みんなどう対処しているのでしょう

2012-12-16 07:43:58 | テニス
週末テニスプレイヤーに本格復帰して2ヶ月。
だいぶ感覚が戻って来ました。
普通に打つショットに不安が無くなって来たので、これからはコース取りや組み立てに意識を向けて行けそう。
通常のストローク・ボレーはそんななので一安心ですが、苦手の二つのショット…というか動作、が復帰当初過去にない絶不調ぶりでした。
いや、これは不調というレベルではなかった。
もう自分の体では無いように腕が思うに任せないのです。
今もまだ解消できていません。

一つはフォアのフラットショット。
いわゆるコーチの球出しショットのスイング。
球出しするときの動きが異常にぎこちない。
球出しの深さは昔から調整が効きませんでしたがそんなレベルでなく、制御不能と言っていい状態に変わり果てていました。
ボレストの球出しで、ボレーヤーのフォア側に適度なボールを送ろうとするのに、バックハンド側にとんでもないロブが上がったり、フォア側にパスを抜くのかという位置のしかもその下のネットに突き刺したり…。
おいおい。
そんな球出しボール、相手の方は当然取れませんから再度やり直すんですが、直後なのに修正しようとしても右腕は言う事を効かない。
何度も何度も同じ失敗。
もう相手の方に申し訳なくて、恐縮。
その影響なのか、得意なショットだったフォアのスライスアプローチが同じようにコントロール不能になってしまった。

もう一つは相変わらずサーブのトス。
前に上がるわ後ろに上がるわ高いわ低いわ。
スクールの打ちっぱなしのサーブ練習で、4回トスを上げていずれもサーブを打つに至らず、後ろで待っている方に申し訳なくて、サーブを打たずに交代したことが何度か。
コーチに見てもらうと、腕を真下に下げてからトスを上げるので、可動範囲が大きくて不安定なのかも、とのこと。
昔、あまり腕を下げずにひょいとトスを上げて安定しなかったので、別のコーチに下まで下げてゆっくり上げてみては、と指導を受けこれまで続けてきたのですが、今はあまりよろしくない状態みたい。
で、下げ幅を小さくしてみました。
でもまだ不安定。
次に教わったのが腕を振る方向を変えること。
私はエンドラインと垂直方向に腕を上げるのですが、それを平行な方向に上げてみてはどうかと言う。
なるほど、これだとネット方向に向かって前後のブレは無くなります。
現在、この二つを意識して練習中。

しかし、この制御不能感はこれまで経験したことがありません。
過去曲がりなりにもできていた動作ができなくなるって…。
ブランクがあったから体力が衰えたからではなく、これは老化現象の一つなのでは、と心配しています。
脳の働きが鈍り、ど忘れしたり言葉が出てこなかったりするのと同じく、運動に関する神経細胞がいくつも消失し、これまで伝えられていた運動情報を筋肉の一部に伝えられなくなり、その一部の筋肉の動きが無い状態でスイングするので正常な軌道から外れてしまっているのでは。
あな恐ろしい。
他のショットほど順調には回復していませんが徐々には戻ってきているので、別の神経細胞間の伝達ルート開拓を脳がやってくれつつあるようです。


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