ぶらぶら人生

心の呟き

老少不定・生死無常

2012-11-30 | 身辺雑記
 今年は特に、年賀欠礼のはがきが多い。
 逝去のことを知らずにいて、慌てて香典を添えお悔やみの書状を送ったり、そこまでする必要のない人には、電話で哀悼の意を表したり…。
 年の瀬を前にして、心寂しいことが多い。
 老少不定・生死(しょうじ)無常の思いを深くしている。

 Yさんから届いた葉書で、弟Eさんの死去を知った。
 15歳の少年時代しか知らないEさんだが、その昔を思い出し、60過ぎの若い死を悼んで、電話した。
 その際、晩年を含む生前の様子をYさんから伺い、ガンという病気のせいで、かえって心静かな死が迎えられたのかもしれないと想像した。
 Yさんも、弟さんの死を平穏な気持ちで受け止めておられるように思えた。

 翌日、Yさんから手紙が届いた。
 Eさんの晩年を、もう少し知ってほしかったのだろう。
 ペーパー4枚の手紙に添え、Eさん自筆の句と絵が添えてあった。
 
 
   水平線は
     大きな
     定規だ

   今まだ
     ここに
      居る

   新緑と
     一緒に
      なりたい


 Eさんは、春のお彼岸の中日に亡くなられたという。
 上記の句を読むと、余命いくばくもないEさんの心境が、表現の奥にうかがえ、Eさんの心奥に触れる思いである。

 老いた私にとっても、<今まだ ここに 居る>は、時に心をよぎる感慨でもある。

 


       

 庭のヤマボウシが紅葉の時期を迎えた。
 まだ多くの葉を留めているけれど、不思議と年を越す葉はない。
 が、春が来れば、若葉をつけて再生する。

 当然のことだが、人の死には、<再生>がない。
 思い出として、亡き人を偲ぶ術しかない。

 今日で11月が終わった。
 10月以来、班長として、同町内の若き入居者とコンタクトが取れず、町内会費を立替えたり、無反応に辟易したりしたが、結局、<空き家バンク>の世話をされた市役所職員が間に入り、支払ってもらえた。そのプロセスの詳細は知らないけれど。
 私はまだ入居者に会ったことがない。
 今日、町内会長を通して、支払い金(立替え分)を受け取っただけである。
 依然として、来月以降のことは分からない。
 余分な心労をしないですむようにと念ずるばかりだ。

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新製品(冷蔵冷凍庫)

2012-11-29 | 身辺雑記
 今月上旬のこと、洗濯機の排水がうまくゆかなくなり、大いに困った。
 説明書を読み、点検箇所を確認して、下方についている排水フィルターを開けてみた。すると、フィルターには糸くずなどが絡まり、べとべとに汚れていた。
 が、その作業中に、フィルターを外したことで、洗面所に大量の水があふれ出たのだ。
 
 これが原因だったのかと、フィルターをきれいにし、哀れな気持ちになりながら、あふれ出た水を雑巾に染み込ませてはバケツに入れて片付けた。
 それで万事解決かと、再度洗濯機を回し始めたが、やはり排水をしてくれない。
 そこで、もう一度、フィルターの奥を確かめようと開けたところ、一回目よりさらに大量の水があふれ、洪水となった。
 間抜けにもほどがる。
 寒い夜、二度も大掃除をした。

 翌日、電気屋さん(Mさん)にみてもらった。
 外部排水ホースを外し、そこにもあった多少のゴミを取り除き、間違いなく稼動するかどうか確かめてくださった。
 不具合の原因は、私が排水フィルターの掃除を怠ったためと分かった。
 乾燥フィルターの方は、洗濯ごとにきちんと掃除していたのだが…。

 その際、電気屋さんに、冷蔵庫のことを相談した。
 以前から、製氷機能はだめになっていたが、氷は、小さい冷蔵庫が製造してくれるもので、十分間に合っていた。
 最近、それ以外の異常を感じるようになった。
 時ならぬときに、<ガタガタッ!>と、大きな振動音を立て始めたのだ。
 うるさいし、いつぱたりと機能が止まり、冷蔵庫の役を果たさなくなるかもしれない。
 そんな状況を電気屋さんに話した。
 Mさんは早速冷蔵庫の中を見て、
 「1995年の製品ですね。長くもった方ですよ」 
 と言われた。
 そして、買い替えを検討することにしたのだった。

