ぶらぶら人生

心の呟き

卵を抱く親燕

2013-05-30 | 身辺雑記
 「ツバメが卵を産みましたよ」
 と、郵便局の方が教えてくださった。
 いつも注文する<スイート小梅>が、「梅翁園」から届いたので、その代金の払い込みに出かけた、昨日のこと。

 幾年か前に、郵便局では、入り口の斜め上の壁に板を取り付け、ツバメが巣作りしやすい条件を整えてやられた。
 局長さんの計らいだったのだろう。
 場の提供は、ツバメにとって、ありがたいことだったにちがいない。
 そこを住処に選んだツバメは、巣作りに励み、子育てをしていた。
 次の年も、また次の年も。

 ところが、一昨年、せっかく誕生した雛が、何ものかに襲われた。
 親鳥の悲嘆は大きかったことだろう。
 危険を察知した親鳥は、棲むに如かずと判断したのか、昨年は姿を見せなかった。
 板の上は、空っぽのままだった。
 防衛本能を備えたツバメは、利口な鳥なのかもしれない。

 が、今年、嬉しいことに、またツバメがやってきたのだ。
 そして、巣作りをして産卵し、もっか卵を抱いているところであった。
 用を終えて巣を見上げると、板の上に、小さな黒い頭がのぞいた。
 ときどき頭が動く。私を警戒しているのだろうか?

 抱卵中の親鳥は、雄だろうか雌だろうか?
 ツバメの生態を調べてみたところ、父親も母親も交代しながら、卵を抱くという。
 雛が無事に誕生することを願うばかりだ。
 
 
        

 郵便局までの往復時間を計ってみた。
 予想の20分より時間がかかった。
 25分。(いつもは帰途、草花舎で一休みするので、帰り道がもっと楽に感じられていたようだ。
     昨日は、代金支払いで受け取る荷物の配達が気になり、早々に帰ってきた。
     連続して歩くのは、こたえるらしい。)
 帰り道は、ゆるやかではあるが上っている。
 明らかに、帰りの方が難儀である。

 下の写真は、道中、見かけた花々である。
 いずれも自信はないが、おぼろな記憶を頼りに、PCで調べた結果、

     沖縄月見草      カスミソウ
     オオキンケイギク   キンシバイ

 ではないかと思うが、どうだろう?
 またすぐ忘れることは分かっていても、一時的にでも確かなことを知りたくて、名前調べに時間をかけた。


  

  

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5月の庭 (梅雨入りして)

2013-05-29 | 草花舎の四季
 昨日、郵便局で用を済ませ、草花舎へ行った。
 カレーライスをいただくために。

 食事の前、小雨降る庭に出た。
 傘なしで、短時間、庭の花を眺める。

  

  

  


 今、『リムル・古代ビーズと金の華』展が、開かれている。
 ~6月2日まで。
 <リムル>とは、<古代シュメール語で、「夜空に輝く満点の星」を表し、2007年4月に、片桐光治氏によって設立されたもの>の由。
 食事の後、精巧な細工の施されたジュエリーを見て歩く。

 下の写真は、室内の花。
 右側の写真に、展示作品の一部が、わずかに見える。

  

 高級なものには手が出ない。
 それに、家でのらりくらりと暮らす生活には、高級品は必要でもない。
 ただ、ネックレスやイヤリングなどの装飾品を、さりげなくつけるのは好きなので、ごく気軽に利用できるものを一つもらった。


       ***************

 実は昨日、大失敗をした。
 出身のH高校の同窓会から、創立120周年を迎えるに当たり、寄付金の協力依頼があった。
 母校に対し、格別な愛着もなく、送るべきかかどうか迷ったけれど、これが最後の機会だろうと思い、送金することにした。

 郵便局で払い込みを済ませたあと、局長のTさんに、ポストのことで相談をした。
 私がよく利用する駅前のポストは、小型のせいか、郵便物をスムーズに投函しにくい。
 気持ちよく、<ポトリ>と、かすかな音を残して、落ちてくれない。
 どこかに不具合があるのではないだろうか、と尋ねたのだ。

 すると、Tさんは、小雨の中、局前の大型ポストの前に私を誘い、内部の構造を見せて下さったのだ。
 いずれのポストも、内部構造は同じだと。
 不要物を投げ込む不心得な人があるらしく、大事な郵便物を傷つけないように、投函口にガード用のものが設けられているのだ。
 それにひっかるのではないかと。

