2019-0610-man3198
万葉短歌3198 明日よりは3010
明日よりは いなむの川の 出でて去なば
留まれる我れは 恋ひつつやあらむ ○
3010 万葉短歌3198 ShuF781 2019-0610-man3198
□あすよりは いなむのかはの いでていなば
とまれるあれは こひつつやあらむ
○=出典未詳。
【編者注】悲別歌(3180-3210、31首)の第19首。女。
【訓注】いなむの川(いなむのかは=将行乃河)[「兵庫県西南部の印南野(いなみの)を流れる加古川か・・・」]。