ぶらぶら人生

心の呟き

花の片付け

2012-05-28 | 身辺雑記
       

 この写真の花(5月13日撮影)は、シャスタ・デイジーというのだろうか?
 パソコンで、あれこれ調べ、上記の名前こそ、最も似つかわしいと思ったのだが…。

 年々、花の数が増えて、今年は、幅3メートルに広がった。
 白い花は好きなので、盛りのころは、眺めるのが愉しみであった。

 が、見ごろを過ぎると、見苦しさばかりが目立ち、先日来、気になっていた。
 今朝は、生ゴミを出す日である。
 4時に目が覚め(漢方薬のおかげか、11時から4時まで熟睡した)、外が明るむのを待って、鋏で切り取った。
 ゴミ袋いっぱいの量となった。
 足裏に違和感はあるけれど、今朝はすこぶる調子よく働けた。
 動けること、働けることの幸せ。

 花の片付けを終えると、今まで気づかなかったドクダミ(蕺草)が現れた。
 子どものころには、好きになれなかった花だが、今は野草だからといって、引き抜きたくない。
 大人好みの花?
 はびこるに任せようと思う。
 
          

 クビナガヒナゲシ? とかいう野草も好きである。
 コンクリートの隙間に、1本だけ咲いてくれた。いかにもかよわげに。

              
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キョウカノコ、咲き…

2012-05-27 | 身辺雑記
       

 花壇のキョウカノコが、小さな蕾を開き始めた。
 カメラに収めようと庭に下りたとき、ホトトギスの声を聞いた。

  キョッキョ キョキョキョ 
  キョッキョ キョキョキョ

 と、啼いていた。

 今年も、その声が聞けて嬉しい。
 そう長い期間ではないけれど、四方の山で啼いてくれる。
 <夏の声>として、一日に幾度か、ホトトギスの声に耳を傾けるだろう。
 
 昨年は、25日にその声を聞いたと日記に記している。
 おおよそ、キョウカノコの花が咲くころに、ホトトギスの声も届くらしい。


 愉しいことをして過ごすひと月は短いけれど、患いの日々は、ひと月が長い。
 間違いなく帯状疱疹だと診断を受けたのは、4月27日。
 まだひと月とも言えるが、やはり患いのひと月は長い。
 もうそろそろ痛みから解放されたいのだが、薬が変わっても、身体の一部に相変わらず痛みがある。

 3週間が過ぎたころから、漢方薬はどうだろう? と、考えていた。
 昨日、山口の薬局に電話した。
 10年前、右膝に水がたまったとき、漢方薬で直してもらった。その薬局にすがってみようと思ったのだ。
 今日、宅急便で、3種の薬が届いた。

    自分の中のガード能力を高めてくれる「茸嘉」(じょうか)。
    しつこい痛みに効果的な「益宝」(イーパオ)。
    睡眠の深さを改善し、免疫を高める「オイスター」。

 達筆の手紙が添えられ、私の体調に合った飲み方が、懇切丁寧に記してあった。

 もう急ぐまい。
 次第によくなることを信じて、帯状疱疹の余波を楽しもうと思う。 
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紅ほのか

2012-05-25 | 身辺雑記
 芍薬が、次々咲いている。
 今朝、開いた芍薬は、ほのかに紅色を帯びていた。
 蕾のときはピンク色をしていても、開花すれば紅は消え、生来白い花であったかのような顔をしている場合が多い。
 白の清楚さだけがとりえと眺めていた芍薬の中にあって、今日の花は、咲いてなお紅を留めているのだった。
 その妙なる姿は、乙女の趣である。(写真)

     

 高浜虚子の句を思い出した。

     白牡丹といふといへども紅ほのか

 わが庭に咲いているのは牡丹ではなく、芍薬なのだが…。    
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帯状疱疹、鎮まらず

2012-05-23 | 身辺雑記
 帯状疱疹の痛みが、よくなりそうでよくならない。
 湿疹は治まっているのだが、坐骨周辺や足の裏や甲に、突如痛みが走る。
 昼間は生活の些事に紛れて、それほど気にならないけれど、夜がいけない。
 眠りを妨げられるのが不愉快である。

 2週間分の薬がなくなったら、かならず受診するように言われてもいたので、今日また病院に行った。
 一進一退を繰り返している状況を話し、足の甲の腫れが気になる旨も伝える。
 そこで、血液検査を受けることになった。(結果は、2週後の受診の折に…)
 腎臓や肝臓などに問題はなさそうに思う。要は、帯状疱疹のいたずらだと思うけれど、いささかしつこい!
 今日はまた、初回に出された痛み止めの薬など、2週間分を処方していただいた。
 そろそろ薬効がありますように!
 
