NODA・MAPの「正三角関係」とヒトハダの「旅芸人の記録」です。二日連続で見ました。歌舞伎座遠征ならば、3日連続、昼夜昼夜と見ることもありますが、っていうかそれがフツーなんですが、歌舞伎ぢゃないお芝居で連続って超絶久しぶりです。っていうか、歌舞伎でゃないお芝居って年に数度しか見ないのに、って思うとなかなか画期的な出来事でした。←大げさでスミマセン。

「正三角関係」
野田秀樹さんのお芝居です。2年ぶりでしょうか。ワタシ、NODA・MAPとは相性がいいのか、先行発売でほぼ100%の確率でチケットが取れていたので、「これだけ取れるなら…」と土曜希望にしたら見事に外れ、昨年は見ることができませんでした。今年は初心?に帰って平日希望でエントリーしたら無事に当たりました。
今回はこのNODA・MAPも楽しみでしたが、SKYシアターMBSという劇場に行くのも楽しみにしてました。今年出来た新しい劇場で、「とっても見やすい」と評判がとてもいいんです。最近できる劇場って、お芝居を見たことがない人が設計するのか、軒並み「見難い」とか「見えない」とかいう悪評が多く、そんな中で好評な劇場ってどんなん?って興味津々でした。実際行ってみて、評判通り見やすい劇場でした。ワタシは2階のセンターブロック2列目でしたが、2階席も座席が千鳥に配してあって、前の人の頭がかぶることなく、視界良好でした。チケットを発券した時「え、2階席ですか…」ってちょっとガッカリしてたんですが、野田さんのお芝居ってフォーメーションが凄いので、かえって上からの方がその素晴らしさが堪能できてよかったです。座席の前後も余裕があって、快適な観劇となりました。快適すぎて、ちょっとヤバかったかも? というのも、この週は残業が続いてヘロヘロな状態で行ったので、爆睡はしなかったけれど、うたたね?みたいな感じ? 家でご飯食べた後、気持ち良くなってゴロッとなってテレビを見ている、みたいな感じ?ってわかりますかね?
お芝居は野田さんらしい、スピード感満載、テンポよく、お話が進みます。ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」が入り口になっているそうです。一瞬「カラマーゾフの兄弟」を読まなあかん?って頭をかすめましたが、無理!パス!と諦めました。昔、玉ちゃん
の「ナスターシャ」を見た時、ドストエフスキーの「白痴」から来ていると聞いて「白痴」を読みましたが、あの時は若かったんやねぇ~ってちょっと遠い目をしてしまいました。
野田さんが相変わらずお元気で、確か来年古希のはずですが(勘三郎さんと同い年)、とてもそうは見えない、松潤や長澤まさみちゃんと同じように動いたはりました。松潤は野田さんのワークショップで発声からお稽古して、マイク無しでお芝居ができるようになったそうです。ワタシは、どうも、マイクを通した声のお芝居が苦手なので、「あんたはエライ!」って思いました。
ストーリーはわかったようなわからないようなそんな感じです。ワタシのうたたねのせいもあるのでしょうけれど。野田さんのお芝居ってわからなくても、上に書いたようにフォーメーションとか言葉遊びとか日比野こずえさんの衣装とか、わからないなりにとても楽しめるようになっているので、ストレスは感じません。だから、NODA・MAPって聞くと、無条件に行くことにしているんだと思います。
最後、長崎の原爆のことが出てきたので、カーテンコールで「長崎は今日も雨だった」を歌う?って期待しましたが(夢の遊眠社の時代、カーテンコールはこれだったので)、さすがにそれはありませんでした。とにかく長いカーテンコールで、きりがないので、3回目ぐらいのカーテンコールで出ましたが。NODA・MAPのお芝居を見た!という満足感はありました。

