goo blog サービス終了のお知らせ 

おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

あれから2年

2013-03-11 23:14:01 | 東日本大震災
 東日本大震災から2年が経ちました。ここのところテレビのニュースや情報番組はほとんど「東日本大震災」の話題です。しかも、判で押したようにキャスターや司会者が現地に赴き、現地から中継の映像。絶対に、絶対に、絶対に忘れてはいけないことなので、放送してくれるのはいいのですが、ちょっと「何だかなぁ」と思ってしまいます。ざらざらとした感じが残ります。

 かく言う私もここのところのニュースで「東日本大震災」のことを改めて思い、Dott. Cicciolinoさまのことを思い出して、ヤホーで「高長金物店(←Dott. Cicciolinoさまのご本業です)、石巻」で検索したら、お仕事上のお知り合いらしい方のブログ「ストリームバンク~北上川の畔から」に行き当たりました。そこでDott. Cicciolinoさまが14、5年前に三陸河北新報社の圏域紙「石巻かほく」という新聞にお書きになった「ことばの不思議」というタイトルのコラムの切り抜きを紹介されていましたので、kawa-usso様のご了解をいただいて、こちらにもリンクをはらせていただきます。Dott. Cicciolinoさまの知識と教養、そしてユーモアあふれる文章です。高長金物店の写真も掲載してくださっています。ぜひ、皆様、お読みくださいませ。

 金物店主の言葉①
 金物店主の言葉②
 金物店主の言葉③
 金物店主の言葉④

 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災チャリティー公開舞台稽古

2012-07-01 23:06:40 | 東日本大震災
 本日、松竹座で行われました「東日本大震災チャリティー公開舞台稽古」でございます。昨年に続き、二回目の参加です。昨年は、孝夫さんは「皆さんは“無”です。いないものです」とおっしゃっていましたが、今年は「見学者、あるいは大学の講義の聴講生です」とおっしゃっていました。そういう言い方をされたせいか、客席からはたまに笑い声も上がっていて、昨年何一つ物音を立ててはいけないと息を詰めて拝見していた私はちょっとびっくり、「いいんですか、こんなところで声を出して…」とちょっと思ってしまいました。

 いきなり、クレーム?まがいのことから書いてしまいました。今年は孝夫さん主演の「荒川の佐吉」のお稽古を見せていただきました。例年、松竹座の七月歌舞伎は上方の役者さんが座頭でお勤めになりますが、今年は「三代目中村又五郎、四代目中村歌昇襲名披露公演」のため、座頭は吉右衛門さんです。「荒川の佐吉」には梅玉さんもご出演で、冒頭のご挨拶でも「播磨屋さん、高砂屋さん」とお気を遣われているご様子でした。

 孝夫さんも吉右衛門さんも梅玉さんも皆さんまだ台詞が入ってなくて、プロンプタ頼りで、でも当人の口から発せられた途端、それはちゃんと台詞になっていて、とても不思議な感覚でした。幕開きで、孝夫さんがチンピラにやられる場面がありましたが、まだお稽古のせいか、チンピラ役の役者さんたちは遠慮しながらの「殴る蹴る」でした。殺陣は松之助さんがつけていらっしゃるようで、孝夫さんと梅玉さんの斬り合いのシーンは横に控えて、刀の向きとか合わせ方とかをチェックされていました。

 大道具さんは「ナカジマさん」とおっしゃるようで(孝夫さんがそう呼んでいらっしゃいました)、場面ごとに孝夫さんと打ち合わせをしていらっしゃいました。実際に大道具を動かしたり小道具を運んだりするスタッフさんは黒の上下なんですが、このナカジマさんともうお一人の男性だけは普通の格好、シャツをズボンにインして、ウエストの高い位置でベルトという格好で、若干アヤシゲ、上からオペラグラスで覗きながら「どういう人なのかしら」と思っておりました。

 セットで面白かったのは石灯籠です。後ろ半分が全くなく、三角形なんです。場面が変わるごとに廻り舞台が回るので見えました。そうそう、廻り舞台は回る前に必ず「回ります!」という声がかかっていました。上から見ているとゆるゆると回っているように見えるけれど、実際は結構早いので、危ないんだと思います。

 12時20分ぐらいから始まり、終わったのが4時前でした。昨年はいったん幕が閉まった後、もう一度幕が開いて、主だった出演者の方たちからご挨拶がありましたが、今年は幕が閉まると横から孝夫さんだけが出てこられ「本日は240万円集まりました。これからも息の長い支援を続けていきたい。有難うございました」というご挨拶というかご報告があって、それで終演となりました。てっきり吉右衛門さんとか芝雀さんとかが出られて何か一言あるのかしらと楽しみにしていたんですが、ちょっと残念でした。そう言えば、吉右衛門さんは皆さん浴衣のお稽古着の中、きちんとお着物に袴姿でした。ちょっと不思議な感じでした。

 今年は孝夫さんと同世代の方ばかりで、昨年とは少し雰囲気が違いました。「何か、お大変なんでしょうねぇ~」と思ってしまいましたわ。かんじんの「荒川の佐吉」ですが、つっかえつっかえのお稽古でもしんみり、じんわりきたので、本番はさぞかし!と期待できると思います。

 
 観劇の注意がびっしり書かれています。
 
 
 今回のお席は2階3列27番と、内側の席だったので途中で立つことが出来ないと思い用意したおやつです。場面転換の時間だけ、客席の照明もつき、その間は少しくつろいでもよさそうだったので、その間にいただきました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年もチャリティ公開舞台稽古 【追記あり】

2012-06-19 21:27:12 | 東日本大震災
 昨年も行われた「東日本大震災チャリティ公開舞台稽古」が今年も行われるそうです。「歌舞伎美人」のサイトで発表されました。

 内容
 大阪松竹座 平成24年七月大歌舞伎
「東日本大震災チャリティー公開舞台稽古」     
  ~七月大歌舞伎 昼の部の『荒川の佐吉』の公開舞台稽古~

 主催
 東日本大震災チャリティー実行委員会(松竹株式会社・日本俳優協会)

 日時
 7月1日(日)12時開場

 ※稽古開始時間、終了時間は未定。3時間以上の所要時間となる見込みです。

 場所
 大阪松竹座 

 入場券販売方法
 チケットホン松竹(0570-000-489)
 チケットWeb松竹にて
 6月22日(金)10時より予約開始(窓口発売は6月24日(日))

 ご入場料
 5,000円(全席指定[2階席、3階席])

 ※当日は舞台稽古のため、1階席は関係者のみの使用とさせていただきます。
  当チャリティーの収益金は全額、被災地への義援金とさせていただきます。

 「荒川の佐吉」なので、孝夫さんはもちろん、吉右衛門さんもご出演になります。歌舞伎界の演技上手い役者さんツートップの素でのお芝居を拝見できるなんて、普通に歌舞伎公演を見るよりも貴重な機会です。

 ワタクシ、昨年も駆けつけましたが(記事はコチラ)、すっごいよかったので、このニュースを見た瞬間「よっしゃー、行くでぇ」と思って、日にちを見ると日曜日、チケット発売日が今週金曜日でした。昨年は平日にもかかわらずチケットは即完売でした。それが、日曜となると結構な競争率になりそうです。しかも、今週の金曜は演舞場観劇のため、ちょうど移動中…。行く気満々なんですが、チケットをうまく取ることができるのかどうか…。

【追記】
 チケットは何とか無事Getできました。新幹線の中から携帯でがんばって予約しました。携帯で予約なんてまずしないので、ちゃんと最後までいけるかドキドキものでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仁左さま・玉さまのご提案

2012-03-12 22:32:49 | 東日本大震災
 昨日は震災から1年ということで、終日、ほぼどのテレビ局も震災関連の番組でした。でも、今日は、ほぼどのテレビ局も普通の番組に戻っていました。あまりの変わり身の早さに、唖然としてしまいます。ますますテレビが信じられなくなります。

