「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

未熟な自作釉

2007年10月13日 | 陶芸作品


前回まで掲載した「秋田こまち釉」焼成テスト試作品。
それぞれの土によって味わい深い風合いを見せてくれた完成度の高い釉薬でした。
それもそのはず、釉薬原料から調合割合等の情報まで全て、秋田の風土の中で作品を焼かれている
不衒窯さんのご好意からの提供によるものでした。

その同じ本焼きの窯の中に黒陶荒土を使った未熟な自作釉の2品が入ってました。
友人に調達してもらったワラ灰と木灰を水簸して作った土灰釉と藁白釉。
何度も試行錯誤を繰り返すも未だ満足すべき結果が得られません。





※黒陶荒土に自作藁白釉、白濁もまだらで例のブルーも出ない。この結果を見て
 先日、原料を調整追加、結果は次回の窯。






※黒陶荒土に自作土灰釉、ところどころにブルーは出たものの透明釉状態、
 先日の作品にも色々と問題点が出たので、釉薬原料の調整、メッシュ通し等、対処中。
 次回の窯では1250℃で焼成テスト予定。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする