ぶらぶら人生

心の呟き

葉隠れに

2016-04-30 | 身辺雑記
 二日続きの好天となった。
 今日は、4月最後の日である。
 早くも、1年の3分の1が過ぎた。
 今日まで、自立して生きられたのは、ありがたい。
 その過ぎ行く日々の内容は、実に空疎なものではあるけれど。

 多少、はかどったことといえば、断捨離! である。
 衣類では、コート、スカート、セーターなど、冬物を中心に処理した。
 靴の類も。
 そして、食器類も。
 しかし、身辺がさわやかに感じられるほど、ものが減ってはいない。

 今までにも書いたことだが、戦時下や戦後、物不足の時代を生きたせいだろう。
 あきれるほど、物への執着が強い。
 思い切りが、すこぶる悪い。
 ゴミ袋に入れるまでの、逡巡が並大抵ではない。

 が、今年の決意は、今までとは多少異なる。
 <ゴミ出し日>が、少々楽しみ(?)でさえある。
 
 
 昼前、庭に下りた。
 雑草の威勢よく伸びる、変わり映えのしない庭を眺める。

 葉陰に、二つの変化を見つけた。
 横庭の刈り込まれたツツジの葉陰に、ツツジの、小ぶりな花が咲いていた。
 前庭に立つ老木(モミジ)の葉陰では、咲いた花がプロペラ風の実に変わりつつあった。

      
                    小さなツツジの花

      
                     モミジの実    

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気まぐれ散歩(万葉公園)

2016-04-29 | 散歩道
 午前中、田辺聖子著『ひねくれ一茶』 (講談社・1992年刊)を読み始めた。
 この長編小説は、かなり昔、一度読んでいる。

 再読する気になったのは、最近、送っていただいた「浄蓮寺通信」に、<さるも来よ!>と題された文章があり、その文中に、小林一茶

   さるも来よ 桃太郎来よ 草の餅

 という句が採り上げられていたことに因る。
 田辺聖子さんの小説では、一茶の信仰が、どのように描かれているか、確かめてみたかったのだ。

 持ち重りする分厚い本を一気に読み上げることはかなわず、目も疲れてきた。
 本に栞を挟み、散歩に出かけることにした。

 二日続きの雨が上がって、散歩には最適の晴れやかな天気になった。
 行き先として、<万葉公園>を選んだ。
 新緑の気に触れ、鯉のぼりでも見てこよう、と。

 M駅前から、タクシーで目的地に向かった。
 公園に近づくと、のろのろ運転になった。
 車が込み合っているのだ。
 大型連休の初日とはいえ、大変な人出だ。

 「今日は、<万葉まつり>ですから」
 と、運転手。
 4月29日が<万葉まつり>の日、と定まっていることを知らなかった。
 知っていれば、今日を選ばなかっただろう。
 私は、お祭りが好きではない。
 
 が、今さら引き返すわけにもゆかない。
 祭り会場の広場を避けて、鯉のぼりの見える場所近くに、車を止めてもらった。

 昼食をとらずに出かけたので、まずは軽食のお店「やすらぎの家」に立ち寄った。
 <万葉コース>(山菜うどんと赤米おむすび2個)を注文する。
 驚くほど安いうえに、うどんもおむすびも美味しかった。 
 
 

  
     タクシーを降りた場所。                      帰途の道。
   迎えの車も、この場所で待つ。

        
                   道路わきにあった垣根の花。


 空高く泳ぐ鯉のぼりを見上げる。
 日本の<五月の景>である。

 威勢がよくて、萎えそうな心を奮い立たせてくれる。
 心ゆくまで愉しんだ。
 ただ、全景をカメラに収めることは、できなかった。 

 デジカメを構える私の側を、自転車に乗った男子中学生の数人が通り過ぎた。
 見知らぬ私に、それぞれ「こんにちは」と、声をかけて。
 さりげない挨拶が、私の心を明るくしてくれた。

  

  

 <万葉植物園>を歩く。
 その標識には、柿本人麻呂の歌

      笹の葉は み山もさやに
      さやげども 我は
      妹思ふ 別れ来ぬれば


 が、記されている。
 嫩葉の輝きの中をしばらく歩く。

        

        

 水車を眺めていると、少年(小学校低学年)が一人来て、私の傍に佇み、
 「なるほど!」と、呟いた。
 何に感嘆したのだろう。

 「ひとりで来たの?」
 と、尋ねる。
 「お母さんとおばさんと」
 と、言いつつ、私が先ほど下りてきた道を指さし、後を追いかけようとした。
 が、再び私の方を振り向いて、
 「さようなら」
 と、きちんと頭を下げ、駆け出した。

 水車の見える位置で、お弁当を広げていた若いカップルが、その一部始終を見ていたのだろう。
 二人の表情も、緩んでいた。
 互いに全く知らない者同士なのに、その場の空気が、自然と和む。

 人と人との間に流れる雰囲気や言葉の持つ微妙な力!

