「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

イングリッシュガーデンから盆栽に変わるまで

2015年05月04日 | 盆栽モドキ
                
                とりあえず、写真の盆栽はタチテンモンドウというらしいのですが、
                私の最終目標は白樺林の森の中のイメージを造りだすことです。



私がまだ元気だった頃、最初はホームセンターで花の苗を買って、

プランターや素焼き鉢に植えて色鮮やかな花を楽しんでいました。

その後、テレビで一回だけ放映されたチェルシーフラワーショーの影響で

畑を耕し花畑を作り、イングリシュガーデンとやらを目指していました。

イメージで言うとターシャ・チューダーさんの庭のような。

しかし気候の違う日本では背の高い花など難しいものもありました。


そんな時、時々歳の一回り違う兄は、何も言わないけど、男は樹木だよ!!

盆栽だよ!!なんて言いたそうな顔をして私の顔を見ていました。


それから病に倒れ庭仕事ができなくなって、もう15年近くが経ちました。

庭仕事の水やりが誰もできず、花木の中で強いものだけが生き残っていきます。


剪定は何の知識もない家人がバラもツツジもキンコクセイもハナミズキも

時もところも構わずバッサリと切ってしまいます。


それでももはや庭に出ることのない、私には見えないことなので、腹は立ちません。


そんな私に先日の完成された桜の盆栽の写真がメール広告で送られてきました。

完成盆栽なら水をやるだけ。数鉢なら可能だし、ガラス窓を開けると外の空気も吸えると思い購入しました。

その話を兄にしたら、多分「そうか!そうか!盆栽をやる気になったか!男はやっぱり

色物じゃなくて盆栽だよ」なんて思ったのか、2週に分けて車で小鉢の小品盆栽から、少し

大きめの松やケヤキ、その他、名もワカラナイ多くの鉢物を持ってきてくれました。


こうなるともう、水やりが私にはできません。兄にもこれ以上は管理が無理だからと事情を伝え

家人に屋外水栓から高圧ホースを延長して水撒き水栓を付けてもらい、なんとか居間に座ったまま水やりが

出来るようになりました。しかしこれとて真夏の朝夕二回の水やりは難儀な事。

はてさて、どうなりますことやら!!



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コメント (2)
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