ぶらぶら人生

心の呟き

血小板の減少

2015-07-31 | 身辺雑記
 昨日、T医院で、今月二度目の診察を受けた。
 4週間分の薬を処方していただくので、月初めに診察を受けると、月末にもう一度ということになる。
 ブルームーンの月(こんな呼称のあることは知らなかった)と同じだ。
  <夜のニュースで、「7月二度目の満月」と放送していた。
   前回(7月2日)は、曇り空だったが、今晩は美しいお月さまだ。>

 昨日は、T医院に盆栽が置かれていなかったので、待ち時間、水槽の熱帯魚を眺めた。
 動きが敏捷で、カメラに収めるのが難しい。

   

 水槽の中の熱帯魚たちは、どれほどの命を生きるのだろう?
 動き回る姿は楽しそうだが、果たしてどうなのだろう?
 ただ本能のままに、動き回っているだけなのか?


 血液検査の結果を知らせていただいた。
 血小板の減少が、気になるのですが…と、先生。

 私は、すぐ晩年の父を思い出した。
 血小板についての知識は、それくらいしかない。
 腕に大きな紫斑を見つけ、どうしたの? と父に尋ねた。
 弱視の父は、気づかなかったのかどうか?
 不思議そうに腕を眺めていた。
 正常でないことは、医学知識のない私にもすぐわかった。
 早速、主治医の先生に診察していただいた結果、<血小板の減少>による症状であると分かった。
 その数値が、どの程度まで減少していたのか記憶にない。

 先生(私の主治医)によると、減少が進むと、紫斑ができたり肝臓の機能が衰えたりする場合があるとのことだ。
 私の場合、急いで手を打たねばならないほどの減少ではないらしい。

 帰宅後、以前のデータと比べてみた。
 今までにも、<L>の字が添えられているときもあったが、基準値からわずかに低め程度であった。
 タブレットで調べた結果、基準値の範囲は、150000~350000とのこと。
 100000以下は、要注意・危険性が認められる範囲とあり、私の97000は、その上限の数値である。

 血小板が減少する原因は、何だろう?
 これも老化?
 とにかく、数字など、気にすればきりがない。
 異常が起これば起こったとき、というのが最近の考えだ。
 老いを生きるということは、死に向かっての歩みなのだから。

 胃カメラ検査の結果、異常がなかったのに、相変わらず胃の調子が今一つ、意欲的に過ごせない、疲れやすいなど、気にすれば切りがない。
 大方は、<老い>が原因と考え、無理をしないことにしている。
 (4週間服用した胃薬は、やめることになった。副作用を考えると、なるべく薬は飲まない方がいい。)

 父の症状を気にしたほど、自分のことは気にしていない。
 それでいいのだろう。
 
 しかし、<溌溂とした日々>など、夢のまた夢。

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小説 『きことわ』

2015-07-30 | 身辺雑記
 本は、心の友だちだと思っている。
 友だちを通して、また新しい友だちの増えることが多い。

 先日、福岡伸一著『せいめいのはなし』を読んだ。(すでに、ブログに投稿)
 その対談集に登場した4人のうち、2人は、女性作家の川上弘美さんと朝吹真理子さんである。(両人とも芥川賞受賞作家)

 川上弘美さんは、「蛇を踏む」(芥川賞受賞作)以来、比較的よく読んでいる作家。
 「センセイの鞄」などは、特に印象に残っている。

 一方、朝吹真理子さんについては、芥川賞受賞作家ということだけは知っていたけれど、全く読んでいない。 
 昔に比べ、芥川賞受賞作に対する関心が薄れている。

 近年では、黒田夏子さんの『abさんご』を読んだ。
 史上最高齢75歳の女性作家が芥川賞を受賞したというとう特殊な報道につられて。
 さらに、風変わりな題名や横書きの小説などといった、通常とは異なる一面に関心を抱いて。
 が、結局、私には、その作品の良さが理解できなかった。
 独特さばかりが目だって、心に響くものを得られなかった。

 (朝吹真理子さんの受賞(144回)は、黒田夏子さん(148回)より前である。)


 福岡伸一さんとの対談を読んだことで、朝吹真理子さんに関心を抱いた。
 小説を読んでみようという気になり、アマゾンへ注文した。

      
                表紙とカバー

 早速届いたのが、上掲の本である。
 やや気取った小説?
 題名からして<?>と思った。
 貴子(きこ)と永遠子(とわこ)が中心の物語である。
 それが、題名の『きことわ』なのだ。

 昨日は、朝から心身に疲れがあって、何もできなかったが、夕方、この本を読み始めて、いつの間にか小説の世界にのめりこんでしまった。
 作品を読みながら、心地よい音楽を聴いている感じだった。
 漢語表現が少なく、感覚的な文章が魅力的で、そよ風に吹かれている感じだ。
 語彙は豊かだし、ひらがな表現とか長い段落とか、表現上には、作者の好みと工夫が生かされていると思う。

