NHK土曜ドラマ「夏目漱石の妻」を楽しく視聴しています。
それで今年の一時帰国で「吾輩は猫である」のDVDを購入してまだ観ていなかったことに気づきました。

「漱石の妻」では夏目夫妻を長谷川博巳さんと尾野真知子さんが好演されていますが、
市川昆監督の1975年制作の「猫」では仲代達也さんと波野久里子さんが絶妙の夫婦を演じています。
成金実業家の金田を演じる三波伸介さんもかなり可笑しいです。
映画を観たら、「猫」ドイツ語版にもまた目を通したくなりました。

日本語の「猫」ももちろんおもしろいのですが、ドイツ語の描写には別の小説のような不思議な雰囲気があります。
それにしてもこのような本の翻訳者の技量には本当に感服します。
内容だけではなく難解で奇妙な言葉、例えば「トチメンボー」などを訳すのはご苦労されたことでしょう。
いくつかの言葉(例えば「タカジアスターゼ」)はそのまま表記して後ろに注釈がつけるなど、翻訳者の工夫をみるのも興味深いものです。
それで今年の一時帰国で「吾輩は猫である」のDVDを購入してまだ観ていなかったことに気づきました。

「漱石の妻」では夏目夫妻を長谷川博巳さんと尾野真知子さんが好演されていますが、
市川昆監督の1975年制作の「猫」では仲代達也さんと波野久里子さんが絶妙の夫婦を演じています。
成金実業家の金田を演じる三波伸介さんもかなり可笑しいです。
映画を観たら、「猫」ドイツ語版にもまた目を通したくなりました。

日本語の「猫」ももちろんおもしろいのですが、ドイツ語の描写には別の小説のような不思議な雰囲気があります。
それにしてもこのような本の翻訳者の技量には本当に感服します。
内容だけではなく難解で奇妙な言葉、例えば「トチメンボー」などを訳すのはご苦労されたことでしょう。
いくつかの言葉(例えば「タカジアスターゼ」)はそのまま表記して後ろに注釈がつけるなど、翻訳者の工夫をみるのも興味深いものです。