松竹座で「喜劇なにわ夫婦八景 米朝・絹子とおもろい弟子たち」を見てきました。
みどころです。
原作となった「なにわ華がたり」は産経新聞に連載されており読んでた記憶はあります。もともと枝雀さんファンで、枝雀さんやお師匠さんの米朝師匠のことを書いた本も何冊も読んでいます。今回のお芝居になった内容は大体が“聞いたことある”“読んだことある”ものでした。だからこそ、できれば大阪弁nativeの役者さんに演じていただきたかったなぁというのが見終わってまず思ったことでした。真琴つばささんも筧利夫さんもビミョーに気になりました。内クンは関西の子なのでバッチリだし、ワキを固めたのも三林京子さんはじめ大阪のお人ばかりだったので、よけい際立った?んだと思います。絹子夫人がしゃべったはるのは聞いたことはありませんが、大阪の大店のお嬢さんならば、きっと美しい大阪弁を使ったはったと思うので、そういうのが聞きたかったなぁと…。
お芝居はうまいこと笑わせたり泣かせたり飽きさせずに最後の人間国宝認定まで描かれていました。ざこばさんエピソードはご本人もご出演ということもありますが、泣けました。本当に波乱万丈、2時間ちょっとでは描き切れない、一つ一つのエピソードがぶちぶちっと切れるので、NHKの朝ドラ希望します。半年ぐらいかけてゆっくりじっくり見せていただきたいと思いました。
真琴つばささん、さすがに「駒ひかる」時代はバッチリ、やはり華があります。もうちょっと長く見たかったような…。ただ、後ろもいろいろ話があるので、そこばかりっていう訳にはいかないんでしょうね。朝ドラですね。
枝雀さんのご子息桂りょうばさんが枝雀さんのお役でした。やっぱりよう似たはります。髪型とかしぐさとか周りからご指導があったんでしょうけれど、若かりし頃の枝雀さんでした。枝雀さんファンとしてはウルっときましたね。
「たこ焼き屋の主人」というのが日替わりゲストになっていて、昨日は米團治さんでした。初日は文楽の勘十郎さんだったそうで、お姉さんの三林京子さんからキツ~イダメ出しがあったのでは?と勝手に想像してしまいました。
ロビーには写真や米朝師匠が実際にお使いだった見台が展示されていました。私が感慨深くその見台を見ていたら、若いお嬢さんが「本当にいた人やったんや」と言いながら通り過ぎていき、倒れそうになりました。なかなかのショックでした。
みどころです。
上方落語とともに歩んだ、桂米朝・絹子夫婦の人生行路が舞台になる!
2015年3月、惜しまれながらもこの世を去った上方落語の巨星・桂米朝。翌年の2016年2月、大阪松竹座では米朝の代表演目のひとつ『地獄八景亡者戯』を舞台作品として上演し、好評を博した。
そしてこのたび、米朝の五年祭を前に、米朝とともに数々の弟子を育てあげた絹子夫人の人生模様を描いた「なにわ華がたり」(廓正子 著)を基に、堤泰之の脚本・演出により、桂米朝・絹子夫婦の人生行路を舞台化、『喜劇 なにわ夫婦八景』ー米朝・絹子とおもろい弟子たちーとして上演する。
大店の跡取り娘が周囲の反対を押し切って OSK(大阪松竹少女歌劇団、現 OSK 日本歌劇団)に入団し、 “駒ひかる”の名で一世を風靡した華やかな時代から、戦中戦後の混乱期を生き抜き、当時無名落語家であった桂米朝と出会い、人生をともに歩むまで……
今や上方落語を語る上で欠かせない桂米朝を陰日向となり支え続けた絹子夫人の人生から、これまでに明かされることのなかった米朝の素顔や、息子であり弟子である現・米團治をはじめ、個性豊かな弟子たちとの波瀾万丈ながらも温かな共同生活を描き出す。
