最大野党の総裁ですら派閥の長にお伺いを立てなければ、この国の代表者は出たいのに出られない…実に不可思議な力関係であります。これがPTAの役員ならば、どうぞどうぞと諸手を上げて賛成するところでありますが、お前さんでは戦えないから別の若い衆を出すとか、執行部から袂を分かつように二人が出るのは如何なものかなどと適当な理由をつけて出馬をためらう…あの~、あなたが代表に成ることによって、この国をどういう方向に導いてくれるのでしょうか?「美しい国、日本」などという、神代の昔の国を再現されるつもりなのか、途中、精神的に持たなくて辞められた方が、また出たいという…破廉恥というのか、これを厚顔無恥と言わずして、何が美しい国なのだろうと笑ってしまうのであります。
856年常陸国の大洗磯前に大奈母知(おおなもち)・少比古奈命(すくなひこなのみこと)が現れたという。「昔、この国を造り終えて去ったが、今再び、人々を救わん」とこの地に降り立ったのだそうである。こうして茨城県大洗町には大黒様である磯前神社が、そして、ひたちなか市には酒列磯前神社(恵比寿様)が祀られているのだそうでありますが、ストレスで肝臓を患い、顔がブツブツになったお方が、再びこの美しい国に降り立って衆生を救ってくださるとは思えない。波打ち際で遊ぶ親子は、きっと彼が言う「美しい国」など望んではいないだろう。今の幸せが当然のように続き、子どもが健やかに育つことが当たり前の世の中であること、当然のことを当然と生きられることを望んでいるだけである。
当然のことが叶えられる国家になるために、憲法を改正し、軍備を増強し、教育を改革し、税を収奪する。そのことによって、豊かで平安な国家が実現できるのであれば、マスコミの扇動とパフォーマンスだけで勢いづく集団もアリなのだろうか?
空白の10年、迷いの10年、そして掛け声だけの10年…生まれたばかりの子どもたちは、あっという間に30歳になってしまう。人々を救わんと降り立った「大国主命」の託宣を受けるべく、おみくじを引いてみる。第46番運勢中吉…実に中途半端な託宣であります^^;
「多忙な毎日は、決して無駄ならず成果あり。」…今日は、人間ドック…検査物を握り締めて、病院へ向かうのであります。
ちなみに、生垣のアベリアの花言葉は「強運」であるそうな…少々、お疲れ気味ではあるけれど、体調は悪くないし、良いウ〇コも採れたって、あなた、強ウンとはそういう意味ではないのでありますけれど…^^;