「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

最後の木灰の乾燥

2010年07月25日 | 釉薬


木灰は土灰釉の中でもその構成成分の30~40%近くを占める貴重な天然原料です。

まず木材を手に入れて焼却して灰、さらには水簸作業(アク抜き水洗い)を経て
乾燥まで大変な手間がかかります。

実際に私がやるのはこの水簸作業からで、そこまではいろんな友人が私を支えて灰を準備
してくれました。

この木灰は奥は雑木灰、手前は樫(かし)とコナラの混合灰。
昨年5月から水簸作業を14ヶ月続けていました(爆)。
と言うより、水に浸したものの、それから先の工程が体力的に出来なかったので
放っておいたと言うのが正直なところ。

昨日カミさんに何とかセメント舟やベビーバスに移してもらって乾燥に入りました。

貴重な原料の灰を頂いた友人の好意に応えるためにも、
何とか体調を回復してこの貴重な釉薬原料を使った釉薬を調合したい。

そしてこれが自分の器ですと言えるものを焼いてみたい、
いや必ず焼いてアップしますね!!


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コメント (6)
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