 新製品が、今日届いた。
 節電にもなるし、内部構造にも改良が加えられていて、相当使い勝手がいいようだ。
 特に、野菜などの収納品が見えやすく、無駄をなくせそうだし、取り出しやすい仕組みにもなっている。
 新品は嬉しい。 

       

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11月の庭 (落葉の木々)

2012-11-27 | 草花舎の四季
 小春日和の中、草花舎へ。
 昨日求めたヴァグリエのバッグ代の支払いと食事を兼ねて。

 朝は、冷え込みが厳しかったが、日中は暖かくなった。
 落葉した梢の隙に、青空を仰ぎ見ながら、庭を歩く。
 殺風景になった裸木だが、前庭の花水木は、早くも花芽をのぞかせている。
 確実に春の予兆をしのばせ、命の連鎖に余念がない。

 中庭の柿の木には、赤く熟した実が一つ。

    

    

 庭木の落ち葉を、葉の中に抱え込んだ、大きな植物があった。中心部からどんな茎が伸び、どんな花が咲くのだろう?
 黄色い花は、見慣れた位置に、この冬も咲いている。

  

 ピンクバナナの実が、まだ残っている。
 中身が気になる。
 Yさんが、割ってみせてくださった。
 皮の内側に実のようなものが連なり、果肉は白色。
 草の匂いがしていた。
 眺めて楽しむだけのものなのだろう。
 
  


 <ヴァグリエのバッグと小物>展の一部。会期終了日は、12月9日。

   

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抹茶ケーキをいただいて

2012-11-26 | 草花舎の四季
 昨夜来、仕事づいて、今日は書かなくてはならない手紙2通とはがき3通をしたためた。
 現金封筒を使用した2通は、郵便局から出さなくてはならない。

 前夜来の雨は、午後に上がった。
 そこで、局に出かけ、帰途、草花舎に立ち寄った。
 昼食の時間はとっくに過ぎていたので、今日はコーヒーと抹茶ケーキをいただいた。

   


 今、<ヴァグリエのバッグと小物>展が、開催中である。
 以前から、子安一子さんの作品は、私のお気に入りである。
 軽いし、機能的だし、品質がいい。おしゃれ感覚が誇張的でないのもいい。
 
 ヴァグリエのバッグや財布を、今までに、いくつ求めただろう?
 たくさんの魅力的な作品の前で、私は指折ってみた。
 七つ?
 ものを増やしたくないと思いつつ、また欲しくなって一つ求めてしまった。
 多分、ヴァグリエの八つ目。

        

 ささやかな贅沢! と考えたい。

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住所録点検

2012-11-25 | 身辺雑記
   

 移ろいやすいお天気の今日であった。
 朝は、広縁に置いた植物が、障子に影を投じていたし、宵の空には、雲間に月を眺めることもできた。
 ところが、月を眺めてから一時間も経たないうちに、激しい雨となった。
 目まぐるしいお天気の変化。
 
 私の一日も、ずいぶん気まぐれであった。
 どうしてこう無気力なのだろう、と思いながら、昼間はダラダラと過ごした。
 夜になって、月を眺めてから、急に元気が出たきたのだった。

 そこで、始めた仕事は、住所録の点検である。
 以前のブログにも書いたが、私の指のいたずらで、折角保存していた住所録を消去してしまったのだ。
 幸い古いパソコンに、2005年に作った住所録のあることをソコロシステムズのTさんが見つけ、今使用しているパソコンに移してくださった。
 しかし、その住所録は、そのままでは使えない。住所変更もあれば、追加しなくてはならないものもある。
 年賀状の時期が近づくにつれ、早々に準備しなくては…と思うと、億劫だし憂鬱でもあった。
 とりかかれば簡単なことであっても後回しにし、心の負担を増幅させる悪い習癖が私にはある。

 突如、点検作業を開始する気になれたのはありがたい。
 名簿には、もうこの世の人でない人々の名前もある。
 消去した数は、30人余。
 様々な想い出がよぎり、機械的に消去することはできなかった。
 作業の間、幾度もパソコン文字が霞んだ。
 今年、お別れをしたばかりの人については、その死を容易に受け入れがたく、消去を躊躇ってしまったり…。
 寂しい作業であった。


