ぶらぶら人生

心の呟き

11月が終わる

2023-11-30 | 身辺雑記

 11月が終わろうとしている。
 ひどく怠けているわけではないのだが、万事に能率が悪くなってきて、まるでのらりくらりと生きているかのようである。
 この度合いが、ひどくなることを老化が進むというのであろう。
 でも、なんとか無事に、11月を生ききったな、と思う。

 限りなく下降現象を辿るものがある一方、始まるものもある。

 今日は、終日、工事音を聞いて過ごした。
 下の空き地に、家が建つのだ。
 4階から、その進捗状況を観察して過ごす。
 

 今朝から始まった建築のプロセス。

    


    


    


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晩秋の夕べ

2023-11-29 | 散歩道
 
 Tさんから、散歩しませんか? と誘われ、(一日中、椅子に座りっ放しだったな、と思い)夕べの道を一緒に歩いた。

 開かれた平らな道を歩く。
 大塚には、二つの顔がある。旧家の大きな家の建ち並ぶ昔ながらの地域と、拓かれた広い道路と令和調の家やアパートの立ち並ぶ地域と。
 前者は、昔ながらの狭い道幅で、上り下りの坂の多い道。
 後者は、車が楽に走れる、視界の開けた広い道路と、新しい家屋が立ち並ぶ。
 大塚ほど、大正・昭和調と、平成・令和調が、見て取れる場所は珍しいのでは? と思う。

 今夕は、後者の道を歩いた。
 子どもたちが、日暮れ近い運動公園で、遊びに余念がなかった。
 
 その公園のそばで、前から気になっている草を、今夕も摘み取った。
 この草の名前はまだわからない。草であって草らしくないと感じるのは、緑色が全くないせいだろうか。

   


 歩けば気分がすっきりするのだが、出かけるまでの決断が、なかなかつきにくい。
 今日は、Tさんに感謝!

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部屋の花々

2023-11-28 | 身辺雑記


 Iさん(男性)から花をいただいた。
 朝の散歩をしていて、近所の方から貰われたようだ。
 男の方は、花瓶のない生活をなさっている人が多いのだろう。
 あまりにたくさんの花なので、いつも散歩土産に花をいただく、隣のOさんやTさんにも差し上げる。


     キクの花々

     
    

 その他、捨てがたく部屋に置いているのは、センニチコウ。
 指で触ると、意外に硬質である。

    


  ムラサキゴテンは、5個目の花を咲かせている。葉の紫色が、本来、もっと美しいはずなのだが……。

    


   


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椋歯科医院へ

2023-11-27 | 身辺雑記

 歯科医院の定期健診は、12月20日ころということになっていたのだが、今回もその時期を待てずに、今日、治療に出かけた。あわせて、歯の検査や手当もしていただいた。

 過日(勤労感謝の日)、入れ歯の一本を、焼き芋と一緒に飲み込んでしまった。滅多にない珍事であり、味気ない話である。
 その歯が胃や腸を傷めないかと案じたが、休日なので、問い合わせもできない。
 今日、その話をすると、看護師さんは、<歯を飲み込んでも、なんの利も害もありません>と、笑っておられた。
 しかし、長生きすれば、予想外の体験をするものだなあ、と思う。
 私の場合、下側の歯は、奥歯4本がインプラントだが、あとは自分の歯である。それに対して、上側は、総入れ歯。それも35年前、数本の歯があるうちにそれを生かした入れ歯を作ってもらったため、残っていた歯が傷むたびに抜歯して補正をしていただいた。そのために、時折、入れ歯の治療が必要になるようだ。
 次回は、来年の2月の適当な日に受診するよう指示があった。が、老いの身にとっては、2月のことは予測し難い。


 椋歯科医院前の鉢に咲いていたペンタス。

    


    椋歯科医院の中庭
     初冬の風情

    


    


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朝焼けの空

2023-11-26 | 身辺雑記


 見事な朝焼けの空であった。
 真夏のころには、真向こうの山の端から昇っていた朝陽が、かなり右寄りに位置を変えていた。
    


 日の暮れ近く、夕月は、ほぼ真正面に昇った。昨夕まで、月の気配を感じなかったのは、曇り空であったのか、私の気持ちが、月の出に無関心であったのか? 
 明日が、満月のはず。
 今夕の月は、ほぼ円形に見えるけれど、14日の月であろう。

    


  
 午前中、部屋のドアをノックする人があり、ドアを開けると、Iさんであった。たくさんの花を持っておられる。散歩に出かけ、近所の方に貰われたのであろう。
 Iさんは、私より一年後に入居された95歳の男性である。
 難聴と弱視がひどく、不自由に耐えつつ、恬淡と生きていらっしゃる。
 入居されて、日の浅いころ、南廊下のテーブルで、人生の来し方について長々と話してくださったことがある。(今は、居住者が変わり、大声での対話はためらわれる。)

 気の向くままに、近回りを散歩しておられる。近所に、花をたくさん育てておられる家がある。多分、そこの方に貰われたのだろ。
 あまりたくさんあるので、三等分して、OさんやTさんに届けた。

 キクの種類も様々。一つ一つの花をつぶさに眺めると、ずいぶん精巧にできている。

     


 午後は、タクシーを呼んで美容院<マジック>へゆき、カットとシャンプーをしていただいた。


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フルート演奏会

2023-11-25 | 身辺雑記

 久々にグラントワへ出かけた。
 フルートの演奏を聴きに。
 入場券をお世話してくださったKさん他、TさんOさんと私の4人で。

       しまね 
    フルートオーケストラ
      と その仲間たち
      グラントワ公演
  日本を代表する世界的フルーティスト
    工藤重典氏を迎えて

