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元日に飲んだお酒

年末年始の休みは基本的に休肝日モードで行こうと思っていましたが、元日だというのに全然お酒を飲まないのも味気ないので、シングル・モルト・ウィスキーを舐めながら単行本の原稿を書くことにしました。
記念すべき元日(というほどでもないか)のお酒に選んだのは、シグナトリーというボトラーのポートエレン(1978年の物。54.3度)です。ISLAY島のポートエレンという蒸留所はもうウィスキーを作っていませんが、香りのいいお酒なので気に入っています。オーク樽(バーボン樽)の普通の色のもので、度数が高い加水していないタイプなので、割合外れがない(色が濃いシェリー樽熟成のポートエレンには時々外れがあるそうです)、とこの道の師と仰ぐバーテンダー氏にお聞きして酒屋で買ってきたものです。

「飲む度に期待以上!」という逸品ではありませんが、「期待通りの味はある」という堅実な優等生です。ISLAY系のヨード臭的な癖や僅かな塩気も感じますが、この種のものの中では甘みとコクを感じます。華やかな香りが口の中に拡がって、飲んだ後にも余韻があっていい気持ちになります。
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