 以前の記事にも書きましたが、孝夫さんと玉ちゃんが「演劇界」の対談でおっしゃっていた、「お芝居の入場料に100円ずつ上乗せしてそれを義援金に回したらどうだろうか」というご提案、とても良いご提案だと思ったんですが、どうなんでしょうか。その後、どなたからもそういうお話が聞こえてこないのですが、私たちも好きな歌舞伎を見るだけで、それが被災地の支援につながるのなら、とても嬉しいし、Happyです。歌舞伎を見るたびに被災地に心を寄せることもできます。まつたけさんも、襲名興行でがっぽり稼ぐだけでなく、その中から100円ずつのご寄付いかがでしょうか。

 こんなエラそうなことを書いていますが、かく言う私も、ここ2、3日の震災関連報道を見て、私って最近何かしているのかしら?と少し思ったもので…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれから1年

2012-03-11 22:10:15 | 東日本大震災
 あの日から1年過ぎました。「もう」と書くべきか「まだ」と書くべきか…。ただ、テレビや新聞のニュースを見る限りは「まだまだ」という言葉が思い浮かびます。阪神淡路大震災とは規模も違うし、津波もなかったし、何よりも原発の問題がなかったので、比べることはできませんが、あの時は1年後には新しいお家が結構建っていました。地震の時に重い瓦屋根の下敷きになった人が多かったということで、みな軽量鉄骨の家で、街並みがずいぶんと変わったと、西宮の甲陽園に住んでいる友人が言ってたのを思い出しました。

 今回の地震、「天災」ではなく「人災」(あるいは「菅災」という造語もあるそうですが)と言われています。半年前に「あれから半年」という記事をupしてから、ほとんど状況が変わっていないような、遅々とした進み具合です。義捐金もかなり集まったように聞いていますが、それがどこにどのように使われたのかが全然聞こえてこないし。北関東や東北から遠く離れた場所にいるこちらに出来ることと言えば、とりあえず「お金」だと思うんですが、そのお金がちゃんと被災した方たちにまで届かないって何だかなぁ…ですよね。

 お亡くなりになったDott. Cicciolinoさまはずっとボーイスカウト活動に取り組んでいらして、言わば“ボランティア”の本家本元でいらっしゃいました。言っても詮無いことですが、きっと先頭切って地元のために動かれたんだろうなぁと思います。改めて、Dott. Cicciolinoさまと奥様のご冥福をお祈りしたいと思います。Dott. Cicciolinoさまご夫婦は本当に仲の良いご夫婦で、Dott. Cicciolinoさまのお姉さまとメールでお話したときも「いつも仲の良かった二人でしたので、共に旅立てたことはせめてもの慰めでございます。」とおっしゃっていました。天国でもお二人で美味しいものを召し上がっていらっしゃるでしょう。

 
 Dott. Cicciolinoさまが仙台でよくコーヒーブレイクされていたスタバです。レモンケーキがお好きだったのでそれをいただきたかったんですが、最近はないようで、仕方なくザッハトルテをいただきました。ザッハトルテというよりも、普通のチョコレートケーキでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孝夫さんのチャリティ歌舞伎

2012-03-10 23:10:27 | 東日本大震災
 歌舞伎公演話題が続きますが、孝夫さんが4月に宮城県でチャリティ歌舞伎を開催すると昨日発表があったようです。

 4月25日に宮城・名取市文化会館、同26日に同・多賀城市民会館で被災者を無料でご招待されるそうです。内容は、本来は祝事で上演される舞踊「寿式三番叟」を復興を祈願して片岡愛之助さんらが披露し、孝夫さんは自身の当たり役の「身替座禅」にご出演。家来を身替わりに浮気に走る男を描いた滑稽な演目に、孝夫さんは「大変な時期ですが、まずは(笑って)顔をほぐしてもらいたい。少しでも癒しの役に立ちたい」とおっしゃっているそうです。

