この日(22日)のお天気は、お日様マークから、いきなり傘マークになっていた。
いつ降り出すかと案じたが、雨の気配はなさそうだったので、友人とタクシーで瑠璃光寺に向かった。
幾度も瑠璃光寺に行っているのに、不思議なことに、梅の季節には訪れていなかったので。
五重塔周辺は、おとなう人も少なく、ひっそりとした佇まいであった。
程よい数の梅の木があり、塔との調和が保たれていた。
タクシーの運転手は、写真に趣味のある人らしく、この位置からがいいなどと、撮影ポイントを教えてくれた。
夜はライトアップされて美しいと話し、その光景の撮影技術まで語り聞かされたが、私はデジカメに任せっきりだし、友人はカメラを持とうとさえしない。
運転手は、かつて携帯カメラに収めた五重塔の写真を見せながら、構図のよさを誉めて欲しげであった。
4時過ぎ、ホテルに到着。
病み上がりの友人の負担にならぬよう、ゆっくりと休息し、同じ歳月を生きてきた者同士、来し方や残り少ない未来を語り合ったりした。
夜ふけて、窓の外を眺めると、温泉街は雨に煙っていた。
いつ降り出すかと案じたが、雨の気配はなさそうだったので、友人とタクシーで瑠璃光寺に向かった。
幾度も瑠璃光寺に行っているのに、不思議なことに、梅の季節には訪れていなかったので。
五重塔周辺は、おとなう人も少なく、ひっそりとした佇まいであった。
程よい数の梅の木があり、塔との調和が保たれていた。
タクシーの運転手は、写真に趣味のある人らしく、この位置からがいいなどと、撮影ポイントを教えてくれた。
夜はライトアップされて美しいと話し、その光景の撮影技術まで語り聞かされたが、私はデジカメに任せっきりだし、友人はカメラを持とうとさえしない。
運転手は、かつて携帯カメラに収めた五重塔の写真を見せながら、構図のよさを誉めて欲しげであった。
4時過ぎ、ホテルに到着。
病み上がりの友人の負担にならぬよう、ゆっくりと休息し、同じ歳月を生きてきた者同士、来し方や残り少ない未来を語り合ったりした。
夜ふけて、窓の外を眺めると、温泉街は雨に煙っていた。