 私は納得し、以後、それを意識して投函することにしようと思った。
 頭の中は、ポストのことだけになっていた。

 実は、ポストの話を始めたとき、払込の受領証を無意識に受け取って財布に入れ、それをバッグにおさめることはしなかったらしい。
 草花舎で食事をし、コーヒーを飲みながら、顔なじみの客と雑談をしているときに、局から草花舎に電話があり、財布がカウンターに置き忘れてある、と教えてくださったのだ。
 バッグを見ると、確かにお財布は不在だ。
 局長さんは、私の行動を見通しておられたのだろう、草花舎に電話してくださったのだ。
 その後、自ら、草花舎へ届けてくださった。
 田舎だから、こんな失敗が、のどかに解決するのだが、街中ではそうはいかないだろう。
 間の抜けた話である。

 こんな間抜けぶりは、今に始まったことではない。
 20代の昔から、買い物をして支払いを済ませると安心して、品物を忘れたり、品物を受け取ってお財布を忘れたり、それを幾度繰り返したことやら。
 その都度、人様に迷惑をかけている。
 <気をつけないと!>とは思いつつ、繰り返すところをみると、脳のどこかに欠落部分があるのかもしれない。
 性懲りのない自分を、ハハハと笑って諦めている。

       ***************

 スーザンさんが、ご主人の転職に伴い、軽井沢から北九州に引っ越されたことを、Tちゃんから聞いた。
 今は、九州の人。
 ここに住んでおられた当時同様に、芸術家らしい誇りと聡明さを、十分発揮して過ごしておられるのかどうか?
 結婚が果してお幸せなことだったのかどうか? 
 聞き及ぶ話から、少々心配な気持ちになる。

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雨の止み間に

2013-05-28 | 身辺雑記
 昨日の梅雨入り宣言を証明するかのように、今日は雨の日となった。
 しかし、降ったり止んだりの、気まぐれな雨である。

 数日来、窓越しに<シャスタ・デイジー>の末枯れた姿を眺め、気になっていた。
 前庭なので、誰の目にもつきやすい。
 花の咲いてる間は、通りかかる人の癒しにもなるだろうけれど、今は目をそらしたくなるような、惨めな状態になっている。

 今日は日差しがないので、熱中症の心配もない。
 そこで、庭に出て、<シャスター・デイジー>を片付けることにした。
 鋏で、1本1本切りとった。
 結構、嵩がある。
 後もう少しとなったとき、電話の呼び出し音がなっているのに気づいた。

         

 家に入ったときには、電話は切れていた。
 しかし、記録をみると、妹からである。
 こちらからかけ直す。
 特別な用事があったわけではなく、近況を尋ねる電話であった。
 日常のあれこれをを話す。

 妹は77歳。私は80歳。
 互いに、間ぬけなことが多くなりつつある。
 失敗談には事欠かない。

 電話の後、また外に出て仕事を始める。
 上記写真の、シャスター・デイジーを完全に片付けた。
 十二単の枯れた花茎も。

 花の名残りを片付けたら、ドクダミの花が現れた。(下の写真 左)
 私の好きな野花の一つ。
 根付かないかもしれないと思っていた、秋明菊(ピンクの花)の葉が、少し力強くなってきた。多分、無事に成長してくれるだろう。過日、同じ街に住む妹に、植えてもらったもの。(下の写真 右)

  

 花期を終える植物もあれば、新たに咲き始めるのももある。(下の写真 左)
 シモツケソウの木に花が現れ、ガウラの花は日毎に増えている。(下の写真 右)
 花壇を作ったとき、庭師に植えてもらったキョウカノコがついに今年は葉芽を伸ばしてくれなかった。この季節、可憐な小さな花を咲かせてくれていたのに。根が命尽きたのだろう。残念至極。

  

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久びさの曇り日

2013-05-27 | 身辺雑記
 五月晴れが長く続いた。
 今日は、久びさの曇り日である。
 だが、空気は夏の気配。(北海道で、32℃を記録したことを、夜のニュースで知った。)
 体調管理の難しい季節に入ってきた。
 (私は、暑さよりは寒さが好きである。)

 暑いのは、とにかく嫌いだ。
 季節の好感度でいえば、その第一は秋。次いで春。三番目は冬。最後が夏。
 嫌いな夏は意外と長い。好きな秋がやがて来るという楽しみで、嫌な季節を耐えるしかない。


 朝、裏庭に出てみた。
 ガウラ(白蝶草ともいうらしい)の花が咲き始めていた。
 目に、さわやかな花である。

        