昭和の芸能界の変遷とともに歩んだ、米朝・絹子夫妻。桂米朝のアナザーストーリーともいえる、注目の舞台となる。
2015年3月、惜しまれながらもこの世を去った上方落語の巨星・桂米朝。翌年の2016年2月、大阪松竹座では米朝の代表演目のひとつ『地獄八景亡者戯』を舞台作品として上演し、好評を博した。
そしてこのたび、米朝の五年祭を前に、米朝とともに数々の弟子を育てあげた絹子夫人の人生模様を描いた「なにわ華がたり」(廓正子 著)を基に、堤泰之の脚本・演出により、桂米朝・絹子夫婦の人生行路を舞台化、『喜劇 なにわ夫婦八景』ー米朝・絹子とおもろい弟子たちーとして上演する。
大店の跡取り娘が周囲の反対を押し切って OSK(大阪松竹少女歌劇団、現 OSK 日本歌劇団)に入団し、 “駒ひかる”の名で一世を風靡した華やかな時代から、戦中戦後の混乱期を生き抜き、当時無名落語家であった桂米朝と出会い、人生をともに歩むまで……
今や上方落語を語る上で欠かせない桂米朝を陰日向となり支え続けた絹子夫人の人生から、これまでに明かされることのなかった米朝の素顔や、息子であり弟子である現・米團治をはじめ、個性豊かな弟子たちとの波瀾万丈ながらも温かな共同生活を描き出す。
昭和の芸能界の変遷とともに歩んだ、米朝・絹子夫妻。桂米朝のアナザーストーリーともいえる、注目の舞台となる。
原作となった「なにわ華がたり」は産経新聞に連載されており読んでた記憶はあります。もともと枝雀さんファンで、枝雀さんやお師匠さんの米朝師匠のことを書いた本も何冊も読んでいます。今回のお芝居になった内容は大体が“聞いたことある”“読んだことある”ものでした。だからこそ、できれば大阪弁nativeの役者さんに演じていただきたかったなぁというのが見終わってまず思ったことでした。真琴つばささんも筧利夫さんもビミョーに気になりました。内クンは関西の子なのでバッチリだし、ワキを固めたのも三林京子さんはじめ大阪のお人ばかりだったので、よけい際立った?んだと思います。絹子夫人がしゃべったはるのは聞いたことはありませんが、大阪の大店のお嬢さんならば、きっと美しい大阪弁を使ったはったと思うので、そういうのが聞きたかったなぁと…。
お芝居はうまいこと笑わせたり泣かせたり飽きさせずに最後の人間国宝認定まで描かれていました。ざこばさんエピソードはご本人もご出演ということもありますが、泣けました。本当に波乱万丈、2時間ちょっとでは描き切れない、一つ一つのエピソードがぶちぶちっと切れるので、NHKの朝ドラ希望します。半年ぐらいかけてゆっくりじっくり見せていただきたいと思いました。
真琴つばささん、さすがに「駒ひかる」時代はバッチリ、やはり華があります。もうちょっと長く見たかったような…。ただ、後ろもいろいろ話があるので、そこばかりっていう訳にはいかないんでしょうね。朝ドラですね。
枝雀さんのご子息桂りょうばさんが枝雀さんのお役でした。やっぱりよう似たはります。髪型とかしぐさとか周りからご指導があったんでしょうけれど、若かりし頃の枝雀さんでした。枝雀さんファンとしてはウルっときましたね。
「たこ焼き屋の主人」というのが日替わりゲストになっていて、昨日は米團治さんでした。初日は文楽の勘十郎さんだったそうで、お姉さんの三林京子さんからキツ~イダメ出しがあったのでは?と勝手に想像してしまいました。
ロビーには写真や米朝師匠が実際にお使いだった見台が展示されていました。私が感慨深くその見台を見ていたら、若いお嬢さんが「本当にいた人やったんや」と言いながら通り過ぎていき、倒れそうになりました。なかなかのショックでした。