ぶらぶら人生

心の呟き

T医院の検診、そして河口の部屋へ

2017-09-08 | 味わい深い表現
9月8日
T医院へ。
血圧、一度目は高く、二度目は正常。
高血圧で、一喜一憂はしない。
先生や看護師さんたちと言葉を交わし、
花を眺めれば、それで満足。

今日のお花は、
華やぎと地味を自慢のランの花。

ヤブランと胡蝶蘭。









河口の部屋へ向かう途中、買い物をし、
Tレストランで昼食。
入り口の花瓶に、
吾亦紅が活けてあった。
花の持つ静寂や寂寥感がいい。
(「吾亦老」という花はないかしら?)



河口の部屋に置いてきたカランコエが
ぐったりしているのでは?
と、気になっていた。
果たして、水不足気味であった。
水分を与え、
求めてきた肥料を鉢に刺して置いた。
養分は、ゆっくりゆっくり鉢の土に染み込んでゆく様子。
果たして、時期が来れば、花が咲いてくれるかどうか?
観葉植物のフットニアは、成長もなければ衰えもない。
造花めいて、ちょっと興ざめ。
それでも、毎回水は与えている。



落日が早くなった。
夕食の膳を片付けに廊下に出ると、
目の前に落日の景。
部屋に引き返し、
スマホを持って、ルーフバルコニーへ。

落日との静かな語らい。



数分後の残照。



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『ほっとする禅語70』より

2017-06-30 | 味わい深い表現
6月最後の日となる。
友人に借りた本を、河口の部屋にて読む。



監修・渡会正純
書家・石飛博光
(二玄社・2003年刊)


すでによく知る言葉、初めて知る言葉70を味読。
石飛博光氏の書も、味わいながら。

その中から<10の禅語>を、私自身のために書き抜いておくことにした。

行雲流水(こううんりゅうすい)
放下着(ほうげじゃく)
知足(ちそく)
一行三昧(いちぎょうざんまい)
本来無一物(ほんらいむいつもつ)
喝(かつ)
一期一会(いちごいちえ)
拈華微笑(ねんげみしょう)
莫妄想(まくもうそう)
看脚下(きゃっかをみよ)=脚下照顧




昨日の午後から降り出した雨が、
やっと上がり、
晴れ間がのぞく。
11時の空。



堤防の側に、
浚渫船?



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河口の部屋に帰って

2017-03-29 | 味わい深い表現
1時過ぎ、河口の部屋に戻ってきた。
気になっていたカランコエも
フィットニアも、
無事であった。



カランコエの、伸びた枝を切り取り、
花瓶に挿した。




3時半から掃除婦さんが入室。
廊下中央のテーブルで、ブログを書く。

Mさんが出てこられ、
お話をする。
10話のうちの9つは、
幾度か聞いた話であった。
その話、聞きましたとも言えず、
頷きながら聞く。
(人ごとではない。
自戒しなくては❗️
私自身も、同じようなことをしているのだろう。)

4階からの眺め(山側と海側)





4階のカウンター上の置き物。
白と黒の招き猫が、
絶え間なく、
<福>を呼んでくれている。
可愛らしい動きに見惚れる。



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朝日新聞<日曜に想う>より

2017-03-29 | 味わい深い表現
編集委員 福島申二「満開の桜と城山さんの気骨」より

旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため

社旗も 校旗も
国々の旗も
国策なる旗も

ひとみなひとり
ひとりには
ひとつの命……

昭和の戦争で、おびただしい命を戦場に散らす象徴の役を担わされたのが桜だった。旗もまた、使われ方しだいで個を消す装置と化してしまう。だから油断がならないのですよと、過去を振り返るように城山さんは言葉をつないでいた。

(詩は、城山三郎さんの「旗」の一部)

引用は、ここまでにしておこう。
城山文学の真髄に触れながら、<自由を享受したあげく、むしろ居心地よく束ねられたい欲求が、私たちの中から湧き出していないか>と、問いかける文章である。

全文、多くの人に読んでいただきたい文章であった。

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草間彌生さんの言葉

2017-02-20 | 味わい深い表現
<人生の素晴らしさっていうのは、人にまた会えるっていうことね。>
草間彌生さん&大野智さんの対談より

(2017年2月19日 朝日新聞 )

生きているからこそ、人に会える!
草間彌生さんの言葉どおり。
が、会いたい人に、なかなか会えないのも現実である。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

