3月も、最後の日となった。
弥生尽(三月尽)。
早々と日々が過ぎ去ってゆく。
昨日、施設から帰る途次、タクシーの車窓をよぎる桜が、みな豊かに膨らんでいた。
咲けばはかなく散る、それが桜の桜らしいところだ。今日あたりはもう散り始めるのかもしれない。花見をするなら今日と思いつつ、やっと外出する気になったのは、陽がかなり西に傾いてからであった。
草花舎の入り口に立って桜を見上げると、今が盛りと咲き満ちていた。が、一方で、目の前をはらはらと舞い落ちる花弁もある。落花の舞がすでに始まっているのだ。
地面へ目を移すと、すでに<落花の道>となっていた。
早くもツツジが咲き始めていた。
透くようなピンク色の花が愛らしい。
草花舎の室内
クリスマスローズの花は、今日も、庭にたくさん咲いていた。
クリスマスローズの花は、今日も、庭にたくさん咲いていた。
室内の入り口にも、二種の花が、さりげなく挿してあった。高低や色合いの調和もよく。やはりはにかむように俯いて、消毒液の横に。
その他の花や展示物。
今日いただいたケーキとミネラルウオーター。
今日いただいたケーキとミネラルウオーター。