    


  代表的な出演者

    


 午後2時からの演奏会。
 日本のフルート奏者といえば、N響の神田寛明さんの名前しか知らなかった。が、当然著名なフルーティストは、多数いらっしゃるはず。今日は工藤重典さんと島根のフルーティストによる演奏であった。 
 当市にも、当県にも、かなりのフルーティストがおられ、オーケストラとして演奏できるのは素晴らしいことだと思う。
 フルートという楽器についても、新たな知識を得た。

 1部と2部に分けての演奏を聴き、非日常のひと時を愉しんだ。
   
     演奏会が終わって。

    



  グラトワ前のモミジバフウ? は、
  今、紅葉が美しい。(一部落葉)

    


    


    

 演奏終了後は、喫茶店で憩う暇もなく、タクシーで施設へ帰る。少々味気ない思いをいだきつつ。


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『自分の始末』と『ほんとうの贅沢』

2023-11-24 | 身辺雑記


 施設の移動図書から借りた2冊の本。

     曽野綾子 著
    『自分の始末』



    


      吉沢久子 著
    『ほんとうの贅沢』

    


 私は曽野綾子という作家の作品を徹底して避けてきた。特別な理由があるわけではないが、2歳年長の作家に対し、漠然とした理由から、無関心であった。

 今回、移動図書館に置かれていなかつたら、生涯読むことなく終わったであろう。
 なんとなく(非常に主観的な思いで)好きになれなかった。

 『自分の始末』は、過去に書かれた作品の中から、作品の一部を引用しつつ、<自分の始末>に関わる作者の考え方をまとめたものである。


 吉沢久子の本(特に晩年の本)は、かなりの冊数を読んできた。老いてなお、元気に活躍される姿が、輝かしく思われていた。
 が、今回、『ほんとうの贅沢』を読んで、妙に平凡なことが書かれていると思った。文章にも味がない。
 漢語の乏しい分かりやすい文体が、幼稚に思えたり……。

 読者は、勝手なものである。

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10日の月

2023-11-23 | 身辺雑記


 玄関に、薄明かりが差し込んでいる。
 「お月さま?」
 と、頭を傾げつつ、戸外に出てみる。
 庭が、ほのかに明るんでいる。
 隣の屋根の遥かに、お月さまがある。私のスマホで撮った月影は、実際に目にしているお月さまより遥かにお粗末である。
 それでも、命あって今日の月を眺めた証として、今日の月影を留めておく。

 今日は、朝食後に帰宅し、夜の前庭に立って月を眺めている。

 悪臭を発するホウムシが、今年は、例年より遥かに多く、まいっている。
 ホウムシの多い年は、雪が多いと聞いたことがあるが、果たしてどうだろう?

 晩秋の風情を味わうことなく、初冬に移行しそうな気配である。

    


    
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長距離散歩・その3

2023-11-22 | 散歩道

 帰途、辿った道も、初めて歩く道が多かった。
 高所にあるイチョウの木は、私が4階の自室から、いつも眺めている木らしい。

    


 帰りは、まず、川沿いの草原の小径を歩く。

    


 益田川河口風景。
 高島が霞んでいる。
 砂山? のようなものも、見えている。

    


 水面で遊んでいるのは、カモであろうか?

    
  
    
 あえかな昼月を眺めながら歩く。

    

  
 これは、クロチク(黒竹)だと教えていただく。
 どこであったか、食事処の庭で見かけたことがある。
 が、野にあるクロチクを見るのは、初めてである。

    


 あちらこちらの庭先に、ネリネ(ダイヤモンドリリー)の花が咲いている。
 今年の秋、初めて気づいた花だが、近年、はやり始めたのであろうか?


    


   テンニンギク?

    


  サザンカ ?

    


  桜の紅葉

    


 ここらあたりまで帰って、やっとひとりでも施設へ戻れそうな気がした。が、桜並木の小径に至るまでには、まだかなり距離があった。

 今日の歩数=8679歩

    
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長距離散歩・その2

2023-11-22 | 散歩道
 

 月見橋を渡ると、久城町である。
 坂を登りつめると、喫茶店がある。
 同伴のAさんは、健脚でコーヒー好きなので、今までにも、幾度か来ておられる様子であった。
 「ひと坂登るのが大変ですよ」
 と言いつつ、Aさんは、ポケットから折りたたみのノコギリを取り出して、竹藪の小竹を切り、杖を作ってくださった。

 右手には、数年前、施設へ戻る途中、タクシーの運転手に立ち寄ってもらったことのある、大木の亭々と立つ櫛代賀姫神社である。
 その向かいにあたる位置に喫茶店はある。

 その喫茶店の入り口。

    


    


 コーヒーと手作りの蓬餅。

    


 あの鉢の木は? と、Aさんに尋ねると、<コーヒーの木>だと教えてくださった。 
 20年ばかり前、萩市へ出かけ、入った喫茶店に、コーヒーの木があり、苗木の小鉢を売っていた。それを求めて育ててみたが、うまく成功しなかったことを思い出す。

    


 入り方には、センリョウが赤い実をつけていた。ここでは、よく育っている。
 私の家に、花壇を作ったとき、庭師のOさんに頼んでセンリョウを植えていただいたが、枯れてしまった。二度試みて、二度とも失敗し、土壌が合わないのだろうと諦めた。
 マンリョウは、植えなくても、鳥が種を落としてくれるらしく、庭のあちらこちらに生えているのだが……。

  センリョウとツワブキのある庭。

    




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