国が舞台だから読みにくい部分もあったけど、カラッとしていて読みやすい小説でした。


ランニング

2011年12月11日 12時50分31秒 | 2011(うさぎ年)
神戸マラソンが終わってちょっとだれてたけど、再び来年1月末に大会に出ることにしてモチベーションアップ(笑)
県内たつの市の大会に出ます。


ランニングウォッチも買って、寒いけど再びやる気を出して走っています!



ラン仲間の中には、いろいろ痛い所が出てきて走るのお休みしたり、控えめでランしてる方がいるけど、私は今のところ大きな故障はありません。筋肉痛くらいですんでいます。



普段走っても6㎞くらいだから、無理な走り方をしてないからかもしれないけど。



寒さに負けずにランニングシーズンの冬を走り抜けたいです(´∀`)

浮世絵展

2011年12月05日 14時53分56秒 | 2011(うさぎ年)
昨日、行ってきました~。思ったより楽しかった。

写楽、北斎、広重、歌麿の4人の浮世絵を集めた展示でした。


それぞれ特徴があって見ごたえたっぷりでした。


馴染みのある浮世絵もいくつかあったし、良かったです。
印象に残ったのはやっぱり葛飾北斎の富士山の絵。
写楽は役者絵が多かったんだけど、印象に残ったのは『菅原伝授手習鑑』の桜丸が素敵な感じでした。
『忠臣蔵』の段ごとの絵があったんだけど筋だけでもさらえて行ってたらもっと楽しめたのになぁと思いました。ぼんやりとしか覚えてないから(汗)


風景画や、アップで描いてある顔だけじゃなくて全身が描いてある人物画はかなり細かい部分まで描き込まれていて驚きました。
人物画といえば、写楽の役者絵のような大きく上半身が描いてあるようなイメージが私の浮世絵のイメージだったけど、市井の人や美人の絵は、着物の柄まで細かく描いてあってその細部まで細かく描かれていることが新たな発見でした。



『東海道五拾三次』、『富嶽三十六景』なんかのメジャーな作品も見られて感動しました!
波がザザーンとなってる絵や、赤富士もありました。


昨日が最終日だったのですが、通りかがりの知らないおじさんが余っているからと招待券をくれました!入場料浮いたー。


ラッキーガール(笑)



晩年になると作風が変化したり、いろんな構図を取り入れたり、同じ浮世絵というジャンルでも違いがあって面白かったです。
4人それぞれ個性が違うし、描いてる対象も違ったのでそれも面白かった!



また機会があれば浮世絵観に行きたいな~。


歌舞伎も一度観に行きたいな~。

『星やどりの声』朝井リョウ

2011年12月05日 14時51分50秒 | book
わりと一気読み。
読み終えてから再度帯の紹介コメント「卒業の日を迎えるこの家族を…」を読むとより意味が染み込んできました。
有川浩さんが帯文書いてらっしゃいます。


お父さんが亡くなってからの母と6人の子どもたちの家族の話。兄弟6人がそれぞれ主人公となって6章で完結。
心が温かくなる小説。


ちょっとした仕掛けがあって、最後にそれが分かるんだけど、じんときました。早坂家には家族の絆が確かにあって、さらにそれを再認識させられる。家族が一つの輪となってつながる。
そこに、さらに琴美さん(長女)の赤ちゃんの話が入ってさらに唸らせられました(笑)



子どもたちは、皆性格が違うんだけどそれぞれ良いところがあって、いい兄弟だなと感じました。
特に小春ちゃんが好きです。るりちゃんと双子で、見た目ハデだし、勉強も出来ないけど、優しい。なぜ、お化粧をしてハデになったのかについてのエピソードに心を掴まれました。



お父さんが亡くなっても家族で支え合いながら生活してる的なありがちな話ではなくて、確かに皆で支え合っている部分もあるけど、そこから次のステップへと進む話であることがこの小説の価値だと思います。



父が残してくれた喫茶店「星やどり」の地主さんへの賃貸料の支払いが滞り、それが分かった時に子どもたちはどうするか?
地主さんの好意で支払いを待ってもらってたんだけど、そうもいかなくて…。最後の方でこのようなエピソードが展開されます。



風景描写が素敵。前の朝井さんの小説の感想でも私、書いてたかな?空の描写に関する言葉の選び方好きです。



私の小説を読む時のポイントとして、風景描写が素敵な作品かどうかは大事なポイントなのかな?と思います。
いまさらだけど、風景描写が素敵っていう感想、ブログによく書いてるなと気付きました(笑)



多分、デビュー作の印象はあまり良くなかったような気がします。期待しすぎたのもあるけど(汗)

期待して読んだんだけど、期待以上の作品でした!!

次回作も期待!

値段が…

2011年12月03日 17時04分08秒 | 2011(うさぎ年)
先日、ランニングウォッチをネットでポチッと購入しました。明日か明後日には届きます。


今日、何気なくチラシに目を通していると同じシリーズのランニングウォッチが半額くらいで載っているではありませんかっっ!!!

( ̄□ ̄;)!!


ショック~。完全に同じやつではないけど、機能はほぼ同じ時計が…。半額くらい…。

私は、9550円で買って(それでも安くなっている)、チラシ、4890円。


見なけりゃ良かった。


そんなショックがありましたが、ランニングウォッチ届くのが楽しみです。