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気がつけばふるさと離れて34年

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トリーア旅行記 - 1 ( 皇帝ネロ展 )

2016-10-15 17:12:04 | 旅行
ドイツとルクセンブルクの国境付近に位置するモーゼル川沿いの町トリーアへ行ってきました。
ここでは今週末まで大規模な「皇帝ネロ展」が市内の3ヶ所で開かれています。

ローマ帝国時代、トリーアは帝国のヨーロッパ進出の拠点とされ、当時は「第ニのローマ」と呼ばれるほど繁栄していました。
そのため多くのローマ時代の遺跡が残っています。
これらの遺跡群がユネスコの世界文化遺産に登録されて今年が30年ということが今回の大規模な展示会開催の理由のひとつだったようです。
それにネロのお母さんアグリッピナは、この地域ケルンの出身なのです。
ネロの家庭教師としてセネカを雇ったのはアグリッピナだったということですから「教育ママ」の第1号というところでしょうか。

当時の大きな城門「ポルタネグラ」はいつ見ても圧倒されます。

夜間は照明されます。ちょっとぼやけてしまいました。

この城門前のホテルに泊まりました。


円形闘技場の隣は現在、ぶどう畑になっていました。


ここは美味しいモーゼルワインの産地なのです。
レストランのシャンデリアにもモーゼルワインの緑色の瓶が使われていました。

昔ながらの瀟洒なシャンデリアもありました。


トリーアの広場をドイツで最も美しい場所という人もいます。






ドイツで最も古い薬局だそうですが、改築されて綺麗ですね。



トリーアはあの「共産党宣言」の著者カール・マルクスの生家がある町としても知られています。
カール・マルクス・ハウスについては次回記します。
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時事ひとりごと - 21 (核保有 と 核の平和利用)

2016-10-11 16:26:22 | 時事ひとりごと
被爆者で広島被団協の理事長をされている佐久間さんがベルリンで開催された「国際平和ビューロー」の会議に出席後、100名以上の高校生に被爆体験を語るためにボンを訪れました。



同行の長尾さんは全労連、大石さんは原水協のメンバーで平和運動家です。

17歳から18歳の高校生達は2時間、とても真剣に講演を聞き、多くの質問をしてくれました。
真面目な態度に感心しました。


後ろの垂れ幕はボン平和協会の方達の抗議の幕です。
ドイツのモーゼル川沿いの町ビューヘルにはNATO(北大西洋条約機構)の基地があり、そこには核爆弾20発が貯蔵されているということです。
これはニュークリア・シェアリング(核兵器の共有)というNATO加盟国間の取り決めだそうですが、
ということはドイツは核保有国だったのだと、今回初めて知りました。
ボン平和協会ではこの危険な核爆弾の貯蔵に反対しています。


講演後、バロック様式のボン市庁舎の迎賓館で副市長との対談も行われました。
対談の広間には天皇皇后両陛下が以前、ボン市をご訪問されたときのお写真も飾られていました。


講演の前日、ベルリンから到着したご一行をボンの市内観光にご案内しました。
ボンにあるベートーベンの生家です。丁度ボンでは「ベートーベン音楽祭」が開かれていました。




パンフレットからの写真でぼやけていますが、ベートーベンが難聴になった時に使用した補聴器です。
これを使って必死に作曲していたのかなと、補聴器を見るたびに作曲家の苦悩が偲ばれます。


話しが前後になりますが、先頃、ノーベル平和賞がコロンビアの元大臣に授与されました。
日本被団協も毎年、候補に挙がっているようですが、今年も受賞は叶いませんでした。
そういえば日本の元大臣も「非核三原則」ということで以前 ノーベル平和賞を受賞されました。
でも日本には核廃棄物のプルトニウムが大量(48トン?)に貯蔵されていて核爆弾6000発に相当するそうですから、核爆弾の製造も貯蔵もしていないけれど、これは「核保有国」と同等なのではないでしょうか。

それに私たちは「核の平和利用」とされる原発を「平和利用」ということで「安全」と取り違えていたのではないかと思います。
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漱石の「妻」と「猫」

2016-10-09 17:13:20 | 読書
NHK土曜ドラマ「夏目漱石の妻」を楽しく視聴しています。

それで今年の一時帰国で「吾輩は猫である」のDVDを購入してまだ観ていなかったことに気づきました。



「漱石の妻」では夏目夫妻を長谷川博巳さんと尾野真知子さんが好演されていますが、

市川昆監督の1975年制作の「猫」では仲代達也さんと波野久里子さんが絶妙の夫婦を演じています。

成金実業家の金田を演じる三波伸介さんもかなり可笑しいです。

映画を観たら、「猫」ドイツ語版にもまた目を通したくなりました。



日本語の「猫」ももちろんおもしろいのですが、ドイツ語の描写には別の小説のような不思議な雰囲気があります。

それにしてもこのような本の翻訳者の技量には本当に感服します。

内容だけではなく難解で奇妙な言葉、例えば「トチメンボー」などを訳すのはご苦労されたことでしょう。

いくつかの言葉(例えば「タカジアスターゼ」)はそのまま表記して後ろに注釈がつけるなど、翻訳者の工夫をみるのも興味深いものです。



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ドイツで痩せるのは難しい?

2016-10-02 11:17:42 | 日記
ベルヒテスガーデン旅行中、山歩きや渓谷ハイキングをしていたので、体重減少に役立ったかなぁと思ったら、甘かったですね〜~_~;。しっかり増えていました。

普段ダラダラと生活しているので、旅行中は確かに運動量は増加するのですが、何しろ外食するので、どうしても食べ過ぎてしまいます。
以下、旅行中の食事をアップしますが、こんな夕食やデザートだったらやっぱり太りますよね〜^_^;。

まずベルヒテスガーデンに行く途中に寄ったレーゲンスブルクで食べたソーセージです。
長さ10cm位の小さなソーセージですが一人8本だと結構な量です。


ケーニッヒ湖のレストランで食べたローストポークは2枚もあり、一枚は持ち帰り用にしてもらい、翌日のハイキングのピクニックの時に食べました。

付け合わせはポテトのお団子です。

ベルヒテスガーデンでは日本の方にも「トンカツ風」として人気のあるシュニッツェルを一度注文しました。これも一人分で二枚なので食べきれませんでした。


夫は一度「カレーソーセージ」というのを頼んだら大きなソーセージにカレーソースがかかっていました。


ツェル・アム・ゼーで頼んだ「ロースト鴨」も結構な量でした。


次の二枚はデザートです。
種々のベリーを煮込んだソースにアイスクリームとホイップクリームが添えてあります。
次の写真はアップルケーキにヴァニラソースがかけてあります。



自宅に戻ったらダイエットをと思いましたが、先日仕事のお客様とご一緒した際に食べたのは「ソーセージと肉の盛り合わせ(写真は5人前です)」、またまたポッコリ腹になりましたぁ。
コメント (2)
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