「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

ハッパかけ息子、花園に挑む!

2006年11月08日 | スポーツ

サッカー一家を自称する私がラグビーの試合を生で観戦したのはこれが初めてだ。
先週の連休初日3日のことだ。
天気も良くまだ暖かい日が続いていた。

朝から予定も無く家内とチビ子の3人で、初めての応援に行ってみるかということになった。

試合会場が近かければ必ず見に来てと言う息子は、会場が遠く車で1時間ほどかかるので、
私の体調に気遣い、来てくれとは言わなかった。

長男も次男も小学校からサッカー一筋、もちろん私も。

その次男坊が高校へ入っていきなりラグビーをやりたいと言い出した。
それも選手が15人もそろわない弱小チームを選んだのだ。
新入生が6,7名入部しないとチームが成立しなかったらしい。

そして3年生がすでにチームを卒業し、2年生はたったの4名、現在1年生も6、7名?。
普段の練習試合も他校と合併してチームを作っているらしい。

監督も四苦八苦され何とか14名での出場、
しかも相手は古豪名門校、私の時代常勝校で毎年花園に出場していた。

ほとんど一年生が占めるこのチーム、ルールも試合運びのテクニックもコンビネーションもそれどころではない。
小さい頃から慣れ親しんだソフトボールやサッカーとはわけが違うのだ。
ほとんどの人間が初体験なのである。
もちろんどこの学校にとってもそうなのだが。







試合が始まったとたん相手チームのトライの山、この試合の前に行われた試合が「0-9?」だったかな。
せめてこの範囲でと祈る!
前半ですでに「0―6?」、その後も相手チームのトライは続き、結果は「0―147」。
創部以来の記録を更新したらしい。

涙も出ないとはこのことか、しかし何とか選手を工面し14人で望んだ花園予選、
この悔しさが糧となることを祈る!!

翌日の監督のブログのタイトル、「虹を見たかい?」
「虹を見たいのなら、雨は我慢しなきゃいけないもの」  ドリー・バートンの言葉が書いてあった。
私も感動してしまった。イカン、イカン!!  我が家はサッカー一家なのだ。

その数日後、新聞を見ていると準々決勝の試合結果が載っていた。
「0―16?」、 
それを見て、何故か胸をなでおろす自分が居た。

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