 ふり返ると、ジューンベリーの実が色づき始めていた。
 熟すには、まだ間がありそうである。
 喜寿の記念に植樹したので、その実に接するのは四度目である。

        

 前庭に回って見ると、ミニバラの花数が増えていた。

        

 今日目にしたのは、形の愛らしいものばかり。

  九州・四国・中国地方の梅雨入りが発表された。
   平年より旬日も早い入梅。

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野草も楽し

2013-05-26 | 身辺雑記
 小判草というのであろうか。
 群生の様が、なかなかいい。

      

 私は、ぺんぺん草が好きである。
 ナズナと呼ぶより、ぺんぺん草の方がいい。
 その響きが、涼しげな実の風情に似つかわしい。
 ふと、幼い日に誘(いざな)う草でもある。
 <ままごと遊び>には欠かせない草であった。

                     
    裏庭のぺんぺん草や雑草 トクサも、無秩序に生えている

 花瓶にも、ぺんぺん草を挿している。

          

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空青く、月冴えて

2013-05-24 | 身辺雑記
 上の丘にあった保育所が移転し、その周囲を囲んでいた木々も伐採された。
 かつては、桜や杉の木々が立っていた。
 居ながらに花見ができ、花吹雪を眺められた。
 大きな風が吹くと、杉の枝が容赦なく降ってきた。
 が、今は花見の愉しみもなく、時には処理に困る杉の枝に悩むこともなくなった。

 前庭に立つと、空の青さが広がる。
 あったものがなくなって、寂しい気もするが、空だけのすっきりした風景もなかなかいい。

        

 ここ幾日も、晴れの日が続き、毎夜、夜空を仰いだ。
 月齢の変化を愉しみながら。
 下の写真は、十四夜と十五夜のお月さま。

           

          

 

 昨朝と今夕、ゴミ出しの折、ホトトギスの声を耳にした。
 季節の声を待ちに待っていた。
 足を止めて、一年ぶり聞く「キョッキョ キョキョキョキョ」の声を懐かしんだ。
 これから暫くは、鶯と杜鵑の共演を楽しめるだろう。

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夏日に中のヒデリソウ

2013-05-22 | 身辺雑記
 ヒデリソウが、花数を増やしている。
 夏陽のなか、細長い花びらを存分広げて。

 背丈の低い木に、小さな、白い花も咲いた。
 名前を知らない。
 植えたはずもない木だが、花は可愛い。

 わが家の芍薬は貧相で、もの足りない。蕾が七つつき、七つの花(写真には五つしか入っていない)が咲いた。
 芍薬の先に咲いているのはシラン。

 
   

   

     

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『アホラ詩集』を読む

2013-05-21 | 身辺雑記
 今日、『アホラ詩集』(やなせたかし著)が届いた。
 言葉と絵を愉しむ。

       

 その中から、特に気にいった詩画を、三つ引用した。
 以下、<ジタバタ><好日佳眠><数詩>。
 やなせさんは、擬音語・擬態語の使い方がうまい。ジタバタ、ドタバタなど。

    

    

     

 絵のない二つの詩も、書き止めておこう。
 1919年生まれの、やなせさんの心境が、身近なものに感じられる。
 しかし、悲壮感のないところがいい。
 だから、老いの日々を、深刻に悩むことなく生きてゆけるのだろう。

 
        ややや 

   やややや

     鏡にうつる
       しょぼくれ爺さんは
    俺ではないか

    やややや
     やりきれない 
       やるせない
    昨日少年
    今日爺さん
  
   やややや

    天命つきる日
      近づきにけり
   眼にもとまらぬ
     瞬間芸

       やややや


  
       ラストコース

      老化現象というものは
       いやはや
        K点をこえると
         突然
        ものすごく速くなりますね
    ありゃりゃりゃ
       おわかれの
         ごあいさつも
           できそうにない
      疾風のごとく
         人生がおしまい
        あっけない 

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4冊の本

2013-05-20 | 身辺雑記
 山口に行き、所用を済ませた。
 書店によって、本を眺め、4冊求めて帰った。

 その1) 『全国文学ガイド』(小学館 全国文学館協議会編)
 その2) 『美しい日本の伝統色』(山川出版社 森村宗冬著)
 その3) 『富士山 聖と美の山』(中公新書 上垣外憲一著)
 その4) 『がまんしなくていい』(集英社 鎌田 實著)

       

       

 その1)と、その2)は、読み物というより、参考資料。
 その3)と、その4)は、読み物。

 『全国文学館ガイド』に紹介されている主要な文学館91のうち、私が訪れたのは、「森鴎外記念館」「中原中也記念館」「松山市立子規記念館」「福岡市文学館」の4館だけ。意外に少ない。
 巻末の<全国文学館等一覧>には、多数(670余)の文学館が紹介されているし、<文学者別の50音INDEX>も掲載されている。そのなかには、訪れたところがかなりある。
 
 本の帯に、<書を持って旅に出よう 文学がより面白くなる>とある。
 が、余生で、それを果たすのは無理であろう。
 紙上で、時折、関心のある作家と係わりのある文学館巡りをしたいと思う。

 『美しい日本の伝統色』は、色彩をあまねく紹介している。
 実に多数の色があり、色名につけられた呼び名には、生活や日本の自然と結びついた歴史がある。
 色に関係する写真も多く、目を愉しませてくれる。
 今までは、色彩の見分けをしたいときには、『大辞泉』(小学館)の巻末に載せられた<カラーチャート 色名358>を利用していた。

             

  (久しぶりに、『大辞泉』を書棚から下ろし、その重さに驚いた。あまりに重いので、体重計の上に載せてみた。
   3キログラムもあった。重いはずだ。
   年のせいで、臂力も弱くなってきたのだろう。その点、電子辞書はありがたい。)

       
 『大辞泉』に比べ、『美しい日本の伝統色』は、色についての説明が詳しく、色の実相をより把握しやすい。
 美しい写真も、随所に添えてある。
 折々開いて、日本特有の色彩表現を愉しみたい。

 『富士山  聖と美の山』は、富士山をいろいろな角度から描いている。
 表紙で著者名を見たとき、読み方が分からなかった。
 作者の略歴欄で、<上垣外>は、(かみがいと)と読むのだと知った。
 作者は、比較文学・比較文化の権威者らしい。この本の出版は、2009年。
 まだ目次に目を通しただけだが、視野が開けてきそうだ。

 『がんばらなくていい』は、書店で、<はじめに>と、内容の一部を立ち読みして、これは面白いと思った。
 作者は、テレビや本でなじみがあり、親近感があるし、文章も読みやすい。
 (カバーの猫も気にいった。猫の気ままさが好きである。)

               *************
 
 井筒屋のアクセサリー売り場近くで、旧知の店員Sさんと目が合い、言葉を交わすことになった。
 本屋にも行って来たことを話すと、村上春樹の本を読んだかと尋ねられた。
 彼女は、入手したばかりとのことだった。
 私は、話題の本だからといって、今のところ読みたいとは思っていない旨話す。

 Sさんから、トルコ石のネックレスを勧められた。
 「12月の誕生石だけれど、幸運を呼ぶ石なの」
 との説明を受けた。
 ネックレスで、<幸運>を得ようと思ったわけではないけれど、気に入ったので、衝動買いをしてしまった。
 揃いのイヤリングとともに。

               *************

 蛍の季節が近い。
 後河原の蛍祭を予告する旗が、アーケード街に垂れていた。
 ふと、想い出の川沿いを歩いて見たいと思った。
 が、今年は無理なので、またのチャンスを願っておこう。

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『歯科詩集』を読む

2013-05-19 | 身辺雑記
 過日アマゾンに注文した、やなせたかし氏の2冊の本のうち、1冊が届いた。
  『歯科詩集』 という名の本。

         

 例えば、次ぎような詩と絵が載っている。
 上の詩は、この詩集の序詩のようなもの。
 歯と詩は、「し」という同音語であり、歯科と詩歌は、「しか」という同音語である。
 それが、「歯科詩集」誕生の所以である。

 下の詩「糸切歯」には、失われた物語がある。

     糸切歯は
     今もあるが
     針坊主のそばの
     お母さんは
     絶滅危惧種に
     なってしまった

 と、この詩は結ばれる。
 ユーモアのある表現に微苦笑しながら、亡き母の若き日を思い出す。
 

     

     

 とにかく面白い。
 歯のことが詩になるのだから。

 私自身、一番お世話になったのは、歯科医院である。
 転勤などで、住む場所を変えるごとに、その地の歯科医院で治療を受けた。
 今は、インプラント治療を受けたM医院で、2か月に一度定期健診を受け、歯の手入れをしてもらっている。

 不器用なところがあって、子どもの時から、歯磨きが下手だったのだろう。
 上の糸切歯は、今は抜歯されてなくなったが、その昔は歯並びが悪く目立っていた。
 八重歯と呼べば、愛嬌がありそうだが…。
 私自身には、その八重歯(糸切歯)で、糸を切った記憶はないけれど。 

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