A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

映画やテレビのサウンドトラックにはジャズが多い・・・

2008-03-21 | MY FAVORITE ALBUM
「クールジャズコレクション」のようなコンピレーションは、これからジャズを聴いてみたいという人にとってはとっつき易い企画かもしれない。新旧、さらに色々なスタイルが入れ乱れているジャズの世界は、外の世界から見ると「熱帯のジャングル」のようなもの。どこから入ってどっちへ行ったらよいか、ガイドが無いとなかなか自分で切り開いていくのは難しいものだ。

普段「ジャズのジャングル」の世界で楽しんでいる人間でも、いつも通り過ぎている場所で新たな発見をしたり、行ったことのない新たな道を見つけたり。通りすがりで新種の生き物を見つけたり。それが楽しみというもの。ジャングルファンの会話がマニアックになっていくのは仕方がないものだ。
ジャズのコンピレーションアルバムは入門編が多いこと、そして持っているアルバムと中身がダブルこともあるせいか、自分を含めてなかなかジャングルファンは手を出さないものだ。

「映画音楽をジャズで」というアルバムは色々なプレーヤーが手がけている。先日も2枚続けて聴き直したところだが、映画のサウンドトラックにジャズが使われていることは多い。「死刑台のエレベーター」のように有名なミュージシャンが大きくクレジット入りで演奏しているものあるが、多くはついつい気にせずに聞き流してしまうものだ。
多くのジャズミュージシャンがスタジオワークをしているということは、反対に彼らが演奏したサウンドトラックが山ほどあるということにもなる。

自分は映画をたまにしか見ない方なので、映画の方からアレンジャーやミュージシャンを追いかけたことはない。自分の好きなクインシージョーンズも映画音楽を数多く手がけているので、一度追いかけてもみてもいいかなとは思っているが。

そのような状況のミュージシャンがスタジオワークでどんな演奏をしているのか、日頃から興味はあったが。手ごろなコンピレーションアルバムがあったので、珍しく手に入れてたのがこのアルバムだ。

色々なミュージシャンや歌手が入り乱れており、有名プレーヤーの名前も。
曲自体は聴き慣れたもの、そして聴いたことがあったものが大半だ。オリジナル物もあれば、カバー物も多いが、懐かしく楽しく聴くことができた。
こんなコンピレーションの企画はジャングルファンにもいいかもしれない。また新たな楽しみを見つけるためのサンプルという意味でも。

1. Erwin Halletz & His Orchestra - Dragnet
2. Jimmy Smith - Mission Impossible
3. Sarah Vaughan - Peter Gunn
4. Chaquito & His Orchestra - I Spy
5. Count Basie & His Orchestra - M-Squad
6. Quincy Jones - Ironside
7. Peter Thomas Sound Orchestra - Caught At Midnight
8. Lalo Schifrin - Dirty Harry
9. The Button Down Brass - French Connection
10. John Gregory & His Orchestra - The Untouchables
11. Roland Shaw & His Orchestra - The James Bond Theme
12. Stan Getz - Charade
13. Paul Desmond - Lady In Cement
14. Roberto Delgado & His Orchestra - Hawaii Five-0
15. James Taylor Quartet - Gotcha (Theme From Starsky & Hutch)
16. Alfred Hause & His Orchestra - Theme From Shaft
17. Rhythm Heritage - Theme From S.W.A.T.
18. Sammy Davis Jr. - Keep Your Eye On The Sparrow (Baretta's Theme)

Thriller Jazz
Various Artists
Universal/Verve

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