 本の帯に、<貴子と永遠子。ともに過ごした葉山の日から25年――。>とある。
 なんでもないような日常の中に、結構物語があり、生死や不倫の恋も描かれたりしながら、繊細な描写に満ちている。
 なにもなさそうで、大切なものが潜んで、様々な光を放っているような印象を覚えた。

 川上弘美さんとはまた違った魅力的な作家だと思う。

 カバーも本の表紙も、大いに気に入った。
 品がある。
 最近は、顔写真が入ったり、はではでしく宣伝文句が載っていたりして、気にくわないものが多い。

 カバーや表紙の雰囲気が、内容にも似合っている。
 作品の醸し出すものと渾然一体という感じだ。

 何にもできないと、一日のだらしなさを悔やんでいたが、就寝前の気分は、すこぶるさわやかであった。

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母の忌日

2015-07-29 | 身辺雑記
 母の亡き後、23年が過ぎた。
 
 89年の生涯を偲ぶ。

     「私もはや、82歳になりました。
      老いを送る日々は、大変なものなのですね」
 
 と、亡き母に語りかける。

 母からの返答はない。
 20年近く、病臥の歳月を送った母は、なお辛かったことだろう。

     「自分が老いてみなければ、老いのつらさはわかないものですね」

 重ねて、母に呟く。


            
      近所に咲いていた高砂百合

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7月の庭 (三木俊治 彫刻展)

2015-07-28 | 草花舎の四季
 暑い日が続く。
 草花舎がひどく遠く思えて、出かけることをためらっていた。

 先日来(7月26日から)、 『三木俊治彫刻展』が開かれている。(8月9日まで)

     
                案内状の葉書(無人宇宙船地球号)
           木彫り舟に銀箔・殿敷侃[お好み焼き]の破片・他


 出かけるなら昼前、比較的気温の低いうちにと考えた。
 Tちゃんが、今日、午後の飛行機でイタリアへ発たれるという。
 彫刻展を見たり、Tちゃんに会ったりと思い、雨上がりの道を出かけた。


 その他の作品(無人宇宙船方舟号) 古い木彫りの箱、ガラス瓶、植物

    

 今回は、期間中、毎日曜日の午後から20分間、モデルの首像を制作するパフォーマンスが行われている。

            その第1号作品(モデルはTちゃん)
        

 制作場面は見ていないのだが、三木先生の魂が、作品に凝縮されている感じだ。
 「未来に夢をはせる女性像」と、勝手に作品名をつけてみる。


 室内の花を眺めたり、コーヒーをいただいたりして、疲れぬうちにと辞去した。 

   

   

        

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ヘクソカズラ

2015-07-28 | 身辺雑記

         

         田舎に住む人なら、この花をご存じない方はあるまい。
         小さくて可憐な夏の花。
         ひらひらの白い花びら、そして、芯は深紅で愛らしい。

         それなのに、ヘクソカズラ。
         漢字を当てれば、屁糞葛!
         気の毒千万!!

         それでも、名前の由来には一理ある。
         草抜きをした人なら、みなご存じのはず。
         茎や葉が悪臭を放つのだ。

         命名者は誰なのだろう?
         よほど臭いが気にくわなかったに違いない。
         屁葛か糞葛でもよさそうなのに、<屁>に<糞>までプラスしてある。

         別名、ヤイトバナ(灸花)ともいうらしい。
         お灸の跡に似ているからとか。
         またの名を、サオトメバナ(早乙女花)とも。
         確かに花の可憐さは、早乙女に似ている。

         私は、この夏、初めてこの花に出会った。
         「咲いたのね」
         と、挨拶する。
         心ほほえんで。

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雨となって…

2015-07-27 | 身辺雑記
 台風12号の進路が気になっていたが、日本海に抜けると熱帯低気圧になり、勢力を弱めた。
 今朝から、静かな雨が降ったり止んだりした。

 雨が小降りになると庭に出て、葉や花にたまる雨滴を眺めた。
 特に、ムラサキゴテンの水滴は、水晶玉のように美しい。


      


                

       


 午後、雨が上がるや、たちまち晴天となった。
 と、日差しが怖くて、戸外に出る気がしなくなった。

 このところ、熱中症恐怖症である!
 元来、夏は一番嫌いな季節である。
 老いて、ますます夏嫌いがひどくなっている。

 
 アマゾンに注文した本のうち、3冊が届いた。
 福岡伸一著の『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』『動的平衡2』
 読む本には事欠かない。

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焦げそうな猛暑

2015-07-26 | 身辺雑記
 戸外に出るには、大いなる(?!)決断がいる。
 老女の体が蓄える水分など、わけなく吸い上げられそうな酷暑である。

 こんな日は、蟄居するしかない。

 一度だけ、庭に出て、ノボタンの蕾を眺めた。
 日に日に膨らんでゆく、成長の姿が、頼もしい。
 その数は、今あるだけでも、数えきれないほどである。
 まだまだ次々と、新たな蕾が生ずるはず。

