「一度講演を聴いてみるといい、きっと参考になるから」という橋田市長のお誘いもあって、今日(財)野村生涯教育センター宮崎支部35周年大会 第12回生涯教育宮崎大会に参加してきました。
宮崎市のオルブライトホールで10時から4時まで「地球の未来 人類の未来 ー今、私たちに問われるものはーというテーマで行われました。
大きく3部に分かれており、まず「生涯教育国際フォーラムの足跡という映像が上映されました、創設者の野村佳子さんが1960年代に日本が直面した青少年の不幸の問題に直面し、教育を抜本的に問い直し、東洋の自然観に基づいて野村生涯教育論を構築した話、月面着陸のニュースにより、「地球は一つ」無理解無知による紛争を防ぎたいと、ユネスコをはじめとする世界的な機関に働きかけ(最初家庭の主婦が世界の檜舞台で何するのかと罵倒に近い批判を浴びたそうです)、それが次第に大きな波となる様子が上映されました。
次は実践報告として4人の方の実体験報告があり、お昼ご飯を挟み、現理事長である金子由美子さんの基調講演がありました。
さていつものように、聞いていて印象に残ったキイワードを書いてみます。
*(若者達は、今)自分の足で立つ人間になりたい。安心感、信頼できる人にあったことが契機となった。何をやるかでなく、まず自分を知ることが大切。
*(家庭人として、今)自分が変われば、頑なな相手も変わっていった。
*(保育者として、今)教育とは人間が人間らしくなる事。母と子の関係が人間関係の原型。教える者こそ学ばなくてはいけない
*(経営者として、今)商売も人間関係が元となる。全てのことに自己成長の教材がある。全ての人間関係の原点は夫婦の関係
以上が4つの報告でした。
金子理事長の講演は、宮崎でおこった災害に対してのお見舞いの後(橋田市長の著書の話をされ、殺処分された家畜の所では涙声になられていました)「天孫降臨の地である宮崎県で起きた口蹄疫・鳥インフルエンザ・新燃岳の災害は何を示唆しているのか考える事があります」と切り出し話し始めました。
*学校教育はいつの間にか成果教育経済教育となってしまった。
*学校教育ではまかないきれない事を生涯教育で模索していく
*教育の視点を人間の内面に持って行った
*欧米は知識は学校、徳育は教会(宗教)と棲み分けがあったが、その教育だけを戦後日本は持ってきてしまい徳育の教育が失われた。
*人間の価値は「できるかできないか」でなく「存在するだけで」価値がある
*ベースは東洋的人間観
*人は誰かに活かされている、そして尊い色々な犠牲の上で成り立っている
*競争そのものに善悪はない、ただ結果のみに価値を持つことが間違っている、できるできないより努力していることに価値がある・・これは私の心に飛び込んできました
*今であっている人は、自分にとって必然の出会いである
*善なる自由意志の開発こそ教育
結構おもしろい講演でした、とくに金子理事長が少したどたどしく講演している姿と質疑応答の難しい質問に対して「スパッ」と回答され、その明快さに驚きました。
最後に創設者野村佳子さんは生涯教育を4つの要点と3つの原則で表現しています。
4つの要点①知識の教育から、智慧の教育へ②知育偏重教育から、全人格教育へ③伝統文化学習から、文化創造学習へ④時限教育から、生涯教育(永久教育)へ
3つの原則①子供達の教育は、いついかなる場合にも親の自己教育である②生徒達の教育は、いついかなる場合にも教師の自己責任である③社会人生にふれあう全ての条件は、一人一人の自己学習の教材である
ユネスコから絶大な支持を受けている、野村生涯教育です興味のある方はtel0985-53-7893宮崎支部までお問い合わせください。
さて明日は「食の大運動会です」皆さんおなかすかせて、参加してください。
宮崎市のオルブライトホールで10時から4時まで「地球の未来 人類の未来 ー今、私たちに問われるものはーというテーマで行われました。
