岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

夏ネギの芽揃い会に参加

2017年08月03日 | 百姓
平成29年8月3日(晴れ)

今日も暑いね。挨拶はこれしかないね。ただ、風が涼しくて凌ぎやすかったですね。お盆になると秋風が吹くんでまるで秋風のようでしたね。

今日は午前中は定期検診の病院だったんで行ってきました。別に診療する訳でもなく、体調が良いし血圧も低め安定しているんで1時間待たされて1分で終りました。薬の処方だけして頂いて終了です。診療費は430円で薬代は840円でした。ドクターが体調が良いのは結構だねと何もしなかったからね。自分って本当に病人なんだろうか? 超疑問?

今日は百姓ブログで山記録は明日以降再開します。

午後はJA主催の夏ネギの芽揃い会があったので行ってきました。

出荷場に行ったら枝豆の選果が最盛期でした。枝豆日本一の県ですからね。



さて、芽揃い会ですが、JAから毎度のことですが、出荷規格や出荷時間等の説明がありました。



それから、部会員から持ち込まれたネギを見ながら出荷規格や病気について確認です。



今回は腐敗病のネギが持ち込まれましたんでその確認と対処法について普及員から指導がありました。右側のネギが腐敗病に侵されたネギで一寸変色しています。このネギは数日で軟腐病のようにドロドロになります。最悪のネギです。



皆で喧々諤々で意見を出し合いましたが、結局は毎年同じ感じで出荷できそうですね。



持ち込んだネギは太さは十分で品種は夏扇パワーです。出来は良いんですが病気が沢山出たのは頂けないですね。



この普及員は物凄く知識が豊富で今回の腐敗病に関しても適格に解説して頂きました。



腐敗病=軟腐病で腐敗病は葉の付け根に病原菌が入り込み上から腐って行きます。腐敗病は根の方から腐って行きますがね。病気の要因は葉の付け根に水分が溜まってそこに細菌が入り込んだということでした。特にトロミガある夏扇パワー等にはこの病気が出やすいようです。

防除についても解説して頂きました。先ずは土寄せ時にスターナや銅剤を散布数布することだそうです。特に止め土時にはスターナ散布が有効だそうです。
また、防除の薬剤量ですが、薬剤や濃度にもよりますが、150~300リットル/10aは散布してほしいと言ってました。100リットルでは一寸足りないと言ってましたね。
防除を小まめにやると綺麗なネギが出来るとも言ってました。また、効果が14日なら前回防除の12日後位に重ね合わせ防除が有効だとも言ってました。

また、ネギの生育に関しては灌水が有効で3日間雨が降らなかったら灌水するべきだと言ってましたね。灌水方法は株元に散水で良いそうです。

実証データ(県内のネギ産地)を以下に記載します。
・収量向上効果 20%アップ
・L品以上率  約2倍
・生育促進効果 約10日(出荷が早く出来る)
・所得試算   約22万円の増

以上が県が行った実際の実証実験のデータです。この記事を見ている方は参考にしてください。

今日の芽揃い会は良い会になりましたね。やはり、この普及員になってから良い情報を提供してくれるんで頼りになりますね。今までは一体なんだったんろうかね。

明日はネギの出荷をしようかと思ったら出荷場がお休みなんで明後日から出荷します。

明日は田んぼの草刈りを一部します。そしてネギの掘り取りを行います。

また、百姓が忙しくなりますね。

頑張っているんでプチっとお願いします。
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コメント (2)
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