山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

癌封じ

2015-08-05 17:19:00 | がん治療日記2015-
直腸とリンパ節の癌は切除された。この段階で癌患者ではなくなったと思ったのだが、リンパ節では見えない癌細胞もあるかも知れない。それが増殖して再発することも予想される。油断はできない。完全なる復活とは言えない。様子を見ながら過ごさなければならない。脳梗塞でパタっと動かなくなるかも知れない。流れ弾に当たるかも知れない。更に更に気をつけい、礼!である。
これが正直なところ、今の心境です。ところが、どこの誰かは知らないけれど「山南純平、末期癌からの生還。」なる風評を飛ばしている者がございます。ネットの中です。「完全無敵の癌封じ男」と?
正確に言うと末期癌ではない。その一歩手前です。癌には4ステージあって、末期は第4に当たります。この病棟には第4ステージの患者さんたちも多くいます。頑張ってますよ。戦後70年と言われていますが、病棟のお茶飲みロビーでは人生ドラマを見ます。
私は第3ステージで転移の量によってレベルが3a、レベル3bに分けられます。私は末期に近い3bでありました。
今年の2月に見つけられ、化学療法を受けるための入院や6月まで通院による抗癌化学療法を受けていました。
同時進行で劇団の公演などもありました。約束したイベントも!これまでが最後の詰めだと根を詰めていましたが、根は治めましょう。
さてさて、人の手(美しき白衣の天使)を借りて身体を拭いてもらったりしていましたが、これからは何でも自力で出来るようになりました。

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