 新緑の中を歩くこと、わずか2000歩。
 お祭りの喧騒には近づかず、同じタクシーを呼んで、帰途についた。 

  

  

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庭、狭くなる

2016-04-27 | 小庭の四季
 雑草は、容赦なく伸びる。
 木の葉は、日ごとに繁る。
 そして、わが家の庭は、たちまち狭くなった。
 

         
                        裏庭のモミジ(2本)

  
            花水木の葉                      南天の葉

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4月の庭 (ナニワイバラ咲き満ちて)

2016-04-26 | 草花舎の四季
 昨日、草花舎へ出かけた。
 ナニワイバラの花が、みごとに咲き満ちていた。
 その上には、花水木が赤い花を残し、空高く枝を広げている。

    

  

 

  
                        二つの花水木(赤と白)

  
         ひときわ大きく咲いたツツジ               小デマリ
                               (風にそよいで、なかなかカメラに収まらず苦労する)


           
                        山査子の蕾と蝸牛

           
                        コーヒーとケーキ


 来客のTさんと地震の話をする。
 当地でも、近くは昭和39年の新潟地震で、津波被害があったという。
 さらに遡って、明治5年には、浜田地震も起きているとのこと。
 <比較的安全な地帯>などという思い込みは、通用しないのかもしれない。

 熊本地震の復興には、まだまだ時間がかかる様子だ。
 一度破壊されたものを修復するのは、何に限らず、大変なことだ。

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向日葵の播種

2016-04-25 | 小庭の四季
 昨年、郵便局でいただいた向日葵の種を、鉢に播いた。
 気温が20度になる頃が、播き時だと聞いていたので…。

 小袋を開けてみると、25個の種が入っていた。(写真)

       

 さて、うまく発芽してくれるだろうか。
 これからは、鉢のぞきが日課となるに違いない。


 今日は、思いがけない小包が届いた。
 知己のSさんからであった。

 楽しいものが、たくさん入っていた。
 三春の滝桜の写真数葉のほか、パンフレットなど。
 見る機会に恵まれなかった、有名な桜を楽しませていただいた。
 さらには、<さくら紅茶><ミニ手鏡>(以上は旅の土産)、<きゃらぶき山椒>など。

 桜とモミジの絵柄のついたミニ手鏡をかざし、自らの貌を眺める。
 老女ながら、いい顔をしている。
 至福の貌は、ひとりでにかわいく美しくなるのであろう。

 Sさんは、贈り物の上手な人である。
 夜、お礼の電話をし、近況を語り合った。

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宿根草の確かさ・シラン咲く

2016-04-24 | 小庭の四季
 家の横庭に、二種類のシランが咲いた。
 ナルコユリに交じって。

   

   

 宿根草は、ありがたい。
 季節が巡れば、同じ場所に咲いてくれる。
 その確かさが、嬉しい。

 しかし、例外がないわけではない。
 いつの間にか数が減り、絶滅してしまったものもある。
 あるべきものが、不在となるのは寂しいことだ。

 私の大好きなシャガは、葉を残してはいるものの、昨年は、花を咲かせてくれなかった。
 今年も、今のところ、花の咲く気配が感じられない。

   (宿根草ではないが、昨年、初夏から12月末まで、たくさんの花をつけてくれた
    ノボタンは、冬の寒冷にやられてしまったらしい。
    日々、木の傍に立って、枝を確かめる。が、新芽が見えない。
    奇跡的な蘇りを願っているのだが…。)

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午後、小雨となる

2016-04-23 | 小庭の四季
 最近、好天が長続きしない。
 春は、こんなものかもしれない。

 今日も、午後には、小雨となった。
 ツツジの花にも、小さな雨滴が止まっている。
 密な花の間には、若緑の葉も、のぞき始めている。

 日々眺めていると、季節の、刻々の移ろいが、感じられる。

       

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山口へ

2016-04-22 | 身辺雑記
 山口へ行ってきた。
 今、山々は、様々な緑に彩られている。
 その山々を眺めながら、新緑の美しさは、半年後には、彩の多様な紅葉の美しさへと変わってゆくのだろうな、と思う。
 
 
 山藤が、あちこちに咲いている。
 ヤマツツジも。
 いずれも淡い、紫やピンクである。
 県境には、リンゴの白い花も咲いていた。

 山口の街にも、緑の季節が訪れていた。
 欅並木や銀杏並木のみどりが美しい。


       
                 パークロードの欅並木

       
                  駅前通りの銀杏並木


 書店で、3冊の本を求めた。

   谷川俊太郎著『詩に就いて』 (思潮社・2015年刊)
   石川忠久著 <漢詩をよむ『春の詩100選』>
                        (日本放送出版協会・1996年第1刷・2008年第9刷)
   一海知義著 <『漢詩一日一首』 春>(平凡社・2007年第1刷・2010年第3刷)

 詩集『詩に就いて』は、読了。
 <日本語の詩という語には、言葉になった詩作品(ポエム)と、言葉になっていない詩情(ポエジー)という二つの意味があって、それを混同して使われる場合が多い。>
 と、「あとがき」に記されていた。
 確かにそうだ。

 私には、ポエジーをポエムに昇華する力に欠けている。

 この詩集は、詩に就いて書かれた36篇のポエム集である。


 私は、漢詩が好きである。
 書棚には、漢詩の本が幾冊かある。
 漢詩について書かれた石川忠久、一海知義両氏の本も、既読している。
 しかし、季節で分類された文庫本は持っていない。
 なじみの漢詩も、かなりある。
 持ち重りしない文庫本で、折々、漢詩を楽しみたい。

 夏になれば、<夏>篇を求めることにしよう。
 <秋>篇、<冬>篇へと読み進められることを念じている。

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モミジの花ほか

2016-04-20 | 小庭の四季
              今日は、春うらら。
            しかし、明日は雨になるとか。
        花の傷まぬうちに、モミジやツツジの花をカメラに収めた。
            ついでに、サクラウツギの蕾も。 


                 モミジの小さな花
              (花が小さすぎて、うまく撮れない)
     

                 再びモミジの花
               (多少は、うまく撮れた?)
     

                 ほぼ満開のツツジ
     

     

                 サクラウツギの蕾
     

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ナルコユリ(鳴子百合)涼やかに

2016-04-18 | 小庭の四季
                       ナルコユリ

       

       

                  モミジは、みな葉を広げて

       
                    古木には、今年も、花が咲いた

       
                     一番早く葉の繁るモミジ

  
                         葉色の異なる二本


         ※ 熊本周辺の地震、収束の気配なく、心配である。
            

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