私は16年ほど、名古屋に住んでいたので、名古屋に対する思い入れは深いです。
今はあまりプロ野球に興味がないけど、名古屋在住の時はバリバリのドラゴンズファンでした(落合監督優勝おめでとうございます)。
「大いなる田舎」といわれた名古屋ですが、大トヨタ等を抱え、大発展をしました。さてそんな名古屋ですが最近気になっていることがあります。
それは名古屋市議会解散請求に向けた署名提出が行われていることです。今日の朝日新聞によると提出した署名数は46万5385名分(8/27-9/27)でリコールに必要な署名数は市内の有権者数の1/5にあたる36万5795名ということなので、無効票があったとしても、必要数に達成するみたいです(2割を無効として計算)。来年1月にも解散の是非を問う住民投票が行われます。
以前ブログに書いたのですが、現在地方自治は2元代表制を取っているのに、こんなこといいの?と思ってしまいます。
解散に向けた市民の署名提出は、市民の権利ですから全く問題はありません。ただその先導するグループとその動機が私には引っかかっています。
市長選挙の時、マニュフェストに市民税10%恒久減税をうたって当選したのに、議会が反対して実現できないといい。
そのうえ、議員にとっては、とても飲めない議員報酬半減など提出して、反対させる(議員の給料半減とか、市民は喜びやすい)。
「地域の代弁者という役割が色濃い議員と異なり、市長は市全体にかかる施策で市民の直接の民意を受けた存在」だから民意に反するといって、議会を解散する手段を市長のサポーター組織にやらせる・・。
市長は権力を持つ存在です、だからそれを監視するする役割として議会があります。(もちろん議会も権力を持つ存在になります)
増田元総務相は「権力の分散が望ましい、そのための二元代表制度」と言っています、私もその通りだと思っています。
二元代表制の反意語に内閣制があります(橋元大阪府知事が言っています)簡単にいうと、国会と同じですね。つまり議員の与党側に執行部に入ってもらい経営責任を共有するという考えです。(与党になったら、監視機能が発揮できないなど、いろいろと問題点があります)
ここに至った経緯には地方議員の動きが見えないという、市民の声が合ったのでしょう。議員は執行部のチェックだけしておればいいんだとか、最悪なのはそのチェックさえしないと市民に思われているせいだと思います。
市民との意見交換の場多様に設けたり、報告会を行ったり、市民活動に参加したりする努力が足りなかったせいでもあると思います。
また議員同士が執行部案について意見を交わし、議論を深めることは住民のために議案をどうするかという考えになり、会派や政党の縛りが少なくなり、より市民のための議会になります。そいった考えや行動が遅れていたせいもあります。
だからといって、自分の考えに反対するものはつぶそうとする行動に私は賛成できません。隣の県の阿久根の問題も同じです。
歴史をひもとけばそのような権力者の行動が、国を潰した例が多くあります(第二次大戦前のドイツ・ヒットラーなど)
性急に事を運ぼうとせず、議会の場での十分な討論が望ましいのではないでしょうか?。
今はあまりプロ野球に興味がないけど、名古屋在住の時はバリバリのドラゴンズファンでした(落合監督優勝おめでとうございます)。
「大いなる田舎」といわれた名古屋ですが、大トヨタ等を抱え、大発展をしました。さてそんな名古屋ですが最近気になっていることがあります。
それは名古屋市議会解散請求に向けた署名提出が行われていることです。今日の朝日新聞によると提出した署名数は46万5385名分(8/27-9/27)でリコールに必要な署名数は市内の有権者数の1/5にあたる36万5795名ということなので、無効票があったとしても、必要数に達成するみたいです(2割を無効として計算)。来年1月にも解散の是非を問う住民投票が行われます。
以前ブログに書いたのですが、現在地方自治は2元代表制を取っているのに、こんなこといいの?と思ってしまいます。
解散に向けた市民の署名提出は、市民の権利ですから全く問題はありません。ただその先導するグループとその動機が私には引っかかっています。
市長選挙の時、マニュフェストに市民税10%恒久減税をうたって当選したのに、議会が反対して実現できないといい。
そのうえ、議員にとっては、とても飲めない議員報酬半減など提出して、反対させる(議員の給料半減とか、市民は喜びやすい)。
「地域の代弁者という役割が色濃い議員と異なり、市長は市全体にかかる施策で市民の直接の民意を受けた存在」だから民意に反するといって、議会を解散する手段を市長のサポーター組織にやらせる・・。
市長は権力を持つ存在です、だからそれを監視するする役割として議会があります。(もちろん議会も権力を持つ存在になります)
増田元総務相は「権力の分散が望ましい、そのための二元代表制度」と言っています、私もその通りだと思っています。
二元代表制の反意語に内閣制があります(橋元大阪府知事が言っています)簡単にいうと、国会と同じですね。つまり議員の与党側に執行部に入ってもらい経営責任を共有するという考えです。(与党になったら、監視機能が発揮できないなど、いろいろと問題点があります)
ここに至った経緯には地方議員の動きが見えないという、市民の声が合ったのでしょう。議員は執行部のチェックだけしておればいいんだとか、最悪なのはそのチェックさえしないと市民に思われているせいだと思います。
市民との意見交換の場多様に設けたり、報告会を行ったり、市民活動に参加したりする努力が足りなかったせいでもあると思います。
また議員同士が執行部案について意見を交わし、議論を深めることは住民のために議案をどうするかという考えになり、会派や政党の縛りが少なくなり、より市民のための議会になります。そいった考えや行動が遅れていたせいもあります。
だからといって、自分の考えに反対するものはつぶそうとする行動に私は賛成できません。隣の県の阿久根の問題も同じです。
歴史をひもとけばそのような権力者の行動が、国を潰した例が多くあります(第二次大戦前のドイツ・ヒットラーなど)
性急に事を運ぼうとせず、議会の場での十分な討論が望ましいのではないでしょうか?。
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