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四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

霧の富士山麓、満開の富士桜・ミツバツツジ

2016-04-29 22:08:48 | 富士山

富士山麓、山梨県鳴沢村の山道を登っていくと、霧に見舞われました。
ちょうど、富士桜・ミツバツツジ・染井吉野が一斉に満開。
枝垂桜も見られます。
毎年、富士山をバックに、このあたりの写真を撮っていますが、
霧に包まれたのは初めて。
いつもとは異なった印象です。

ゴールデンウィークに「河口湖 富士桜 ミツバツツジ まつり」が開催されるのですが、
今年の満開は昨年同様、少し早目。

こちらが富士桜。下を向いて咲く小ぶりの花です。
松林の中で自生しているものも多く見られます。

濃いピンクのミツバツツジがアクセントになっています。

 

翌日は、快晴。ゴルフ場からの眺望です。         

                (2016.4.23/24)
 


雪融けの河口湖畔

2016-02-18 20:32:00 | 富士山

寒さと暖かさが交互にやってくる季節となりました。
こうして、春に近づいてくるのですね。
河口湖畔も雪融けが始まっていました。
でも、もう一度くらい降るかな~。

逆さ富士。
久しぶりに穏やかに晴れた日になりました。
                                                              (2016.2.11)

 

 


富士には月見草がよく似合ふ・・・御坂峠

2016-02-17 22:14:14 | 富士山

長々と続く、つづら折りの山道を登ります。
道路の両側には、雪の山。
家の一軒もない道で、見えるのは森の木々ばかり。

突然視界が開け、富士山と河口湖の姿が。
ここが御坂峠です。

太宰治が『富嶽百景』の中で「富士には月見草がよく似合ふ」と書いたのがこの地。

茶屋が一軒。太宰治が昭和13年に井伏鱒二に連れられて滞在した
「天下茶屋」です。
現在でも、訪れる観光客に、甘酒や味噌田楽などをふるまっています。

昭和42年に、新御坂トンネルが開通して、
峠越えをする車は無くなりましたが、
今でも、太宰の言葉に誘われて、訪ねて来る人が後を絶ちません。

天下茶屋の2階は「太宰治文学記念室」になっています。

                           (2016.2.11)

 


夏富士 雲に纏わられて

2015-09-04 22:25:45 | 富士山

時が前後しますが、
8月下旬の河口湖畔です。
晴れていても。富士山が見られないこともあり、
どんより曇っていても、富士山のシルエットが現れることもあります。
その時、その時で姿を変える富士。
今は雪の無い夏富士です。

綺麗なお庭があったので、
ちょっと失礼。
中に入らせていただきました。

 

 


新名庄川沿いの桜

2015-05-27 15:04:11 | 富士山

 

昨年も撮りに行きましたが、今年もまた。
早朝に行っても、いい場所には、すでに望遠レンズの列。
新名庄川(しんなしょうがわ)に架かる橋から
桜並木の果てに富士山を撮るのは、なかなか難しい。
来年もまた行きましょう。

 

周辺の田舎の風景も都会では出逢えないもの。


晩秋の富士山麓

2014-11-22 21:48:01 | 富士山

荒涼とした落ち葉の中から、顔をのぞかせたクリスマスローズ。
雑草が茂っている間は、葉っぱの姿さえ見えなかったのに。
わ~可愛い・・・と、シャッターを切りました。

逆光に輝やくコナラ。
この秋最後の黄葉でしょうか。

本日夕方4時20分、富士山山頂を仰ぐ。
上空を飛行機が飛んでいきます。
        (2014.11.22)


秋色の富士山

2014-11-16 21:40:18 | 富士山

 

西湖野鳥の森公園からの富士山です。
雪を戴く山頂を仰いだのは、一瞬。
頂上は、すぐに雲に隠れました。

これからの季節は空気がキリリと澄み、
くっきりと美しい富士の姿が見られることでしょう。
             (2014.10.31 撮影)


富士山麓の紅葉

2014-10-24 11:45:19 | 富士山

 

富士北麓公園の紅葉です。
紅葉の方が黄葉よりやや早く色づくようです。
撮影は10月20日。
今頃は紅黄葉も進み、さらに鮮やかなことでしょう。

10月16日に初冠雪した富士山。
昨年(2013年)より3日早い初冠雪でした。
この日は帽子がとれないまま雲の中にお隠れあそばされました。


富士山五合目

2014-10-08 22:33:04 | 富士山

五合目から仰ぐ富士山です。
夏の間は、ここまでシャトルバスで来なければなりませんでしたが、
9月から乗用車でも行けるようになりました。

紅葉の盛りまでは、もう少し、というところでしょうか。


 

こちらは、五合目近くにある、御中道自然探索路。富士山の中腹を巡る散策路です。


ニシキギ(錦木)の葉やコケモモ(苔桃)の実が行く道を彩っています。

振り返れば遠くの山々まで見晴らせました。


西湖 いやしの里 根場

2014-09-28 20:21:13 | 富士山

富士五湖のひとつ、西湖近くの集落「根場」に、
かつては「かぶと造り」の茅葺民家が立ち並んでいたそうです。
しかし、1966年(昭和41年)の土砂災害により、集落のほとんどが壊滅的な被害を受け、
その風景は無くなってしまいました。

「一時間前までは晴れていたのに、あっという間に、
山津波(昔はそう言っていました)に呑まれてしまったんですよ。」と、地元のおばさん。

昔の茅葺屋根の風景を懐かしむ声が高まり、
2006年(平成18年)、いやしの里一期目がオープン。
その後茅葺民家も増え、現在ではその数20棟。
かつての農村風景が甦りました。


(入口近くの瓢箪畑。瓢箪を使った工芸品の家もあります)


それぞれの家は、伝統工芸品の販売やその手織り体験教室。お食事処、
工芸家の作品の展示など、さまざまに利用され、訪れた人を楽しませてくれます。

 


(栗をのせたガラス工芸家のお皿)

そして、何といってもこの里からみえる富士山の優しい姿。
まさに「いやしの里」なのです。