午後3時過ぎ、雨が上がったので、庭に出てみた。
ヒヨドリに食されず、シデコブシ二つは、無事開花してくれそうだ。





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ロウバイ1号

2017-01-09 | 味わい深い表現
雷雨がおさまったあと、庭に出てみる。
ロウバイの花が、一つ咲いていた。
次に開花しそうな蕾は、雨滴を留めたままであった。
(わが家のロウバイは遅咲きだし、花数も少ない。
見栄えは決して良くないが、庭木の中では、
一年の最初に彩を添えてくれる花である。)






昨年の12月から、自宅と<A福祉センターN>とを往来する生活を選択し、新聞の購読をストップした。
しかし、新聞なしの生活は、どうももの足りない。
不思議な欠落感がある。
そこで、昨日から、朝日新聞を再び届けてもらうことにした。
一切の広告を外して。
(大量の広告は、以前も目を通すことなく資源ゴミに出していた。
 ゴミ出し作業も、老いた身には負担である。)


新聞には、様々な記事が掲載されている。
ややオーバーな表現だが、百花繚乱。
ニュースを知るだけでなく、読み物としての楽しさがある。

活字は、思考を深めてくれる。
新聞にしても本にしても‥‥。
活字から伝わりくるものは、他からは得がたい独特な世界である。

(不在の日に備え、玄関に箱を置いた。
 配達の際、ポストの口へ挟まないで、下へ落としてもらうよう、頼んでおいた。)

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『朝日俳壇』より

2016-10-31 | 味わい深い表現
10月最後の日となった。
なすべきことができないままに、時間だけが過ぎてゆく。
何かをすれば、何かが抜かる。
そんな毎日である。

今日は月曜日、朝日新聞に、『歌壇・俳壇』が掲載される日である。
一首、一句を味わいながら読む。

     花にあらずか秋蝶の探すもの (藤岡市) 飯塚柚花

            長谷川櫂 選 三席
      選者の言葉 <花でなければ何なのか。友か、はたまた死にどころか。>

上掲の句は、4人の選者に選ばれた40句の中から、私が、私の好みで選んだ一席の句である。

私も、しばしば庭に立って、蝶の行方を眺める。
軽やかに、空の彼方へ消えてみたり、また庭の片隅に戻ってきたり…。
自在な動きを追いながら、その意味(蝶の、予想外な飛翔の意図)を、作者同様、疑問に思うことも、しばしばあった。

しかし、私は、俳句や短歌など、短詩形にまとめる能力がない。
今朝、この句に接して、しみじみうまい句だなあ、と思った。


余録
   午前中、M歯科医院へ定期検査を受けに出かけた。
   デジカメをバッグに入れ忘れ、医院の入口に咲く花を、スマホで撮影。

   新しいスマホ(iphone)で撮った写真をPCへ送るのも、初めての作業である。
   過日、草花舎のTちゃんに、メールに写真を添付する方法を教えてもらった。
   が、その後、一度も試みたことがないので、はて? と、迷った。

   (以前使っていた<らくらくスマホ>とは、使用方法がかなり異なる。
    LINEメールへの添付は、方法が同じなので、問題ないようだ。)

   試行錯誤の結果、なんとか成功した。   


フクシア?
(手ぶれの写真)



ノボタンの6個め
今年最後の花となる
(デジカメで、朝、撮影)

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M川とススキ

2016-10-15 | 味わい深い表現

ドコモショップ前の垣根に
葡萄色の実を見つける
(この木は何?)



昨日、ドコモショップで、スマホとタブレットの使い方について、教えを乞うた。
そのあと、歩けるところまで歩くことにした。

スマホの、歩数表示の背景にある写真が、次第に変わる仕組みになっている。
現在の画面は、「デューク・カハナモク像」である。
もちろん、歩数の増えてゆくのが、一番の楽しみではあるけれど。

この道を進めば、イオンの前に出るのだと分かった。
途中、M川の橋の上にたたずみ、河原の秋の風情、ススキのそよぐ風景を眺めた。









イオンで買い物をし、タクシーで帰宅。

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返り咲き

2016-09-30 | 味わい深い表現

中学校の校庭脇に咲いていた櫻。
10個あまりは、ありそうだった。
梢の先に。




(9月27日 撮影)



        人間の一生にも、<返り咲き>が在れば、面白い?
        しかし、老女に、そんな瞬間が訪れたなら、ひたすら途惑うばかりだろう!?

