岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

山旅準備 その3

2020年12月08日 | 生活

令和2年12月8日(俄か雪のち晴れ)

今日は午前中はにわか雨で積もるかなと思ったけど、其の内、晴れて結局、午後は晴れました。

今日は山旅準備というより、来年の農業の準備ですね。

そこで今日はJAに来年の農業用の肥料と農薬を注文して自己取り作業をしていました。この時期、JAに肥料や農薬を注文して自分で引き取ると定価の5%が還元されるんでこの作業をすると数万円は還元されるんで作業分は戻ってくるということなので毎年やってることなんだけどね。実際,JAは肥料や農薬の単価が高いのでこれで市販の肥料や農薬と同じレベルになるという事なんですけどね。

画像の肥料は購入肥料の1/4ほどなので実際はこの4倍はあります。小農家としては量と購入金額が50万円程で多いです。此れでも水稲の元肥は今年は収量は多かったのですが、倒伏箇所が多かったので半分にしました。此れはこの時期は生産性も無いので買掛になってしまいます。農家は収入の基本は秋なので買掛の支払いは秋になります。なので、JAやコメリ、市中の資材屋さんも秋払いです。そうしないと売れませんからね。助かります。

JAの総代会でも肥料や農薬の単価が高いよと言ってるんだけど、メーカーとJAの間に全農が入っているんで、全農が単価を仕切っていて価格が下がらないとJA担当者も言ってました。自分なんかは出来るだけJAから肥料や農薬を買ってあげてるんだけど、自分以外のかなりの農家さんはJAより若干安価な市中の資材屋さんを利用していますよね。大農家さん達は超安価なコメリを利用していますね。全農が農業資材の価格を仕切っていることはJAの構造的な困った仕組みだと分かっているのに改善できないなんて最悪です。肥料も農薬も半端ない量を取り扱ってるのにボリュームで価格が下がらないって菅政権が言っていたように既得権益の打破と農家にとって有害な全農の解体は必須ですね。

今日、村内の婆さんから土ネギの注文があったけど断りました。土ネギ用に残して伸ばしてあったねぎはもう無いし、元々、隣村のねぎ農家さんに注文すると聞いていたので注文があることは想定していないのです。今頃になって注文してきたという事は隣村の農家さんに断られたか?提供されたねぎに不満があるかですね。口うるさい人なので関わり合いたくないですね。

今日、T君が郵便物を配達に来たので、バイトを開始したのかと言ったら、本業だと言ってましたね。今年は水稲は完全赤字だし、キューリはハウス2棟のうち1棟は失敗しているし、路地物も自分が見ている感じでは良いものは出来ていませんでしたし、直売所も1万円/月もおぼつかない状況だったので、コンバインのローンを支払う意味でも働かないとね。

コロナ過の中での山旅は大丈夫かは?は明日記載します。

明日も肥料や農薬の引き取り作業中心です。

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