 夏から初冬にかけ、長期に咲き続ける花の数を、日記に記録してみようかしら?
 その根気があるかどうか、あやしいけれど。

        


 家の中で、場所を移しながら、福岡伸一『せいめいのはなし』  (新潮社・2012年刊)を読む。

                  

 対談集である。
 お相手は、内田樹川上弘美朝吹真理子養老孟司さん。
 いずれも著名で、なじみのある方たちばかりだ。

 その対談の奥行きの深さ、対話という思考回路の短い時間に編み出される、豊かな表現の妙に感動する。
 生命の秘密をめぐる対談集は、気難しげであって、そうではない。
 読者としての私も、いつしか対談に加わり、日ごろ気づかずにいる真理に肯かされているのだった。
          

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夕散歩

2015-07-25 | 身辺雑記
 三日間、一歩も外に出なかった。
 室内遊びばかり。
 本を読んだり、数独を解いたり。

 連日の猛暑。
 裏口の日蔭にある寒暖計が、36℃をさしていた。
 しかし、家の中で過ごす限り、暑さは感じない。
 からりとした暑さのせいか、老化した体が暑さに鈍くなってしまったのか?

 入浴前に、庭に出てみた。
 体にそよぐ風が、心地よい。
 気温が下がったのだろう、と思いつつ寒暖計を見ると、まだ33℃もある。

 久しぶりに、庭の花を眺めた。

            
         
                          撫子

         
                          万両

  
           シロシキブ                  ムラサキシキブ


 南よりの空には夕月があった。飛び交う燕の姿も。

  
                          

              
                        電線の燕


 山側に向かって、少し歩くと、ヒグラシの声が聞こえてきた。
 カナカナと鳴く季節の歌。
 
 今晩は遠花火の音を聞き、戸外に出てみた。
 西の遠い空が、微かな華やぎに彩られていた。


 猛暑・蜩・遠花火等々、夏の風物詩、満載の一日であった。 

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小さな学問の書②

2015-07-17 | 身辺雑記
 最近、政治的な問題が、暗雲のように重く心を塞ぐ。

 そんな中で、終戦直後、新しい光を降り注いでくれた一冊の教科書(?副読本だったかもしれない)を思い出す。
 表紙の中央に、<民主主義>という四文字が、記されていたように思う。
 戦前にはご縁のなかった新鮮な思想にふれ、明るい光の中を歩みだしたという喜びを感じたものだった。
 食べるものには窮しながらも…。

 あの本は、どこかに存在するのだろうか?
 数日前、PCで調べたところ、昔の教科書らしい本が見つかった。
 今、注文中である。

 その際、ついでに注文したのが、<小さな学問の書②>「あたらしい憲法のはなし」である。
 こちらは、翌日(16日)に、届いた。 

         

 77ページの薄い、小さな本である。

 台風11号の接近がもたらす風雨の音を聞きながら、昨日、面白く読んだ。
 <新しい憲法>について、中学校1年生に知らしめようとした、文部省の真摯な姿勢がうかがえる。
 しかし、短命な教科書だったようだ。

 今読むことができるのは、童話屋のお蔭である。 

 [復刻]とある。
 実は、この本、
 <1947(昭和22年)8月2日文部省が発行した中学校1年用の社会科の教科書であり、1952年3月(昭和26年度版)まで使われていたが、1952年4月から姿を消した>
 のだという。

 なぜ姿を消したのであろう?
 それに替わる教科書が出版されたのかどうか?

 現在の中学生たちは、憲法について、いつ、どのように学んでいるのだろうか?

 <小さな学問の書① 日本国憲法>を、今日アマゾンへ注文した。


 童話屋の本、なかなか面白い。
 私が、現在持っているのは、
 『詞華集 生きていてほしいんです ― 戦争と平和』(田中和雄編)
 『智恵子と生きた ― 高村光太郎の生涯 ― 茨木のり子』
 そして、
 『あたらしい憲法のはなし』
 の3冊。 

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嵐の気配

2015-07-16 | 身辺雑記
 あまりにも長く、災害と無縁の日が続くと、そろそろやってくるのでは? と不安になる。
 台風11号の予想進路を眺めながら、今回は免れられないのかもしれない、と。

 昨日買い物をし、電気店に小型ラジオも頼んでおいた。
 感度のいいのをよろしく! と。
 Mさんが、今朝、届けてくださった。

     

 このラジオのお世話にならなくて済みますように!
 (つまりは停電などになりませぬように!)

 最近気持が不安定なのか、心がざわざわと落ち着かない。
 風の音、雨の音など、詩のように聞けるといいのだが…。

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