ぶらぶら人生

心の呟き

9月も終わる

2021-09-30 | 味わい深い表現
 9月の最終日は、疲れの激しい一日となった。
 


    


    施設4階のカウンターに置かれている花。
    紫色の花は、ジュランタというらしい。


 慌ただしく9月が去ろうとしている。とにかく、今月も無事であった。
 夜になって、やっと元気が出て、9月のことは9月のうちにと思い、ブログの<ため書き>を済ませた。

 10月の無事を念じつつ就寝。


 追記 ダッシュボードの画面で、今日はブログ開設から5666日、記事数6444であることを知る。数字並びが面白く、また、われながらよくがんばってるな、と感心する。
    
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どたばたの日

2021-09-29 | 身辺雑記
 午後、70日ぶりに美容室「マジック」へ行った。髪が相当伸びていたので、後ろはどんなふうになっているのか、鏡に写してもらった。自分には見えないから平気でいられるが、大変な乱れ髪。

 「冬に向かうし、いっそ刈り込むのをやめて、少し長めにカットしましょうか?」と言われ、提案どおりにしていただく。前回もそうであったが、コロナのために外出禁止になれば、美容室にも出かけられない。長めにカットしておく方が自然な形を保てるだろう、という話であった。私もその方がいいだろうと判断。マスクをかけるようになって、イヤリングをつけることもなくなったし、耳の下部を出す必要もない。


 昼前、スマホの充電をしておこうと、充電器を差し込もうとしたとき、いつもと様子が違った。差し込みの先端部分がない。外れたのかな? とあたりの床を探してみるけれど、見つからない。
 朝、タブレットの充電中に、充電器を差し込んだまま、床に落としたことを思い出し、確認すると、タブレットの差し込みに、部品の一部が入ったままであった。

 これは大変! 充電ができなくては、ブログも書けない。
 外出の目的が、もう一つ増えた。
 まずドコモショップへ電話して相談したところ、壊れたものを持参するように言われた。

 タクシーを予定より早めに呼んで、まずドコモショップへ行った。ところが、あいにくお店には、今同じものがないとのこと。近くのセブンイレブンにはあるだろう、とのこと。待たせてあったタクシーで、その店へゆく。が、あいにくそこにも、私の必要とする充電器は品切れとなっていた。エディオンへゆけば必ずある、とのこと。
 しかし、美容室の予約時間が迫っているので、タクシーを「マジック」へまわしもらった。


 イオンで、妹に会う約束もしていたので、美容室の用が済むと、イオンへ向かって歩いた。息切れがして苦しい歩行となる。
 予定していたコーヒー喫茶は、早めに閉店となっていたので、イオンの休憩所で話す。妹に会うのも、久しぶりであった。

 しかし、まだ大事な用が残っているので、イオンでの買い物も一部省略し、またタクシーで、まずエディオンに立ち寄り、充電器を求め(ついでにプリンター用のインクも求め)、施設へ戻ってきた。

 ばたばたと、東奔西走の一日であった。が、とにかく充電器が入手でき、安堵する。



 イオンの建物の壁に沿って、コンクリートとの僅かな隙間に咲いていた花。
 ケイトウとマリーゴールド。植物は強い 。


   




  



         以下、今日の夕空。

  日の暮れがずいぶん早くなった。夕食と日暮れが重なるようになり、心、そぞろなり。



  




  




  
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太宰治全集 2

2021-09-28 | 身辺雑記
           『太宰治全集 2』(写真左の本)


    


 昭和35年に、筑摩書房から発行された16巻からなる全集の第2巻(二十世紀旗手 他十四編)を読了。

 昭和35年に初読。今回、全作品を再読した。本の傷み具合からすると、繰り返し読んでいる作品もあるのだろう。
 傷みの原因のひとつは、昭和35年という発行年にも関係があるのかもしれない。戦後15年を閲してはいるが、まだ紙質や製本に多少の問題があったのかもしれない。

 長らく帰宅していないので、施設の方へ持参している小説が少ない。
 机上に並べている本の中から、数日前から上掲の本を読み始め、今日、全作品を読了。
 2段組みで、活字も小さく、ハズキルーペをかけて読む。

 2巻の中では、やはり「富嶽百景」がいい。
 全作品が、太宰治の文体なのだが、作品の味わいは、それぞれかなり異なる。誰の作品であっても、作者の個性と無縁ではないが、太宰治の場合は、特に、その折々の自己がそのまま反映された作品が多い。作品によっては、読者の私自身が、作者の苦悩で、心苦しくなることもある。

