令和4年6月19日(曇り)
今日は予てより勉強していた狩猟免許試験の試験日で120km離れた県庁所在地迄出かけてきました。片道、2時間半という所かな?
自分は予てよりタヌキやアナグマが田んぼの畔を掘り返すし、タヌキは農作物を荒らすので何とか退治したいと思って今回、狩猟免許の取得に挑戦です。此れが「男の決断その2」です。最近はイノシシが田んぼを荒らすようになってしまいましたから、何とか対策を打たないと大変なことになると危機感を持ったのです。
3年ほど前から個人で箱罠を購入して自宅周りに仕掛けて狸は6匹とハクビシン1匹捕獲したんですが狩猟の勉強をして見たら、届け出無しの害獣駆除は違法でしたね。ただ、今回のお勉強で知った知識では害獣駆除は狩猟免許が無くても県や市町村に届ければ捕獲が出来るという事なので其のことが解っただけでも勉強した甲斐がありましたね。
今回のチャレンジは「第1種銃猟免許」の取得です。散弾銃とかを使って狩猟する免許になります。古希になってからのお勉強は辛いものですね。先ず、記憶力が落ちているので参考書や問題集を読んでその時は解かった気でいますが、1時間もすると忘れている部分が多いのは参りましたね。でも、先週、受験の事前講習を受けまして、その後は「狩猟読本」と「狩猟免許試験例題集」を只管、読み込んで今日にいたりました。昨日は晩酌も辞めて只管、勉強したんです。ただ、毎日のルーチンの晩酌を辞めて勉強したら、今日の朝、却って頭がボーとしていて良く無かったですね。毎日の日課は日課通りに過ごさないとダメですね。
という事で受験してきました。午前中は学科試験(30問)でこれを合格(70点以上)しないと午後の実技試験等に進めません。設問は試験例題集の中から出ますので例題集でしっかり勉強して於けば問題なしです。自分は勉強のせいか結構自信ありでしたね。
幸いなことに午前の学科は合格しました。自分は27番です。というよりも受験者全員が合格していました。当県は合格率が90%なので普通なら合格しますね。
午後は鳥獣判別試験(狩猟獣か非狩猟獣かを判断して鳥獣名も記載する)から始まりまして、これは随分勉強したのでパーフェクトでした。次に猟銃(散弾銃)解体、組み立て、点検、発砲模擬迄の実技動作試験でしたけどこれも指摘無しでしたから、問題は無かったですね。合否の判定は2週間以内に通知されるようですが自分的には自信ありですね。
今回勉強した中で思ったのは、鳥獣は鳥以外の獣は夜行性がほとんどで、銃の発砲は日の出から日没までと決められているので、鳥は捕獲できるんですが獣は銃ではなかなか捕獲できません。そこでイノシシなどは罠で捕獲することになるので罠猟の免許も同時に取得すればよかったなと思った次第です。結構な人数の人がダブルで受験していましたね。今回は個人で動いたので自分はそういう事を知らないもんだから銃のみの試験を受けたのは勿体なかったですね。罠猟の試験は学科は銃の学科で免除されるし、実技はとても簡単なことでしたから今更ながらダブルでの受験を逃したのは勿体なかったですね。此れから受ける人はダブルで受けることをお勧めします。実技の試験前に十分、練習できるので研修を受けなくても実技は出来ますから勿体ないことをしたな。ちなみに秋田県は箱罠1個の実技で超簡単でした。
という事で、古希にして狩猟免許に挑戦は男の決断でした。免許を取るのは簡単なんだけど、銃を購入して、狩猟する迄には警察の公安委員会の研修、試験、資格取得、銃所持資格取得、ガン及びガンロッカーの購入などの費用も掛かるので初年度は20万円位かかりますね。
タヌキを遣っ付けるのに20万円は高い投資だったかな?だからかだったのか?若い人たちは罠免許に応募が多かったですね。
結果は2週間以内です。
明日から百姓に戻るけど、忙しくなるかな?
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