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ごく少数を求めたら

2015-11-30 09:02:49 | Weblog
世の中は、大多数と
少数派に分かれている。
そして、数が多い物を
普通という尺度で測る。

ごく少数を求めるタイプは
当然の様に異質に分類
されてしまうのだ。
数が少ないから悪いのでは
なくて、受け入れられるか
どうかが大きな焦点になる。

努力や根回しをしても
受け入れられそうにない
案件は力を注がないのだ。

誰でも、持っている大量生産。
そんな品物に愛着を感じない。
その人はオリジナルに価値を
感じているし、自分にしか
似合わない物を持ちたい。
そんな感情が、とても強い。

ごく少数の手作り商品は
時間も掛かるし、在庫も
殆どない品薄の状態に
絶えず晒されている。

それが、誰かの目に留まり
雑誌やTVで紹介されると
一躍爆発的な売れ行きに
なるのは作り手からすれば、
内心は余り歓迎していない。

こだわりのアイテムは
その人が独自に選んだ
自分の視点だからこそ
共感する人が現れれば
とても嬉しいのである。

決して大量生産が
悪い訳ではないが
どこにでもある
ありふれた物に余り
ありがたみも感じない。

手が届きそうで届かない。
それが、かなり、いいと
感じるのかも知れない。
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