 ステキな孝夫さんの歌舞伎、きっと被災者の皆様に楽しんでいただけると思います。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれから半年

2011-09-11 01:07:24 | 東日本大震災
 東日本大震災が発生してから半年が経ちました。断片的に「がんばってます!」的なニュースは見ますが、実際のところはどうなんでしょうか。何と言っても肝心要になるべき政府がモタモタ・ゴタゴタしていて、一向に光が見えません。野田さんになって少しは期待できるのかしらと思っていたけれど、就任して10日で既に暗雲が垂れ込めています。

 8日にご紹介した「演劇界10月号」の孝夫さんと玉ちゃんの対談でも、お二人がチャリティをなさったことに触れていらっしゃいました。孝夫さんは東京と大阪で、玉ちゃんは京都と東京で、それぞれ2回なさっています。私も、微力ながら、京都と大阪で2回参加させていただきました。対談でもおっしゃっていましたが、半年も経つと募金箱を持って「お願いします」とやっても、「もういっぱいしました」と言われたらそれまでで、できれば、お芝居の入場料に100円ずつ上乗せしてそれを義援金に回したらどうだろうかという提案をなさっていました。これ、大賛成です。楽しいことをしながら、お役に立てるって、とてもいいことだと思います。

 そういえば、クロネコのヤマト運輸も宅急便を1個運ぶごとに10円を義援金にまわすと、震災発生後かなり早い時期に発表していました。一度に何百万円、何億円というのもすごいことですが、こういう息の長い支援も必要だと思います。

 お芝居にしても美術館にしてもコンサートにしても、入場料に10円でも50円でも100円でも上乗せしていけばいいのではないでしょうか。“ちりも積もれば”で、年間を通してこういうことをすればかなりの金額になるような気がします。おエライ皆様、ぜひご一考を!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災チャリティー公開舞台稽古

2011-07-02 01:46:16 | 東日本大震災
 七月大歌舞伎「東日本大震災チャリティー公開舞台稽古」を見てまいりました。いわゆる“ゲネプロ”、お客様に見せられるレベルのお稽古ではなく、本当に本当のお稽古を公開されました。

 チケットには「開場12:00」とあるけれど、開演時間はありません。12時15分くらいに到着すると、係りの人から「もうすぐ開演です」と言われました。お手洗いを済ませ、客席に入ると孝夫さんがもうマイクを持ってご挨拶されていました。「お稽古なので、拍手も笑い声もだめ、いっさい音を出さないようにしてほしい、お客様は『無』ですから」というようなご注意がございました。それ以外にも、劇場に入ったときにもらったチラシ↑(上の写真の水色の紙)にはびっしりと注意書きが並んでいました。飲食もだめだし、休憩はないので各自適宜取るように、などということでした。私は幸い2階席1列目1番の座席で、通路横だったので、自由に行き来できたけれど、真ん中に座っている人は終わるまではなかな出にくいだろうなぁと思いました。

 この舞台稽古見学は2階席・3階席になります。1階席は関係者のみなので、ロビー(っていうほど広くはないけれど)も立ち入り禁止でした。この前も書きましたが、発売初日半日でSold outになりました。私は、ほぼ10時ジャストにつながって「1列目1番」で、もう少し中央よりが欲しいと何度もTryしたけれど、何度ポチッとしてもこれより後ろの座席しかなく、仕方なく、この席にしました。でも、思っていたより見やすい席でした。

 孝夫さんから「『無』になって」と言われましたので、客席全員が「無」、文字通り黙々とオペラグラスを覗いておりました。途中、後ろを振り返ると、見事なくらい全員がオペラグラスを覗いていて、ちょっとおかしかったです。

 お稽古はお芝居の部分だけでなく、大道具、照明、音楽まですべて打ち合わせをしながら進みます。役者さん、まだまだ台詞入っていません。秀太郎さんなんて、台本持ってお芝居されていました。でも、持っていても、台詞はびしっと決まります。さすがでございました。秀太郎さんは序幕でちょっとだけ出られるだけでした。こういうの「ご馳走」っていうんでしょうね。

