goo blog サービス終了のお知らせ 

山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

木枯らしの男

2017-11-15 07:10:08 | 五七五入門 東西南骨2017
ちょっと昔のニヒルと、ちょっとだけ今の無口、だいぶ違うね。
木枯らし紋次郎は「あっしには関係ござんせん。」と言いながら、結局お節介していた。
今の無口は大樹の陰に隠れるだけ。
若者批判ではなく、これはドラマへの批判。
つまり、時代を批判するドラマの力不足か。
病気か?

ピーチクパーチク

2017-11-14 10:00:29 | ブラジル企画2017(準備)
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」
これは名台詞。
「事件」を「演劇」に置き換えると、「現場」とは稽古場や公演会場のことか。
議論好きの私としては戒めの名台詞。
それにしても動くための事務仕事と連絡で「事件」は迷路に引き込まれる。
パズルゲームだよ。(笑)

さて、今日は昼から会議。こんな日常がしばらく続く。

ごちそう

2017-11-13 10:21:04 | モノローグ【エトセトラ】
悪い奴ほど良いことを言いたがる傾向があるから気をつけい礼。
自己防衛本能だろうか?

過日、七五三のお祝いでファミリー食事会の御馳走だった。(ニュースカイホテルにて)
日頃はコンビニ弁当かファミレスが主。御馳走は非日常である。
45年前 貧乏学生の頃、農家の畑で大根を盗み食いした経験あり。見つかり怒られると思いきや、家まで連れて行かれ、握り飯を振舞ってくれた。
思い出で涙溢れる。

役者稼業、大根役者は飢えた者には美味しく味わえるよ。
今夜の会議と稽古は飢えを忘れず。
長い時間をかけて準備中。

色変わる 枯れ待つ秋に 目が和む

2017-11-12 11:16:42 | 五七五入門 東西南骨2017
窓を開け、冷える空気を大きく吸うとなんとも言えぬ匂いを感じる。
何だろう?
記憶を辿るが言葉にはならない。
懐かしい匂いだ。

「生まれる前に見た夢」という嘘を作って人前で演ったことがある。その嘘を楽しんでくれて嬉しかったよ。…わからんことが出るうちが「花よ、蝶よ」と。

今、この夜に…

2017-11-11 01:18:51 | ブラジル企画2017(準備)
滅私奉公!ひとつ、親捨て国のため!
恐ろしい夢でうなされた。…戦争だったら人を殺すと勲章がもらえる?悪夢です。
冷静に。

1908年から始まったブラジル移民を想う。
時は百九年遡る。
明治、大日本帝国の歴史背景まで及んで調べる。
海の音や風の音がドンドンヒャラララと鳴り響く。
人間たちは一生懸命に生きようとしていた。
異国で、遠い国で、広い広い大地で。どれだけ汗や涙を流しただろうか。血も流れたか。
想像する。

ひとつ、国捨て人のため!…棄民?それは違う。
人間のことを!海を渡った人間たちのドラマを!

今夜は事務的な会議終了。予算、カネ。現実に直面する。
事務レベルではカウントダウンである。
(余談: 事務局長とはカネの件で詰めよう。そして、舞台デビューを楽しませたい。
ニッシー女史はデザインで発揮してもらうよ。びっくりするほどの女優になるだろう。)

座長さかもとまり は「万華鏡〜百年物語」の脚本に取り掛かっている。夢は夜開くか。夜しか時間がとれないのも現実。

今夜はこれにてオシマイ。脱力する。ゆっくり息を吐きましょう。

笠戸丸 静かに眠る カムチャッカ

2017-11-10 01:05:13 | 五七五入門 東西南骨2017
移民船「笠戸丸」の奇跡、軌跡。
事実は小説よりも奇なり、とは的を得ている。
ドラマは膨らむ。

◾︎

メモ 笠戸丸

ブラジルへの最初の日本人移民を乗せた移民船を「笠戸丸(かさとまる)」という。

1908年(明治41年)
52日間の航海を経てブラジル・サントス港に到着した6月18日は、今でも「日本移民の日」に定められている。
当時の日本には、「移民会社」という民間企業があり、海外移住は、この移民会社を通して行われていた。この第1回目のブラジル移民を主催したのは「皇国殖民合資会社」。