 一部の人たちの住所変更をすませ、未記載の名前や住所を追加し終えたら、夜が更けた。
 これで暫くは、住所録のことで気を病まなくてもいい。

 これから先は、有縁の人が減ってゆくばかりである。
 私の余生も、そう長くはないだろうけれど…。

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栞と煎餅

2012-11-22 | 身辺雑記
 今年の春までお世話になっていたSさん(元ソコロ社員)が、立ち寄ってくださった。
 足立美術館と、水木しげるロードに行ってきたと、栞と煎餅を届けてくださった。

 栞は、名画揃い。
 写真の左から、上村松園(娘深雪)・横山大観(神州第一峰、無我、紅葉)・菱田春草(猫梅)。

 「ぷりんと煎餅」は、食すのがもったいない。
 漫画には全く関心がなく、水木しげる作の妖怪漫画の面白さもよく分からないけれど、煎餅3枚にプリントされた絵や言葉を楽しむ。
 特に、<のんきに暮らしなさい>の言葉は嬉しい。

 久しぶりにお会いしたSさんは、さらに若々しく美しくなっておられた。
 特に、艶やかなお顔が印象的であった。
 私の方は、凋むばかり…。
 
 折角訪問してくださったのに、コーヒーを飲みながら、ゆっくりお話できなかったのが残念である。


  

  

         

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京土産

2012-11-20 | 身辺雑記
 昨日、高砂市在住のHさんから封書が届いた。
 京都に行き、哲学の道を歩いたり、永観堂や南禅寺の紅葉を見たりしてきた、と。
 立ち寄ったお店で、ふと私のことを思い出し、お土産を求め、送ってくださったというのだ。

 漆塗りのお箸とスプーン、それに箸置きが添えてあった。
 一つ一つを手にとって眺める。
 選ばれたHさんの目の確かさ!
 日常品なのに、洗練された雅な美がある。

 喜んで使わせていただくことにする。


    

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グラントワへ

2012-11-19 | 身辺雑記
 美容院で、髪の手入れをした後、久しぶりにグラントワへ行った。
 会員カードの継続手続きをし、開催中の企画展を見た。

 『日本近代美術の名品展 ――森鴎外と米原雲海を中心に――』
 東京芸大美術館所蔵の作品が、多く展示されていた。
 19世紀の絵画は概して暗く、褐色系が際立っている。黒田清輝のあたりから画面が明るくなり、絵の雰囲気がずいぶん異なってくる。

 島根出身の彫刻家・米原雲海については知らなかった。
 作品に接するのも初めてだった。
 名を知る高村光雲や平櫛田中、朝倉史夫の作品も展示してあり、かつて岡山県井原市にある「田中美術館」や東京谷中の「朝倉彫塑館」を訪れた日を思い出し、懐かしく思った。

 美術鑑賞には、意外に体力が要る。
 想像以上に、体力の衰えを感じた。
 ちょっと足を休める椅子がほしい。
 

   

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一日おきに…

2012-11-18 | 身辺雑記
 昨日は雨。そして、今日は晴れ間の多い日となった。
 日毎に変化しながら、季節は冬に向かうのであろう。

 今日は、庭に出て、空を見上げ、末枯れゆく庭の草木を眺めるのみ。
 季節はずれのスミレが一つ咲いていた。 
 万両の実は、赤味を添え始めて。

   

     
   
     

 近所の子どもたちが、庭に佇む私を見つけ、
 「何してるの? 一緒に遊ぼ!」
 と、誘ってくれた。が、
 「またね」
 と言って、家に入る。
 
 今日は、近くの公民館で、<ふるさと祭り>が行われているはず。
 しかし、毎年のことながら、それにも参加せず…。

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海の表情

2012-11-16 | 散歩道
 昨日は霰が降り、一昨日は雷鳴の轟く日だった。
 今日は、一転して小春日和。
 好天に誘われて、散歩に出かけた。

 以下は、今日眺めた海の表情。

   

   

   

   

 皇帝ダリアの咲く季節になっていた。
 数軒の庭先に、高々と花は咲いていた。

 枇杷も葉陰に、地味な花をつけていた。

       

     

 3キロあまりを無事に歩いた。
 が、9号線は日陰が多く、晩秋の冷えがお腹にこたえた。

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