岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

山行のおまけ 八ヶ岳高原野菜 その1

2017年08月24日 | 百姓
平成29年8月24日(雨)

今日は一日中雨で、かなり強い雨も降ったりでハウス内も一部灌水です。
しかし、掘り起こしたネギがあったのでハウス内でネギの出荷作業をしていました。

特に特筆する話題も無いので先月の山行の際に八ヶ岳山麓で見た大規模農業について掲載します。
山巡りで山梨県や長野県などをうろうろしていたら、八ヶ岳山麓で高原野菜栽培が凄かったのでシリーズで掲載してみたいと思います。
何が凄いかと言うと川上村のレタス畑の規模が物凄い規模で圧倒されてしまいました。
甲武信岳登山の帰りに見た風景です。一面、レタス畑です。国道141号線沿いはもっと規模が凄いです。



田んぼは無いんですよ。綺麗なレタス畑です。



そこで育苗ハウスがあったので覗いてみました。綺麗な育苗ですね。



別の農家の育苗ハウスでも苗がつくられていました。今年最後の作付なんでしょうね。
人がいませんでしたので取材は出来ませんでしたね。



畑に出てみました。定植後3週間ほどではないでしょうか?



マルチはサンシャットとなっています。白なので地温を上げない白を使用しています。下界は何処も猛暑のニュースなんですが、この地方はせいぜい25度程ですから涼しい気候ですね。



最近、車にスケールをいつも常備しているので定植情報を取得します。畝間 45cmでした。



株間は30cmです。畑によっては株間39cmのところもありました。



定植後の畑ですが、このマルチ数回使用するようです。この畑はブロッコリーを植えていました。



定植後、3週間程でしょうか?病気もなく良い生育ですね。



マルチを使わない畑もありました。草対策をどうするんでしょうかね?



レタスを定植している畑があったのでお願いして定植作業を見学させいて頂きました。



一人で3畝を担当して苗を手植えをしていきます。作業はバック作業です。



凄い規模で広い畑なのに手植えとはビックリです。育苗トレイは発砲スチロールの育苗箱です。自分も来年はこの発泡スチロール育苗に挑戦します。このマルチは3回使用するみたいですよ。
良く見ると13cm間隔に親指ほどの穴が開いていて定植する穴を指で土に穴を空けて苗を定植して行きます。なので、今回は時期的に3回目ですかね。有効利用ですね。



父、母、子供(20歳代)の家族で黙々と定植していました。良い風景ですね。他の畑でも手植えだったし、他の大規模な畑では東南アジア系の若者が数人で手植えしていました。
機械植えでは無いんですね



定植時に座っていた機器です。苗トレイを載せて(物によってはトレイ2個載せているのもあった)バックして定植して行きます。この車欲しいな。




纏めると高原なので田んぼはほとんど見かけなかったんですがレタス、サニーレタス、キャベツ、白菜、ブロッコリー畑の広さと規模が凄かった。特にレタスがほとんどでこれが首都圏の野菜工場ですね。
まずはあるハウスにお邪魔して苗を見ました。発砲スチロールトレイに苗を作ってましたね。いろんなハウスを見ましたが皆さん同じ栽培方法でJAのハウスではものすごい量の苗が作られていました。規模の大きい農家さんはJAにお願いしているかもね?

まずはマルチですが、特殊なマルチのようです。1回の栽培では張り替えないで3回くらい使うようですね。
横のライン幅は13cmで3筋(株間40cmかな?)で1定植ですので3回に分けて使えるようです。父、母、息子で協力して農作業しているのは凄く微笑ましくて羨ましかったですね。

大きな農家さんでは研修生や東南アジア系の若者が沢山、働いていましたし、農業研修生みたいな作業着を着ている超若い女の子が数人いる農家さんも有りましたね。研修生を受け入れているんでしょうね。それにしても見渡す限りレタス畑で凄かった。

次回は収穫、出荷編を掲載します。

今現在、外は大雨警報が出ていて凄い雨です。風も凄く強くなってきました。リホームの足場が崩れなきゃいいけどね。県南地域では避難勧告が出ていますが、ここではまだ避難勧告は出ていません。

明日は出荷場が休みなんで雨が上がったらネギ畑の防除したり、葱の掘り起こししたり、田んぼの草刈りしたりと農作業が目白押しで休めないね。

明日も一寸、頑張るか!

頑張っているんでプチっとお願いします。
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コメント (2)
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