 その点、「富嶽百景」は、太宰治の心の安定期に書かれているだけに、文章も穏やかで味わい深い。それでいて、やはり太宰治ならでは作品である。

 下掲の写真は、この本に添えられた御坂峠から見た富士山と太宰治の文学碑(「富士には月見草がよく似合ふ」と刻まれた碑)である。



    


 巻末には、亀井勝一郎の解説文が添えられている。(私は、亀井勝一郎も好きので、その文章に出会えるのも嬉しい。)
 
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心晴々と (津田医院へ)

2021-09-27 | 身辺雑記
 今朝、外出の許可が出た。
 病院行きは先月も認められたので、とにかく今日は病院へ行かせてもらうつもりでいた。
 が、突然、自由な外出の許しも得られた。
 外へ出られると思うだけで、心が晴れる。
 自由であることほど嬉しいことはない。

 早速、津田医院で定期の診察を受けたあと、イオンに立ち寄り、買い物をして帰ることを施設の人に伝えた。久しぶりに心が躍る。
 8月の7日以来、接する人は、施設の4階に住む老人と、施設関係の人ばかりだったので。


 津田医院では、いつもの血圧検査のほか、鼻炎の相談をした。風邪でも花粉症でもないのに、このところ鼻炎に悩まされる。
 漢方薬(ツムラの小青竜湯)を処方してくださった。
 老いの体は、とにかく日々異常を起こしている。血圧が下がり過ぎたり、胃腸がおかしかったり、脈が乱れたり、口内炎を起こしたり………。


 イオンでは、日用品(ティッシュなどもろもろ)のほか、チョコレートとヴィーナービッセンというお菓子を見つけて求めた。抜歯後、口内の調子が万全ではなく、硬いものが食べにくい。栄養の摂れそうな飲み物なども求めて帰る。

 人に会うのは、実に久しぶりである。
 言葉を交わしたのは、移動ごとに出会ったタクシーの運転手3人と、津田医院の先生や看護師・薬剤師の方々。

 話さなくても、人々とともにあるのは、心弾むことである。さまざまな人の存在と共にあることが、生きている喜びとなる。
 私は、知らない人で溢れる街が好きである。特に都会の雑踏が好きである。生きているという実感が味わえる。

 しかし、今日は久しぶりの外出で、解放された喜びには浸れたが、かなり疲れた。これが高齢である者の悲哀。



  以下の花は、津田薬局前の花壇に咲いていたもの。
  いずれも名前を知らない。
  Google lensで調べたけれど、これに間違いなし! と判断できるものは見つからなかった。



  




  





  




    

    ミノムシを久々に目にした。(中央の枝にぶら下がっている。)

 
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施設の敬老会

2021-09-26 | 身辺雑記
 入居5年目で、初めて施設の敬老会に出席した。
 3階の広場で行われた。
 
 

  



  開会の挨拶(先生・施設長)に続いて、施設の最高齢者100歳の方に、表彰状が授与された。3階に住んでいらっしゃる方なのだろう。
 
  私は4階の人しか知らないのだが、年齢を聞き知っている最高は96歳が2人、95、94、93、92歳の方もいらっしゃる。確かに寿命がのびているのだろう。
 私自身、歳を重ねつつ思うことは、衰えゆく自分と付き合いつつ生きるのは、なかなか大変だということ。長生きがめでたいこととも言えない気がしているが、自分ではどうすることもできない。ささやかな喜びを自分で見つけて、楽しくなくても楽しげに、生きてゆしか仕方ないのだろう、と思っている。


 地元の人のギターとリコーダーの演奏に合わせて、四季折々の唱歌を歌う。
 その他、坂本九や千昌夫の歌など、高齢者になじみの歌も。
 ひとりでに歌詞の思い出せる歌ばかり。


  



  コロナの時期なので会食はなく、それぞれの部屋でお祝い膳をいただく。


  




  



  4時過ぎ、近くを散歩。
  野の花を眺めながら。
  風の涼しさを心地よく感じながら。


  




  




   




  




  




  
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一日がもの憂く過ぎてゆく

2021-09-25 | 身辺雑記
 朝の景。
 重い雲の間に、朱色の空。
 一日として、同じ空はない。



  



 なんとなくもの憂い今日。
 ぼんやりと机上を眺めるともなく見ていると、目覚まし時計の影がある。いつも影を伴っているはずなのに、全く意識したことのなかった影。
 ぼんやりしていると、普段見えないものが、ふっと見えてくることもあるらしい。