 快癒しないのは、老いのために、体力や抵抗力が低下しているためだろう。
 仕方ない。治る日を待つしかない。

 返信をしたためなくてはいけない郵便物など、たまっている。
 気の向くことしかできないというのは、体調不良のせいだろう。
 失礼を重ねている向きには、また気分の晴れた日にと思っている。


 今日も、看護婦さんが、鉢の花を紹介してくださった。

        
               マタタビの花

     
               エゴの花 (右は枝垂れ)

      
               サツキとヤマホロシの花
 
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5月の庭 (緑と色とりどりの花)

2012-05-20 | 草花舎の四季
 草花舎の庭は、今、緑に溢れている。
 私が暫く訪れなかった間に、木々の花(紅白の花水木、ナニワイバラなど)は、すでに花の季節を終えていた。
 
 が、5月下旬にさしかかろうとする今は、<今の花>が咲いている。
 帯状疱疹の完全に癒えぬ身体をいたわりながら、いつものように庭を歩いた。
 色とりどりの花々を眺めながら。

 最初に迎えてくれたのは、ピラカンサの白い花であった。

    

         裏庭のオガタマが、緑の繁みに花開いていた。

             

            扁平に咲く白い花が、例年通り、窓辺を飾っている。

                    


 以下、今日の庭に咲く花々を添付しておこう。テイカカズラほか、ウツギの花など。

     

     

       

     

      

     

      

     

      

     

        
     
     

       

     

      

  

 
 現在、草花舎では、<濱中孝子ジュエリー展>(5月19日~5月30日)が、開催されている。
 ガラスのテーブルの上に置かれているのは、その一部。(写真)

 以前にも、展示会で、濱中さんのジュエリーを求め、夏、ブラウスを着るときなどに愛用してきた。
 今日も、衝動的に、ネックレスとイヤリングを求めた。(写真 下)
 気取らずに身につけられるのがいい。
 
 若い作者の感性が、小ぶりなジュエリーの中に、輝いている。
 
 テーブルの下には、黄色い花の鉢が置かれていた。
 その発想は、Yさんのものだろう。面白い。

  

      
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つばくらめ飛ぶかと見れば…

2012-05-19 | 身辺雑記
 今日は美容院に出かけた。
 その前に、Mレストラン(2階)で、軽い食事をした。

 窓が開けてあり、五月の風が心地よい。
 視界をすばやくよぎるものがあった。
 燕であった。

 先日、長谷川櫂氏の『日めくり 四季のうた』で読んだ、窪田空穂の歌を思い出した。

   つばくらめ飛ぶかと見れば消え去りて
   空あをあをとはるかなるかな

 燕の自在な滑空の後、見上げれば青い空。
 燕の瞬間的によぎる様子と、空の深い青さが印象的な歌だ。


            

 私の目の前にも、青々と広がる空はあったが、無様な電柱と電線もあった。
 

 レストランで出合った、今日の活け花。

    

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ピコティーが咲き…

2012-05-18 | 身辺雑記
       

 ピコティー(アマリリス)が、ノーベラ(5月5日のブログに掲載)に遅れて、やっと開花した。
 赤の縁取りがあるだけのシンプルさがいい。

       

 今年は、芍薬の蕾が、10個あまりついた。
 その一つが、開花した。
 が、蕾の、えもいえぬ美しさに比べれば、どうも見劣りがする。
 
 
 いま、パソコンにある芍薬の画像を開いてみた。
 形も色も様々だ。
 概して華やかな花が多い。

 わが家の芍薬は、小ぶりで清楚なところが、かえって魅力(?)かもしれない。
 
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朝の庭に

2012-05-16 | 身辺雑記
 妖精のような花が咲いた。朝の庭に。
 その名は、ユキノシタ。
 名前もゆかしい。
 
 ピンクと白と。

          