笠戸丸は、元々は、1900年に、貨客船ポトシという名で、イギリスで建造された船だった。
その後、国内での需要がなくなり、ロシアに売却された。

ポトシは、ロシアで、戦争の際に病院船として活用できるように改造され、義勇艦カザンという名前になる。

すると、1904年に日露戦争が勃発、カザンは戦闘にまきこまれて、港の浅瀬に沈没。
それを日本海軍が引き揚げ、船名を「カザン」の音をとって「かさとまる(笠戸丸)」とし、日本海軍のものにしてした。

その後、先述の移民会社「皇国植民」が、笠戸丸を借り上げ、1908年に第1回ブラジル移民船として使用した。

笠戸丸は日本海軍から民間の海運企業に払い下げられ、様々な航路で活躍した。

笠戸丸は晩年、様々な船主のもとを転々とし、いわし工船やカニ工船といった漁船として使われた。

1945年8月9日
太平洋戦争敗戦直前に、北洋で、ソ連機の空爆によって沈没する。

今もカムチャッカ沖に沈んでいる。

はーっ、ゆっくり息を吐きましょう

2017-11-09 16:23:19 | 夢桟敷◎諸々2017
晴れ、ときどき鬱。
演劇講座テキストを作成中。
これは教育委員会へ提出するもので、実は先送りしていたツケを追われて払う怠けの結果。
スラスラとはいかない。…実際にやってみるとわかることなのだが、文章で「意義」を問われてもねぇ。
12月は劇団で実践します。これは机上のことではありません。

空っぽになる身体

2017-11-07 23:47:23 | がん治療日記2015-
劇団会議が終わって夜10時に下剤を飲む。
効果てきめん!
シャーッ。空っぽになっていく快感。
明日は大腸検査で朝から2ℓの下剤を飲まされる。
その後、内視鏡カメラを肛門から挿入しての検査。
担当医が美人女医さんであるため、性的な興奮が高まる。…こころの中を覗かれないように気をつけい、礼。

お元気ですか?ぼくは元気です。

2017-11-07 11:19:33 | がん治療日記2015-
2年前、「ぼくはこれで一巻の終わりだ。」とドラマチックな日々を白い巨塔で送っていた。
成功率60%の直腸・リンパ節の切除手術を3回。
今や術前よりも元気である。
1番の楽しみは禁酒と言いながらの一杯。
苦しみは大腸検査のための絶食。今日の夜から絶食である。後3年、人体の観察がつづく。
今夜は劇団の会議。…生きる力になる。

島田美術館

2017-11-06 10:55:50 | モノローグ【エトセトラ】
熊本県芸文祭、学園祭、演劇公演など花盛りのシーズン。今年は関係なくわがカレンダーに沿って充電中。
昨日はファミリー昼食会(七五三)の後、島田美術館に座長と走る。伊東画伯の絵画展を見るためだった。
気張らず、マイペースの伊藤先生。顔が緩む。
なぜ女性に人気があるのか?
人柄だと思う。

内緒の話はあのねのね。
「高齢者の性意識」レポートを書いている。
難航中である。

表情豊かに

2017-11-05 02:12:58 | 夢桟敷◎諸々2017
鏡を見ながら自主トレーニングをする。

「あ」
あ〜、びっくりした!目を見開く。顔を広げる。
「う」
梅干しを食べて酸っぱい!目を閉じる。顔の中心に向かって閉じる。
「お」
お〜、そうだったのか!目が上ずる。縦に顔を伸ばしてみよう。

口の周辺の筋肉を柔軟にすると表情が豊かになる。

とくべつなよる

2017-11-04 08:57:17 | モノローグ【エトセトラ】
とくべつなよる。
33年ぶりに原マスミさんと再会する。
南坪井のBe-9ビルの地下、月と星と夜の世界が炸裂。マスミさんに年輪を感じたがLiveの流れの中でそれを感じなくなった。
懐かしい方々とも会えた。…旅の途中なんだなぁ。
歌は、詩は、シュールな絵となって広がった。

33年前、東京から熊本に舞い戻りライブハウスをオープンした第1弾が原マスミさんだった。企画は熊日新聞ヤング欄M氏。
再会と言えば、山内さん、家近君、伊藤画伯とも……。
Liveが終わってM氏、ブンガマダム、座長の4人でビールで乾杯。何故か、肥後にわかで盛り上がる。ばってん荒川さんも近くにいるような気配。
この33年間での出会いや別れが一気に蘇り、賑やかな「とくべつなよる」が押し寄せた。