「旅芸人の記録」
ヒトハダの公演です。文学座の浅野雅博さんつながりで行ってきました。こちらも初めての劇場でした。扇町ミュージアムキューブというところで、こじんまりとしています。
大衆演劇の劇団のお話でした。なぜか関西の劇団という設定で、でも、皆さん関西の方ではないので、関西人からするとちょっと気色悪い関西弁をお使いでした。それは浅野さんもブログかTwitterで「大阪で関西弁をしゃべるのは…」みたいなことを書いていらっしゃいました。女剣劇で、座長は梅沢昌代さんでした。元文学座の俳優さんです。文学座時代、何度か見ていると思います。さすがにベテラン、安定しています。文学座からはもう一人櫻井章喜さんがご出演で、女形のお役、最初は花魁の格好をして出て来られました。歌舞伎を日常的に見ている身としては、花魁姿はなかなかキビシイものがありました。あ、お芝居はもちろんお上手なんですよ。簪がどうもちゃっちかったので。スミマセンです。
こちらもお話は太平洋戦争真っ只中という設定でした。2日連続で同じような時代のお芝居を見たことになります。大衆演劇の劇団で、それがほぼ家族経営で、家族のお話でもあります。人情あり笑いあり涙ありと非常にわかりやすいストーリーでした。最後、しんみりと泣けました。やっぱり、上手い人たちのお芝居は良いですね。機会があればまた、と思いました。
《扇町ミュージアムキューブのかべす》
ヒトハダの公演が終わったのが3時で、おやつの時間だからケーキを食べようと思ったのですが、天神橋筋商店街には思うようなカフェがなく、JR天満まで行ったので、「そういえば箕面ビールのビアバーがあったな…」ということを思い出し、そこへ行ってきました。







「ここでしか飲めない」という桃ヴァイツェンというビールを飲みました。ほのかに桃の香りがあって美味しいビールでした。アテはフィッシュアンドチップスです。2杯目はグレフルおさるというグレープフルーツ風味のビールを頼んだのですが、グラスに半分しかなくて残念でした(無料にしてくれましたが)。アテは他にも美味しそうなのがあってまた行きたいと思いつつ、JR天満って場末感が半端なく(大阪駅の隣の駅なのに)、夜に一人で行くにはちと勇気がいるかなってところです。


成田山不動尊の前にある香月の豆大福と餅パイです。枚方の京阪百貨店でgetです。餅パイは何か好きで、枚方に出店されている時は、週3ぐらいで買ってしまいます。

「正三角関係」
野田秀樹さんのお芝居です。2年ぶりでしょうか。ワタシ、NODA・MAPとは相性がいいのか、先行発売でほぼ100%の確率でチケットが取れていたので、「これだけ取れるなら…」と土曜希望にしたら見事に外れ、昨年は見ることができませんでした。今年は初心?に帰って平日希望でエントリーしたら無事に当たりました。
今回はこのNODA・MAPも楽しみでしたが、SKYシアターMBSという劇場に行くのも楽しみにしてました。今年出来た新しい劇場で、「とっても見やすい」と評判がとてもいいんです。最近できる劇場って、お芝居を見たことがない人が設計するのか、軒並み「見難い」とか「見えない」とかいう悪評が多く、そんな中で好評な劇場ってどんなん?って興味津々でした。実際行ってみて、評判通り見やすい劇場でした。ワタシは2階のセンターブロック2列目でしたが、2階席も座席が千鳥に配してあって、前の人の頭がかぶることなく、視界良好でした。チケットを発券した時「え、2階席ですか…」ってちょっとガッカリしてたんですが、野田さんのお芝居ってフォーメーションが凄いので、かえって上からの方がその素晴らしさが堪能できてよかったです。座席の前後も余裕があって、快適な観劇となりました。快適すぎて、ちょっとヤバかったかも? というのも、この週は残業が続いてヘロヘロな状態で行ったので、爆睡はしなかったけれど、うたたね?みたいな感じ? 家でご飯食べた後、気持ち良くなってゴロッとなってテレビを見ている、みたいな感じ?ってわかりますかね?
お芝居は野田さんらしい、スピード感満載、テンポよく、お話が進みます。ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」が入り口になっているそうです。一瞬「カラマーゾフの兄弟」を読まなあかん?って頭をかすめましたが、無理!パス!と諦めました。昔、玉ちゃん