              
             
              

 芍薬の花も、まさに開かんとして、未明の雨の名残りを留めていた。

         


 昨夜も、足裏の痛みに目が覚めた。
 一昨夜も、その前の夜も。

 帯状疱疹を患って、そろそろ3週間になる。
 一旦よくなるかに思えた症状が、足裏に留まっている。
 痛みと腫れ。
 あと1週間分の薬をもらっているので、もう少し辛抱してみよう。

 時間が、治してくれるかもしれない。

 痛い足裏に「数独」の難問がはりついている夢をみた。
 夢には、ありえぬことが自在に出現する。

 足は痛いし、数独は解けないし、心も身も苛まれる夢だった。
 昼間、取り組んだ数独にかなり手を焼いた。
 そのことが、足の痛みに絡んだのであろうか?
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物を忘れ添いくる心の…

2012-05-13 | 身辺雑記
      物を忘れ添いくる心のさみしさは
      私がだんだん遠くなること       河野君江

 しみじみと同感の思いで読んだ。

 長谷川櫂著『日めくり四季のうた』                    

                       

 に、登場した歌である。

 作者の河野君江さんは、一昨年物故された歌人河野裕子さんの母君の由。

  
 <私がだんだん遠くなる>ということの無気味さ!
 
 確かにあったはずのことや大切な思い出などが遠く霞んでしまうとき、自らの存在理由を問いたくなったりする。
 先日、友人に昔の旅の思い出を語ろうとして、容易に思い出せなかった。
 
 天ヶ瀬温泉・咸宜園・広瀬淡窓、そして、淡窓が書生に示した有名な歌、

   <道(い)うことを休(や)めよ
    他郷苦辛多しと
    同胞友有り
    自ずから相親しむ  
    柴扉暁に出づれば 霜雪の如し 
    君は川流を汲め  
    我は薪(たきぎ)を拾らん>

 も、断片的にしか思い出せなかった。さらに、同じ旅で巡った耶馬溪・青の洞門など、一連の想い出を紡ぎだすのに、どれほどの時間がかかったか知れない。

 実に、じれったい思いである。
 長生きした日々の冥暗は、いかなるものか?
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病院にゆく

2012-05-09 | 身辺雑記
 定期健診を受けに、病院に行った。
 血圧はすこぶるよかった。

 帯状疱疹については、まずまずの見立てのようだ。
 痛みがあると伝えると、神経の痛みに効く薬に変え、2週間分を処方してくださった。以前からもらっているビタミン12と合わせて。
 もう塗り薬もおきましょう、とのこと。
 私自身の気持ちとしては、塗布したいところがまだまだあるのだけれど。
 むやみに塗り続けることは、かえってよくないのだろう。
 先生のおっしゃるとおりにするしか仕方ない。2週間後に必ず受診するように、とのことだった。

 足のくるぶしから先のほうがよくない。
 奇妙な痛みが消えてくれない。
 病み始めてまだ2週間。完癒を願うこと自体、せっかちすぎるのだろう。

 看護婦さんは、院内に置かれた鉢の花(患者さんの育てられたもの)の名前を、今日も親切に教えてくださった。



               

               

               

               

               

                


 写真の上から、「斑入りコデマリ」「ヒョウタンボク」「ウツギ」「ハヤトバラ」「イワガラミ」「ベニシタン」。 


 診察を終え、街に出た。
 白内障の手術を受けるため、日赤に入院中の友人を見舞った。
 手術が無事に終わり、元気そうで、安堵した。
 
 私も長年、白内障を指摘されてきた。いずれ、手術が必要になってくるだろう。
 老いると、身体のあちこちが傷んでくる。
 仕方のないことながら、侘しくなる。

 帰宅してみると、草花舎のYさんから展示会の案内に併せ、お見舞いの便りが届いていた。
 ブログで、帯状疱疹のことを知られた様子。
 草花舎のYさんもTちゃんも、帯状疱疹を患われたとのこと。予想以上に多い病気なのだろうか。
 気分が快適になったら、草花舎へも出かけよう。

 展示会は、

   『濱中孝子ジュエリー展』 5・19~5・30
   『20パーセント!』展 (竹岡 亜依・楠 直明・舛岡麻伊)6・2~13

 の二つ。
    
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