 孝夫さんもずっとプロンプター頼りでした。台詞が出てこない孝夫さん、とちる孝夫さん、かみかみの孝夫さんなんて初めて見ました。でも、これが明後日の初日には完璧になっているんでしょうね。以前、勘三郎さんの追っかけ番組で、渡辺えりさんが歌舞伎の脚本を書いて、お稽古に行ったときに、お稽古初日はみんな全然台詞が入ってなくて、渡辺えりさんが真っ青になってらしたんですが、次の日になると、全員台詞も動きも完璧になって、「歌舞伎の人ってすごい!」とびっくりされていたのを思い出しました。

 お稽古ですので、お化粧もお衣裳もありません。立役の人はいいけど、女形さんはどうなるんでしょう?とちょっと心配したけれど、始まると全く気にならなくなりました。不思議ですね。

 この「江戸唄情節」の見所は孝夫さんのお三味線演奏なんですが、さすがにそこは完璧でした。しかも、その演奏に合わせて踊るのが当代一の踊り手・三津五郎さんで、なんとも贅沢な配役です。やっぱり、三津五郎さん、こっちのほうがいいです。

 お稽古終了後、孝夫さん、三津五郎さん、時蔵さん、弥十郎さん、愛之助クンから一言ずつご挨拶がありました。そこで、やっと拍手が出来ました。お三味線演奏のときも、思わず手が動いたんですが、「無」でないといけないので、ぐっと我慢でした。愛之助クンは初日よりも緊張したとおっしゃっていました。そうでしょうね。いくら「無」とはいえ、2階席・3階席だけとはいえ、圧迫感はあるでしょうからね。

 本当に、会社を無理やり休んで駆けつけた甲斐がありました。めったにできない体験です。チャリティの金額は245万円になったそうです。玉ちゃんのチャリティトークショーの時にも書きましたが、こういう「楽しみながらチャリティ」イベントはぜひ続けていっていただきたいものです。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災チャリティー 公開舞台稽古  [追記あり]

2011-06-15 22:59:43 | 東日本大震災
 昨日の記事のコメント欄で教えていただいた孝夫さんの東日本大震災チャリティー公開舞台稽古の情報です。松竹座の七月大歌舞伎の公演初日(7月3日(日)が初日です)を前に、舞台稽古を一般の観客に公開、その入場料の収益は東日本大震災の義援金として寄付されるとのことです。

【内容】
大阪松竹座 平成23年七月大歌舞伎
「東日本大震災チャリティー公開舞台稽古」     
~七月大歌舞伎 昼の部の『江戸唄情節』の公開舞台稽古~

【主催】
東日本大震災チャリティー実行委員会(松竹株式会社・日本俳優協会)

【日にち】
7月1日(金) 

【時間】
12時開場 稽古開始時間、終了時間は未定です。3時間以上の所要時間となる見込みです。

【場所】
大阪松竹座 

【チケット販売方法】
チケットホン松竹(0570-000-489)
チケットWeb松竹にて
6月17日(金)10時より予約開始(窓口発売は6月19日(日))

【入場料】
5,000円 指定席(2階席、3階席)
当日は舞台稽古の為、一階席は関係者のみの使用とさせて頂きます。
当チャリティーの収益金は全額被災地への義援金とさせて頂きます。

孝夫さん(片岡仁左衛門)よりメッセージ
「この度の大震災の復興に少しでもお役に立ちたいと思いこのチャリティーを企画致しました。忘れがたいあの日から月日は過ぎましたがまだまだ私達にも出来ることがございます。
 今回は普段は決してお目にかけることのない舞台稽古をご覧に入れます。私共俳優も稽古着で、大道具や 照明の仕込みの様子、打ち合わせ等、普段通りの稽古風景のすべてをご覧頂きますことで、歌舞伎の新たな一面を発見して頂き、本公演を一層お楽しみ頂けますと幸いです。皆様のご協力をお願い申し上げます。」

