「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

自作「秋田こまち釉」試作第一号の焼成テスト(唐津土編) 

2007年10月03日 | 陶芸作品


今回は唐津土を使って秋田こまち釉を試してみました。
唐津土単体、呉須、弁柄、自作白化粧土を組み合わせて
いろんなバリエーションを試してみました。

本当は絵唐津の素朴さに憧れて、色々描いてみたのですがほど遠いものになりました。
筆の運びが難しいですね

御影白土のときと同じ透明釉に近いのですが、土との相性によってまた違った風合いを見せてくれました。

※上は唐津土に弁柄で麦の穂を描いてみました。少し流れて麦の穂がワカリマセン




※唐津土にこまち釉のみ


 

※唐津土に弁柄で外には草木、内には魚を書いてみましたが、前回同様、流れて魚の鱗が見えなくなりました(笑)


 




※唐津土に自作の白化粧土を掛け、弁柄でなすびと枝豆を描いてみましたが下手ですね



 

※唐津土に呉須を試してみました。口縁部に亀裂が入ったので、息子に自由に描かせてみました

全体的に呉須も弁柄も流れて少しにじんだ感じになるのですが、
ハッキリと絵柄が出るよりも雰囲気としては私は好きですね。
苦手で下手な絵柄に少しごまかしが効く??

コメント (10)
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