        9月、去る。 

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『対談 銀色のあしあと』

2016-09-03 | 味わい深い表現
 9月28日ころだったと思う。
 本棚整理の途中、 『対談 銀色のあしあと』を手にし、再読した。

 三浦綾子さんが亡くなられてから、何年経つのだろう? と思いつつ。
 調べたところ、1999年が没年と分かった。
 17年前ということだ。
 そんなに昔のことだったであろうか。

 星野富弘さんのイメージは、詩画の創作活動を始められたころのままだが、こちらも調べると、もう古稀になっていらっしゃる。
 三浦さんは、私より11歳先輩であり、星野さんは、13年後輩ということになる。

    三浦綾子(1922~1999)(77歳 没)
    星野富弘(1946~    )(現在70歳
) 


 かつて、私は、三浦綾子さんの愛読者であった。
 朝日新聞に連載された『氷点』を読んで以来、文庫本でたくさんの作品に接してきた。

 (今回、断捨離を決意するよりはるか前、書斎が手狭になり、相当数の本を処理した。
  5,6年前のことだっただろうか。、
  毎年、窓ふきなどを依頼している清掃業者に頼んで、処理していただいた。
  大きな本箱の上に、天上まで山積みしていた雑誌(<文学界>や<群像>)類のほか、
  私が自立した最初のころ求めた全集(『文学全集』『堀辰雄全集』など)の他、文庫
  本を多数を処理してもらった。
  梱包の仕事に慣れた作業員が派遣され、驚くほど手際よく、私の指示する本を束ねて
  くださった。
  そのなかに、三浦綾子さんの本が多数含まれていた。
  その他、立原正秋の作品も多かったように思う。)

 

 対談者(三浦綾子さんと星野富弘さん)の共通点は、まず敬虔なクリスチャンであること。
 文筆家であること。(三浦さんは作家・星野さんは詩人であり、水彩画家でもある。)
 健康に恵まれなかったこと。(三浦さんは、結核その他、多病の人であったし、星野さんは、若くして頸椎を損傷し、生涯車椅子生活を続けておられる。)


 二人の対談は、1988年、「いのちのことば社」の計らいで、行われたようだ。
 三浦夫妻が、星野さんの自宅(群馬県東<あずま>村・現在のみどり市)を訪問され、星野さんの妻・昌子夫人も加わって行われたようだ。
 この対談集には、その際の写真(風景・人物)も、多数掲載されている。

 表紙は、星野富弘さんの絵<泰山木の花>である。
 大きな花が、星野さん意思を秘めたかのように、力強く描かれている。
 題名の『銀色のあしあと』も、星野さんの言葉からとられている。
 
   <おれは、「銀色の足跡(あしあと)」っていってるんですけど、夏に風が向こうの山を登って
    行くと、山の葉っぱが次々に裏返しになっていって、銀色の帯みたいに見えるんです。>
(P42)より

        


 二人対話には、ユーモアあり、ややさしさあり、人間味がある。
 暗さや卑屈さは、全くない。
 対話に耳を傾けながら、どれだけ癒されたかしれない。
 味わい深い言葉は、非常に多い。

 その中の一部を引用しておくことにする。

   星野 小さな花でも描いていると、だんだん大きくなって、反対におれは虫のように
       小さくなって、花の中を歩いていんです。…花を描いているようで、実は自分
       を描いているんですね。虫食い穴があったり、汚れていたりしているのは、ま
       さに、自分の姿なんです。


   三浦  …店山かげに行くと百合なんかが、高嶺の百合っていいますけれど、誰にも絶
        対見られないようなところでも、完全に咲ききってるでしょ。ああいう姿に、
        私感動しますね。小さな、こんな小さな草でも、秋になったらもう葉っぱの全
        部が紅葉するのね。なまけてなくて、完全に紅葉するわけ。

   星野  ほんとうに、山の花というのは、人が見ようが見まいが、まったく関係なくき
        れいに咲いていますね。

   三浦  ねぇ、それがすごいでしょう。人間は見られるとこばかっりきれいにするのに。

   三浦  それにしても、あり余るほど物が豊かにある今日、不幸な時代だと思いますよ。
        おなかがすかないうちに、ご飯を口に入れられているみたいなものですから、
        すべての面で。


   三浦  …私、きょう伺って、星野さんはほんとに言葉を大事になさるかただなあって
        感じた。私なんかいい加減だもの。…

   星野  …なんていうか、不自由だからできるっていうんですかね。これが今のおれの、
        ほとんどじゃないですかね。

   三浦  素晴らしいと思う。
   星野  不自由から生まれた産物っていうんでしょうか。例えば、絵を描くことにして
        も、以前は居間みたいにていねいに描かなっかたんです。


   三浦  おっしゃるように人間は悲しい存在ですよね。底知れなく悪い存在ですよ。わ
        が胎内の子さえ殺すんですもの。戦争で人を殺すことはむしろよいことに思っ
        ている。今問題になっている自然破壊や原発も、神をおそれぬところに根ざし
        ていますよね。この人間の罪深さに、私たち人間はまだ気づいていない。      

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