Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

公共安全のための無線ブロードロードバンド・ネットワーク

2011年06月20日 | 情報法
 アメリカのバイデン副大統領が6月16日、「公共の安全のための無線ブロードロードバンド・ネットワークに関する報告書」を公表。

The Benefits of Transitioning to a Nationwide Wireless Broadband Network for Public Safety
http://www.whitehouse.gov/sites/default/files/uploads/publicsafetyreport.pdf

 報告書の末尾に、無線LANネットワークの活用例が示されている。

1 ナンバープレート読み取り器
ナンバープレートをスマートフォン等のカメラで読み取り、盗難車かどうかを即座に判断できる。当該の自動車の場所や時間も捜査に利用できる。
2 指紋認証
警察データベースと連携し、指名手配中の者や重要参考人かどうかを即座に判断できる。
3 顔面認識
警察データベースと連携し、指名手配中の者や重要参考人かどうかを即座に判断できる。
4 傷跡、印、刺青
傷跡、印、刺青の目撃情報との照合により、指名手配中の者や重要参考人かどうかを即座に判断できる。
5 屋外インタビューカード
屋外におけるインタビューや調査を実施した後、情報を即座にオフィスに送信できる。
6 クラウド・ソーシングとインタラクティブ・マップ
多機関が関わる状況において効果的な運営を支援。
7 州、地方自治体、連邦データ
州、地方自治体、連邦データを各種の捜査において活用。
8 児童誘拐トラッキング
児童誘拐事案における追跡の支援。
9 特許情報
重要な特許情報の移動の追跡。
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