大きく3部に分かれており、まず「生涯教育国際フォーラムの足跡という映像が上映されました、創設者の野村佳子さんが1960年代に日本が直面した青少年の不幸の問題に直面し、教育を抜本的に問い直し、東洋の自然観に基づいて野村生涯教育論を構築した話、月面着陸のニュースにより、「地球は一つ」無理解無知による紛争を防ぎたいと、ユネスコをはじめとする世界的な機関に働きかけ(最初家庭の主婦が世界の檜舞台で何するのかと罵倒に近い批判を浴びたそうです)、それが次第に大きな波となる様子が上映されました。
次は実践報告として4人の方の実体験報告があり、お昼ご飯を挟み、現理事長である金子由美子さんの基調講演がありました。
さていつものように、聞いていて印象に残ったキイワードを書いてみます。
*(若者達は、今)自分の足で立つ人間になりたい。安心感、信頼できる人にあったことが契機となった。何をやるかでなく、まず自分を知ることが大切。
*(家庭人として、今)自分が変われば、頑なな相手も変わっていった。
*(保育者として、今)教育とは人間が人間らしくなる事。母と子の関係が人間関係の原型。教える者こそ学ばなくてはいけない
*(経営者として、今)商売も人間関係が元となる。全てのことに自己成長の教材がある。全ての人間関係の原点は夫婦の関係
以上が4つの報告でした。
金子理事長の講演は、宮崎でおこった災害に対してのお見舞いの後(橋田市長の著書の話をされ、殺処分された家畜の所では涙声になられていました)「天孫降臨の地である宮崎県で起きた口蹄疫・鳥インフルエンザ・新燃岳の災害は何を示唆しているのか考える事があります」と切り出し話し始めました。
*学校教育はいつの間にか成果教育経済教育となってしまった。
*学校教育ではまかないきれない事を生涯教育で模索していく
*教育の視点を人間の内面に持って行った
*欧米は知識は学校、徳育は教会(宗教)と棲み分けがあったが、その教育だけを戦後日本は持ってきてしまい徳育の教育が失われた。
*人間の価値は「できるかできないか」でなく「存在するだけで」価値がある
*ベースは東洋的人間観
*人は誰かに活かされている、そして尊い色々な犠牲の上で成り立っている
*競争そのものに善悪はない、ただ結果のみに価値を持つことが間違っている、できるできないより努力していることに価値がある・・これは私の心に飛び込んできました
*今であっている人は、自分にとって必然の出会いである
*善なる自由意志の開発こそ教育
結構おもしろい講演でした、とくに金子理事長が少したどたどしく講演している姿と質疑応答の難しい質問に対して「スパッ」と回答され、その明快さに驚きました。
最後に創設者野村佳子さんは生涯教育を4つの要点と3つの原則で表現しています。
4つの要点①知識の教育から、智慧の教育へ②知育偏重教育から、全人格教育へ③伝統文化学習から、文化創造学習へ④時限教育から、生涯教育(永久教育)へ
3つの原則①子供達の教育は、いついかなる場合にも親の自己教育である②生徒達の教育は、いついかなる場合にも教師の自己責任である③社会人生にふれあう全ての条件は、一人一人の自己学習の教材である
ユネスコから絶大な支持を受けている、野村生涯教育です興味のある方はtel0985-53-7893宮崎支部までお問い合わせください。
さて明日は「食の大運動会です」皆さんおなかすかせて、参加してください。
シンガポールの有力紙ストレーツ・タイムズ(17日付)に日本が技術革新を続け、優れた製品やサービスを生み続ける限り、「今後もずっと尊敬される国であり続ける」との東京特派員のコラムがインターネットのニュース欄に掲載されており、その要因にも少々触れていますが、金子先生のお考えに通ずるところもあるように思えます。
親として空手を教える立場として心すべきことと心得ます。
以前ブログでも書きましたが司馬遼太郎さんが資源のない日本が生き残るには「上等な人間性」をつくるしか無いと言っていました。
私は松濤空手道場訓の
人格完成に努めること・誠の道を守ること・努力の精神を養うこと・礼儀を重んじること・血気の勇を戒めること
世界の中での日本人のあるべき姿を表現している言葉だと思っています。