山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

グラフィティー

2009-09-12 23:02:31 | 「薔薇色之病室Ⅰ」三部作








 熊本公演が終わって一週間が過ぎた。
一週間ぶりのご無沙汰、劇団夢桟敷「次回公演会議」をおこなう。

 どうもいかん。
 会議中に「女好きの私としては・・・」なる余計なことを言いながら、議事進行である。
 座長の目は攣り上がり、sakiは「ふん、」と鼻で笑い、yukaちゃんは口を尖らせ、higoちゃんは聞きザル、yamatoya言わザル、である。
 男性陣は「ご愁傷様」と心配そうな顔でニッコリ笑った顔が硬い。

 こういう時は「月が出た出た~」と踊りたくなる。
 会議は踊る。

 さて、議題は熊本公演の制作整理と次回公演<大阪>に焦点が絞られる。
 熊本公演の内容をそのまま持っていくことにはならない。
 つまり、稽古を続行していけば、当然、変化・進化する。
 
 タイトル「薔薇色之病室」はそのままにすることは確定した。
 「薔薇色~シリーズ第2弾」である。
 キーワードは「病室」「見世物小屋」「秋葉原事件」「沖縄の戦争」と欲張り過ぎていたので、もう少し焦点を絞り込もう、とも考えていた。
 イメージとして「病室」か「見世物小屋」かいずれかを大幅に削除するつもりだった。
 だが・・・妄想の世界を表していくには複雑怪奇な方が謎めいて面白い。この中に感動も生まれる。・・・劇団夢桟敷の「奇妙奇天烈」「狂気の沙汰」は特徴だ。
 
 世界で最低の劇作家・演出家の立場からすると、・・・登場人物の入れ替え、新たに登場人物を加える、という小細工を思い立ったのである。
 
 朝日新聞のS記者(演劇の記者としては業界TOP)さんから「犯罪」と「戦争」の重複する場面が荒い、と言われた。
 これは演出責任である。責任をとらなければならない。
 大阪事務所のkojimaさんからは、大阪で宣伝する際には「役者の美顔を露出した方が、お客が動く。」とも言われた。
 もっと出演者の顔を出そう。

 など。

 大阪公演は・・・
 
 ■12月25日(金)26日(土)
 ■路地裏の隠れ家 天満天六・音太小屋(ねたごや)
  〒530-0031 大阪市北区菅栄町3-15

 ひとつ。
 私の女好きは芸の肥やしである。洒落です。
 ご安心の程。

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