我が家の調整田(休耕田)に咲いた『アゼムシロ』です。田圃の畦などに、ムシロのように一面に咲くことから名付けられたようです。一度、ブログでも紹介しましたが、本日は、クローズアップレンズで拡大してお届けします。
一応、水田雑草ということになっていますが、さほど悪さをするわけでもなく、こうして拡大してみると五弁の花びらが、花房を一周するでもなく半分で途切れて咲いている訳ですから、洒落た小さな植木鉢にでも植え付けて、観光客相手に売りに出せば、知らない人は珍しいとかいって買ってくれんじゃないかと…。
そもそも人の価値判断などと言うものは、かなりいい加減で、見たことがなければ珍しいということになるし、毎日、田圃の畦を歩いていれば、関心もなく踏みつけて歩くといった訳でして、商売というものは節度を持たないと、産地偽装など、あってはならない方向へ暴走してしまうようです。「売る奴がいるから買うんだ。」とか「買う奴がいるから売るんだ。」という水掛け論をしていますと、少女買春や麻薬売買の話題にまで発展してしまいます。
さて、騒乱の中に暮れた昨日の夢屋王国は、一夜明けるとその惨状が明らかになりました。運悪く水の流れに乗れなかった「トノサマガエルのお玉ちゃん」は、瀕死の重傷。夢屋国王の温情により、隣の用水路に移されましたが、その後の消息はつかめておりません。一抹の罪悪感が過ぎります。
一方では、数百匹はいるかと思われる「アキアカネ」に混じって「オツネントンボ(だと思います。)」が、ぽつんと一匹羽化したようです。
こうした命のやり取りを子どもたちには、どう伝えれば良いのでしょうか。命を大切にすることは当然ですが、ちょっとした運・不運の流れが、生死を分ける「夢屋王国」です。
「殿…余りと言えば余りの仕打ち…(涙)」(アマガエル執政)
「執政よ、これがイギリスのベンサムが唱えた『最大多数の最大幸福』である。万人総てが幸福になれるとは限らないのだ…。」(夢屋国王)
「しかし、殿。それでは少数派が救われませぬ…。」(アマガエル執政)
「この責めは、総て国王たる夢屋が背負うこととする。」(夢屋国王)
毎日、生き物たちと向かい合っていると、いつも感じたことのないような感傷的な気持ちになってしまいます。君主は孤独であり、強い信念で事に当たらねばならない。年取ったのかなぁ~?
追記)貧乏父さんへ
2サイクルエンジンの生ガス吸気後の処置は、点火プラグを外してライターの火で放電箇所のカーボンやオイルを焼ききるのが一番。学校では教えてくれない、亡くなった近所の百姓おやじの直伝です。
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