野田さんが相変わらずお元気で、確か来年古希のはずですが(勘三郎さんと同い年)、とてもそうは見えない、松潤や長澤まさみちゃんと同じように動いたはりました。松潤は野田さんのワークショップで発声からお稽古して、マイク無しでお芝居ができるようになったそうです。ワタシは、どうも、マイクを通した声のお芝居が苦手なので、「あんたはエライ!」って思いました。
ストーリーはわかったようなわからないようなそんな感じです。ワタシのうたたねのせいもあるのでしょうけれど。野田さんのお芝居ってわからなくても、上に書いたようにフォーメーションとか言葉遊びとか日比野こずえさんの衣装とか、わからないなりにとても楽しめるようになっているので、ストレスは感じません。だから、NODA・MAPって聞くと、無条件に行くことにしているんだと思います。
最後、長崎の原爆のことが出てきたので、カーテンコールで「長崎は今日も雨だった」を歌う?って期待しましたが(夢の遊眠社の時代、カーテンコールはこれだったので)、さすがにそれはありませんでした。とにかく長いカーテンコールで、きりがないので、3回目ぐらいのカーテンコールで出ましたが。NODA・MAPのお芝居を見た!という満足感はありました。

「旅芸人の記録」
ヒトハダの公演です。文学座の浅野雅博さんつながりで行ってきました。こちらも初めての劇場でした。扇町ミュージアムキューブというところで、こじんまりとしています。
大衆演劇の劇団のお話でした。なぜか関西の劇団という設定で、でも、皆さん関西の方ではないので、関西人からするとちょっと気色悪い関西弁をお使いでした。それは浅野さんもブログかTwitterで「大阪で関西弁をしゃべるのは…」みたいなことを書いていらっしゃいました。女剣劇で、座長は梅沢昌代さんでした。元文学座の俳優さんです。文学座時代、何度か見ていると思います。さすがにベテラン、安定しています。文学座からはもう一人櫻井章喜さんがご出演で、女形のお役、最初は花魁の格好をして出て来られました。歌舞伎を日常的に見ている身としては、花魁姿はなかなかキビシイものがありました。あ、お芝居はもちろんお上手なんですよ。簪がどうもちゃっちかったので。スミマセンです。
こちらもお話は太平洋戦争真っ只中という設定でした。2日連続で同じような時代のお芝居を見たことになります。大衆演劇の劇団で、それがほぼ家族経営で、家族のお話でもあります。人情あり笑いあり涙ありと非常にわかりやすいストーリーでした。最後、しんみりと泣けました。やっぱり、上手い人たちのお芝居は良いですね。機会があればまた、と思いました。
《扇町ミュージアムキューブのかべす》
ヒトハダの公演が終わったのが3時で、おやつの時間だからケーキを食べようと思ったのですが、天神橋筋商店街には思うようなカフェがなく、JR天満まで行ったので、「そういえば箕面ビールのビアバーがあったな…」ということを思い出し、そこへ行ってきました。







「ここでしか飲めない」という桃ヴァイツェンというビールを飲みました。ほのかに桃の香りがあって美味しいビールでした。アテはフィッシュアンドチップスです。2杯目はグレフルおさるというグレープフルーツ風味のビールを頼んだのですが、グラスに半分しかなくて残念でした(無料にしてくれましたが)。アテは他にも美味しそうなのがあってまた行きたいと思いつつ、JR天満って場末感が半端なく(大阪駅の隣の駅なのに)、夜に一人で行くにはちと勇気がいるかなってところです。


成田山不動尊の前にある香月の豆大福と餅パイです。枚方の京阪百貨店でgetです。餅パイは何か好きで、枚方に出店されている時は、週3ぐらいで買ってしまいます。