岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

我田引水か?

2017年05月16日 | 百姓
平成29年5月16日(にわか雨)

今日も夜半から雨で、日中はにわか雨で寒い。それでも百姓は仕事します。

今日は午前中は代掻きが出来なくて野菜苗の出荷作業をしていました。朝、1度、トマト苗など産直に持って行ったんですけど、バンバン売れてしまうんで昼頃、又追加で持って行きました。
産直風景ですが、朝は物凄い人数のお客さんでしたけど、お昼頃に行った時は雨だった性もあってお客さんは疎らでした。それにしても農家さん達、苗をバンバン出してくる。



朝出したトマト苗、カボチャ苗が売れ過ぎてコンテナが空っぽで回収してきました。



明日もトマト苗中心に出荷しますよ。もう、200株は出てるんで今週中には700株は出荷したいですね。

さて、ここからが本題です。地域で自分のブログを見ている人も数人いるんで支障が出るとまずいんで写真は有りません。

自分のある田んぼ群に水を導入して代掻きしようと3日前から田んぼの水口を開けて水を入れていたんですが、3日経ってもさっぱり水が溜まらない。点検に行くたびに水口が閉まっていると言うか占められている。水口を夕方開けておくと朝行ってみると閉まっている、朝開けると昼には閉まっている、昼開けておくと夕方には閉まっていると言う状況で、3圃場(80アール)なんですがどの圃場も行くたびに水口が占められている。どういうこと?見張ってる訳にもいかず、原因を探るために、下流に下がって行ってみたら、最下流部の圃場で堰を止めて水を入れている輩がいました。犯人はこの田んぼの爺でした。
水稲農業で昔は水の取り合いはあったと思うんですが、今は1級河川からポンプで上流のポイントまで揚水しているんで水が枯れることはなく皆が供助で水を融通しあえばとくに問題は無いようになってるんだけど、この親爺、自己中と言うか自分だけ良ければ良いという考えの持ち主の様です。隣村の75歳以上の爺ですが周りの人から聴いてみると、隣の堰の下流にもこの爺の田んぼが数枚あって、やはりそちらの堰でも同じことをやってると言うことでした。周りの人たちから聴くと上流の田んぼから代掻きして順送りに下流に移って行くらしい。今回は最下流の田んぼから始まって、【我田引水】を絵にかいたような爺でした。今回は自己中と言うよりも嫌がらせかなと思ったりして。余り話したことも無い爺でしたけどね。
自分は自分の田んぼに水を入れる時は、水口を開けるだけで下流部にも水を流してやります。時間がかかりますが供助の精神でお互い様精神です。自分は水口を下流部を完全に止めて水を入れることはありませんし、先輩諸氏からも堰を完全に止めないで下流部のことも考えてやりなさいと指導されているんで普通の人は他の人のことも考えて水入れしてると思いますがね。自分の村にも同じ考えで同じように完全に堰を堰止めて自分の田んぼに水を入れる人が一人いますが、鼻つまみ者です。
田舎に来ていつも思うのは今回に限らず、自己中の人が多いのにはビックリです。そして生活社会が狭くて考えも固執しているんで、外の世界も見てほしいなと思う時が多々ありますね。
余り書くとまた怒られるんで、今日はこの辺で!

仕方ないんで他の圃場の代掻きの本掻きをしました。奥地下圃場で仕上げをしました。



明日は例の田んぼの代掻きが出来るかな?

明日も頑張るぞ!

頑張っているんでプチっとお願いします。
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コメント
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