連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

重罪人の如き扱いは度が過ぎないか?

2016-10-31 | 高齢生活・健康

小学生が犠牲になった交通事故の加害者をテレビのニュースで見た。

我々よりひと回り上の高齢男性のその姿は、気の毒でまともに正視できなかった。

額には戦前戦後の混乱期を生き抜いてきた証ともいえる、深い皺が刻まれていた。

犠牲になった子供の事を思えば、このような言い方は社会の道義に反するかもしれない。

しかし事は交通事故である。この男性が認知症であったかどうかは分からないが。

これほどアップでその表情まで、テレビの画面に映し出す必要が有ったのだろうか?

まるで重大事件の犯人でも有るかのような扱いの、テレビ局の姿勢には憤りを感じる。

高齢者の交通事故が多いのは承知している。だから尚更気をつけるようにもしている。

いま現役バリバリの人達もやがて歳を取る。それは遠い将来の事ではない。すぐそこだ。

田舎に暮らす親の姿とダブって見えた人もいるだろう。ごく当たり前の老人の姿なのだから。