   




  もの憂いままに夕方が来て、一日が暮れる。


  


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抽出しの整理など

2021-09-23 | 身辺雑記
 フリクションという便利な筆記用具の存在をSさんに教えていただいたのは、幾年前のことであっただろう? 施設へ入居するより以前であったのは確かである。
 私は、筆記をよくする方だと思う。
 最近使用する筆記用具は、すべてフリクションである。

 フリクションには、色違いや芯の太さの違いがあり、目的に応じて使い分けている。
 芯の買い置きを確かめるため抽出しを開けてみると、黒の0・7ミリの芯は品切れだし、青色・緑色の替え芯も少なくなっている。
 それに、手元にある7本すべて、消去用の頭部が、用をなさなくなっている。本体そのものを買い替えなくてならない。外出許可が出たら、早々に文具店に行ってこよう。

 フリクションの色鉛筆も買っているのに、すっかり忘れていた。スケッチブックも抽出しに入ったまま。5年前の入居時に収めたまま、未使用のものが結構見つかった。



   

     フリクションのペンなど。


 今日は、一つの抽出しだけ整理した。
 

   

   
  ポーチの下には、いろいろなものが隠れている。




      今日の落日とお月さま。

  




  
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ナンプレ(数独)の失敗

2021-09-22 | 身辺雑記
 朝は、テレビ体操のあと、数独を一問解くことにしている。
 今朝は頭の働きが鈍く、失敗を繰り返した。しかし、解答は一つ。正解が得られないと、次のことが始められない。変な習慣が身についてしまった。

 完成後、書きかけのままになっている数日分のブログをまとめ終わり、ほっとする。

 明日は<秋分の日>。
 お墓参りをしたい。が、お盆に続いて今回も、外出の許可が出なかった。
 いつのころからか、何もかも諦め気味になってしまった。
 妹にはすでに伝えてあるけれど、夕食後、墓参日の前に、今一度、電話した。

 スマホを耳に当てたまま、回転椅子を回すと、十六夜の月が、昨夜の月と変わらない明るさで、真向かいの空にあった。一日違いで、居ながらにして眺められる位置に変わっているのが、不思議であった。

 今晩も、10時過ぎまで、しばしば窓辺に立ってお月見をした。


 日没が夕食と重なるようになった。
 食することより落日! そんな思いで廊下に出る。
 夕焼けと落日が、今夕も美しかった


 
    落日と十六夜の月

  





  
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2021年 中秋の名月

2021-09-21 | 身辺雑記
 夕方、西の空は曇っていた。
 これではお月見はだめかもしれないと思った。
 夕食膳を返したあと、ベランダへ出てみた。南よりの空に、宵の明星がひときわ明るく輝いている。昨夜もそうであった。
 いったん部屋に入り、東南の空を眺めて佇む。
 山上に、うっすらと雲がある。
 瞬時、雲の一部が明るんだと思うと、たちまち大きな明るい月が昇った。
 中秋の名月である。

 生きて、今年の名月に会うことができた。満ち足りない日々の心が、ひととき安らぎ、幸せな気分となる。

 (写真は、いずれも7時前。時折、雲隠れしながら、上空へ移動する月を、9時半近くまで、自室の窓から眺めることができた。)



   




   
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センニンソウとシオン

2021-09-21 | 散歩道
 このブログ、文章を添えて書き終えたと思っていたのに、写真だけが残って、文章が消えてしまっていた。
 なぜだろう?
 時折、理由の分からないことが起こり、がっかりさせられる。
 思い起こしながら、再度書き直す元気がない。
 花の名前だけ記入して投稿することにする。


  思いがけない場所で出会ったセンニンソウ。


  




  



    シオンの群生。

  




  



  タマスダレ。

  


 
   小型のヒマワリ?

   



   ヒャクニチソウ。


  


 
  葉色の美しい植物。 ?

 [追記 下掲の植物の名前は、<初雪カズラ>のようだと、Remさんか教えていただきました。]

  



 朝の海に、沢山の漁船が出ていた。
 その船が寄港する時間帯らしく(散歩は11時ころ)、続いて3隻の船を見かけた。(写真は、その一隻)

 今どき、早朝の海で何が捕れるのだろう?
 海のことや漁業について、格別詳しかったMさんが、8月末に施設を出られた様子。教えてもらえる人がなくなり、残念である。



  




  
コメント (2)
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