山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

心象風景だね

2010-12-09 00:38:24 | モノローグ【エトセトラ】
これまでに言ったことがない概念として「ホンモノ」「一流」などがあります。つまり、私にとって空論だからです。目指すところはそんな空論ではない。
ケーハクな私が、これまでに押えていた概念がいよいよ地下(アンダーグランド)からひょっこり口をつくようになった。もう概念ではない。形になって来た。

それが心象風景です。照れる。テレテレになるが、ここは一つ、勇気だ。

■12月8日(水)熊本市清水市民センター
「かぐや」【36】稽古


ラストの部分稽古である。
この劇は「物語り」なのだろうか?台本を読むと物語りのようにも見えるが、劇は役者で体現されていくものだから稽古中に思わぬモノ・コトを発見する。
劇作家や演出の内部だけではない。役者たちが新しい風景を生み出している。脳で考えていることとは異次元の肉体による心の形だ。ふわ~っ、ふわふわ、・・・稽古場で鬼火のように舞っています。

■役者Do宝シリーズNo.6
夢 現(ゆめ うつつ)
座長俳優・劇作家・制作

今回の「かぐや」の台本を書く。過去、「眠れぬ街」東京1982年(12月)・「炎の回廊」熊本1985年(12月) ・「炎の回廊Ⅱ 不眠症パラダイス」1986年10月~12月につづく4作目となる。実に24年ぶりに劇作家として復活デビューする。
女優としては1979年デビュー。劇団夢桟敷と共に歩み続けてきた。従って、今回の台本も夢桟敷そのものだと言っても過言ではなく、随所に怨念(ルサンチマン)や狂気、愛やメルヘンが散乱する。
日常や「私」のことで悩んだり面白がったりしている女流作家の中では異才を放っているひとり。女優としては百年現役を目指しております。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