 行きたいんですが、平日でしかも金曜日、ちょっと難しいですね。ゆるゆるの会社とは言え、月曜とか金曜とかはちょっと休みづらいです。5月に東京で、孝夫さん、孝太郎さん、千之助クン、秀太郎さんご出演のチャリティ公演があって、大阪でもやってほしいなぁと思っていましたが、7月は本公演、昼夜公演があって(おそらく朝11時から夜は8時半とか9時ごろまで)、25日間興行があってその間は休演日がなし、興行が終わるとまた次月のお稽古が始まるし、と出来る日がないんですよね。と思っていたら、いきなりの公開稽古! ここしかないんでしょうね。公開される「江戸唄情節」には、孝夫さんがお三味線を弾く場面があるそうなので、それで東京でのチャリティ公演と合わせたはるんでしょうね。(東京でもお三味線の演奏をされました。)孝夫さんのお三味線は、昔、関西で歌舞伎が衰退して、食べていけなくなったら清元でお家を支えようと思われたくらいお上手だそうです(まるこさん情報です)。素の孝夫さんがお稽古着でお三味線、想像しただけでステキです。チケット発売は明後日です。うーーーん

[追記]
 やっぱり、公開稽古行くことにしました。同僚の皆様、ヨロシクでございます。この先、死ぬまでに(って、大きくでましたね)こんな機会があるかどうかもわからないし。チケットも2階最前列席を無事Getです。何気に予約したチケットですが、お昼前には既に「空席なし」に表示。結構、激しい争奪戦だったんですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災チャリティ「クリストフ・ルセ チェンバロ・リサイタル」

2011-05-24 07:10:39 | 東日本大震災
 です。つくばのM夫人からご案内をいただきました。世界的に有名なチェンバロ奏者、クリストフ・ルセさんが東日本大震災義援のために急遽来日、チャリティコンサートを開催されるそうです。

 東京公演と大阪公演があります。

 ★東京公演
  日時:2011年6月1日(水)午後7時開演(開場6時30分)
  場所:上野学園石橋メモリアルホール  
  入場料:前売2,500 当日3,000
    チケット取り扱い 
     国際古楽コンクール<山梨> eterna@nifty.com tel.045-421-0502(荒川)
     オワゾリ-ル会 info@loiseau-lyre.com Tel.072-633-7276 井岡 
     IMHチケット・オンラインwww.ishibashimemorial.com
    主催:国際古楽コンクール<山梨>/オワゾリ-ル会/上野学園石橋メモリアルホール
    お問合せ:上野学園 石橋メモリアルホール 03-3843-3043
 
 ★大阪公演
  日時:2011年6月3日(金)午後7時開演(開場6時30分)
  場所:茨木市クリエイトセンター・センターホール 
  入場料:前売2,500 当日3,000
   チケット取り扱い 茨木市文化振興財団 Tel.072-625-3055
   チケット購入/お問合せ オワゾリ-ル会 info@loiseau-lyre.com Tel.072-633-7276 井岡 

 ご興味のある方、お近くの方、よろしくお願いいたします。

 
クリストフ・ルセさんとは(Wikiより)
 クリストフ・ルセ(Christophe Rousset,1961年 - )は、フランス・アヴィニオン生まれのチェンバロ奏者・指揮者。1983年にブルージュ国際チェンバロコンサートに優勝、同時にオーディエンス・グランプリを獲得したのは、スコット・ロス以来の快挙である。 一時期はウィリアム・クリスティ率いるレザール・フロリサンの通奏低音奏者をつとめていた。
 1991年に古楽演奏団体「レ・タラン・リリク(Les Talens Lyriques)」を創設、ラモーをはじめとする17世紀、18世紀の楽曲の演奏に力を注いでいる。
 古楽の奏者としてはもっとも録音の多い音楽家のひとりである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする