徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和2年10月12日、月曜日、晴れ)

2020年10月13日 | 日記
      
      熱海は晴天だ。

  テレビの天気予報によると東京は晴れでも湿度が70%を超えるくらいあるそうだ。
  東京はそうだろうが熱海は晴天でカラッとしている。
  カミサンは今日東京に戻るというので、カミサンの使ったシーツなど朝のうちに洗濯。

  カミサンは午後1時半過ぎに帰って行った。

  再び、静かな日常に戻った。
  天気もいいので、午後2時半に岸壁に日向ぼっこをかねてちょい投げ釣りに行くことにした。
  撒き餌も解凍し、いよいよ出かけようとバイクのエンジンを掛けようとしたら
  セルでもキックでもエンジンが始動しない。
  困った。
 解凍した撒き餌を捨てるわけにはいかないので、クーラーボックスを肩に歩いて岸壁に行った。
  日陰のワタシのマンションは寒いが、日の当たる場所は暑いくらいだ。
  途中、ウインドブレーカーを脱いだ。
  岸壁に着くころには汗ぐっしょりだった。
  長袖Tシャツも脱いだ。
  午後3時過ぎの岸壁は釣り人も少ない。
  「ちょい投げ」で釣り竿もファミリー向け短い竿で大物を釣り上げられる竿ではない。
  アジが釣れればいいなという気持ちだった。
  何投目かでウキが沈んだ。
  30センチクラスのサバが釣れた。
  安物の竿でも釣り上げることができた。
  サバが釣れるということは、群れでやって来ているということなので
  立て続けに5本釣れた。
  5本は多すぎるので近くのオジサンにあげた。
  釣ったサバは鮮度を保つためにその場でエラを取って血抜きをする。
    
    カマスやイワシ用の小さなクーラーボックスに窮屈そうにサバが体を縮めている。

  20日から知人が釣りにやってくる。
  この竿でも十分に使い物になることを実証した。

  午後4時半の音楽が流れたので引き上げることにした。
  釣れれば釣れたで、ましてや「歩き」で帰るのでクーラーボックスの重さが肩に食い込む。
  マンションに着いたら、もう5時半だ。
  休む間もなく
     
     下処理にかかる。
  サバは足が速いので、しめ鯖用にと竜田揚げと塩焼き用に三枚におろしたりして準備。
  しめ鯖には塩を振って1時間ほど寝かして水分を出し、水洗いし、酢で1時間締めて
  冷凍してと手間がかかる。

  疲れた。(笑)

  やはり朝釣りがいい。
  午後に昼寝できる。
  だが、午後日陰の部屋は寒い。
  午後ののんびりした釣りも捨てがたい。
  そうだ、釣れなきゃいいのだ。
  釣ろうとする「欲望」を持ってはいけない。
  だが、食料確保のためには釣らなければならない。
  悩むワタシなのだ。
  
  
  

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